東京メトロは12月13日、南北線9000系初の8両編成となった9109Fを報道公開し、9109Fの運行開始日と13編成の大規模修繕工事と8両編成化について発表しました。
【南北線車両初の8両編成9109F】
既存車両に新造の4号車・5号車の増結中間車を増結し、8両編成となった9109Fですが、2023年12月16日(土)に運行を開始することが明らかになりました。
増結中間車は2021年10月下旬に甲種輸送され、暫くの間、和光検車区新木場分室(新木場CR)に留置されていました。その後、今年5月22日頃には大規模更新と8両編成化された9109Fの姿が現れました。
いよいよ今週末から運行を開始します。
・残り15年~23年まで運行予定
製造から約25年が経過した車両に大規模修繕を施し、40~48年程度使用する方針です。残り15年~23年まで9000系が使用される予定です。
南北線で8両化に伴う大規模修繕が施される既存車には、VVVFをフルSIC(シリコンカーバイド)に、主電動機を全密閉型高効率誘導電動機に変更。
また、床材や化粧板を交換し、液晶ビジョン、防犯カメラやフリースペースが新たに設けられました。また、コスト削減の観点から座席の端にある「袖仕切り」にポリカーボネート板が取り付けられる他、
これまでの大規模修繕で行っていたドアや貫通路扉の交換は見送られた模様です。
【大規模改修工事&8両編成化は13編成対象】
南北線9000系8両編成化及び大規模改修については9109F以外の車両についても施工されることが発表されました。
対象となる車両は、09編成~21編成(9109F~9121F)の13編成とし、2次車~4次車のいわゆるC編成とD編成の車両となる計画です。
【5次車・E編成も大規模更新は施工…?】
鉄道コムの取材記事によれば、8両編成化と大規模改修工事は別個として考えられており、6両編成の大規模改修車も登場する予定です。
東急電鉄では3000系と5080系に全編成を対象に増結中間車を新造・組み込みされていましたが、東京メトロ南北線9000系はわずか1編成分(2両)のみと動向が注目されていました。
現在では、東急3020系や相鉄21000系、都営地下鉄6500形など新製当初から8両編成の車両も往来していますが、未だ6両編成の車両が残るメトロ9000系や都営地下鉄6300形、新車導入検討中の埼玉高速鉄道2000系など、まだまだ注目が集まりそうです。
南北線9000系の8両編成列車運行開始!(東京メトロ)
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東急電鉄では3000系と5080系に全編成を対象に増結中間車を新造・組み込みされていましたが、東京メトロ南北線9000系はわずか1編成分(2両)のみと動向が注目されていました。
現在では、東急3020系や相鉄21000系、都営地下鉄6500形など新製当初から8両編成の車両も往来していますが、未だ6両編成の車両が残るメトロ9000系や都営地下鉄6300形、新車導入検討中の埼玉高速鉄道2000系など、まだまだ注目が集まりそうです。
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