京王電鉄は、「日本一 安全でサービスの良い鉄道」を目指し、自動運転設備を活用したワンマン運転の実現に向け、2025年春より、井の頭線全線で自動運転の実証試験(以下「本試験」)を開始することを発表しました。自動化のレベルはGoA2(※緊急時は運転士による手動運転)段階としています。
【試験時期,実施路線,試験方法・内容】
試験は2025年春頃から井の頭線全線(渋谷~明大前~吉祥寺)間で実施される見通しです。
本試験においては、井の頭線1000系を走行試験車両として使用し、回送列車にて運転士と車掌が乗務した状態で実施する予定です。
試験は昼間、夜間ともに試験を行う予定で、 運転操作全般(加減速)を自動化し、均質な運転を行うことで、定時性向上と省エネ効果を検証するとしています。
また、駅停車時に使用する定位置停止装置(TASC)にて停車精度を向上させ、ホームドア設置計画へ対応していき、本試験の結果を京王線での自動運転化にも活用させていく方針です。
本日は、JR東日本の首都圏主要線区のワンマン運転拡大、小田急1000形1066×4のワンマン化改造工事などなにかと「ワンマン運転」に関する出来事が偶然にも多くなりましたが、今後京王線において、「ワンマン運転」が導入されるのか気になる所です。
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