
2025年3月15日にダイヤ改正が実施されますが、現状発表・公表されている実施事項についてまとめます。
【新幹線】
・東海道新幹線「のぞみ」自由席を3両から2両に減少・3号車指定席化
・6時台の首都圏発の「のぞみ」を最大14本運転 下り臨時1本増加・多客時)
・山陽新幹線へ直通する臨時「のぞみ」を増設(最大8本運転)
・山陽新幹線へ直通する東京発博多行最終臨時「のぞみ」を増設(東京19時00分発の新大阪行定期を、山陽方面へのご利用が多い日には博多行臨時 「のぞみ」として運転)
・新幹線車内のトイレの奇数号車約半数を女性専用化(11号車除く)
【在来線】
・豊橋乗り換え増:名古屋方面⇔浜松直通列車は減便方針(名古屋・静岡)
豊橋駅の電子連動装置の取替により、浜松方面と接続する名古屋方面⇔豊橋の快速列車を7番線で折返し運転とし、豊橋⇔浜松方面の普通列車は同じホームの8番線で折返し運転させる方針が発表されています。
ダイヤ改正後の直通列車や同一ホーム乗り換えの本数については、『直通列車は14本から3本へ、同一ホーム乗り換えは8本から79本へ、跨線橋を渡るのは17本となる。』ことが明記されました。東海道線名古屋口では豊橋乗り換えが大幅に増えることになります。
・JR東日本東京口との直通列車は減便か(静岡)
乗り物ニュースの記事によると『2025年3月ダイヤ改正では、沼津駅まで直通する列車が7往復から5.5往復に減便となる予定です。減便の対象となる列車は、熱海駅で系統を分割する』と言及されており、沼津直通列車に変更、編成の見直しが言及されています。
・普通列車の削減?減車可能性(静岡)
今回公表された労組資料、先月公表された労組資料において車両総数の相違がある点に留意しつつ、ダイヤ改正後に普通列車が3本削減される見通しです。
また、ダイヤ改正後の列車キロ33,400km/日で増減はなし、車両キロがダイヤ改正前の148,530km/日から146,120km/日へ、2,410km/日程度削減される模様です。(※数値は資料より引用)
列車キロの増減がなく、車両キロが減少していることから、編成両数の減少(減車)がダイヤ改正で見込まれます。
※列車キロ:列車が走行したキロ数の累計。
※車両キロ:列車として運転する車両の走行キロ数の累計。(列車キロ)×(編成両数)で表す。
(参考:国土交通省 鉄道輸送統計調査)
・ドア閉のタイミングの変更:停車時間を15秒減らして、発車時刻となってドア閉とし起動開始。ドア閉時の時間分として、運転時分に15秒組み込み(名古屋・静岡)
・373系背もたれカバー変更に伴いホームライナーで座席表を使用した車内改札の変更(静岡)
・焼津駅、西富士宮駅における駅運転体制の見直し(静岡)
・名松線家城駅での夜間留置を再開・回送列車の見直し(名古屋)
などが言及されました。

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