湘南色の部屋(Shonan-color train)

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    当部屋においては、JR東日本を中心に首都圏を走る私鉄各社、全国的な鉄道の気になるニュースなどをお届けしています。
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    カテゴリ: JR九州

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    813系200番台を中心に、コロナ禍後のラッシュ対策として転換クロスシートの削減が行われ、その後全編成を対象としたロングシート化が始まっています。
    有価証券報告書によれば、2038年の完了を目指してリニューアル工事を進めていく計画です。
    2021年以降、813系の一部車両において乗降口付近の座席を撤去して定員を増加させる改造が実施されています。
    改造された際、それぞれ改造元が200番台は「2200番台」に、1100番台の車両は「3100番台」に(原番+2000番台に)改番されています。

    この他、811系リニューアルの工事完成が2028年3月を予定、YC1系2次車(蓄電池型ディーゼルエレクトリック車両)が2027年3月、ディーゼル機関車の新製として完了時期が2027年3月であることが示されました。
    ディーゼル機関車に関しては、1編成のみ導入済みの「DD200 700番台」の増備が有力でしょうか。

    現在、JR九州にはDE10形が熊本車両センターに7両(DE10 1195・1206・1207・1209・1638・1753・1756)と、鹿児島車両センターに1両 (DE10 1755)の計8両が配置されています。
    臨時列車やマヤ34を用いた検測や廃車回送などのほか、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の回送時にも使用されています。


    有価証券報告書(JR九州・該当P50)


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    JR九州の肥薩線の人気の観光列車「SL人吉」のけん引車の国鉄8620形蒸気機関車58654号機は、鉄道ファン7月号によると2024年3月25日付で休止(休車)状態であることが判明しました。

    また、 地元の熱い声を受け、JR九州の古宮洋二社長は引退後の『SL人吉』で使用されてきた蒸気機関車58654号機を人吉市に譲渡することを明らかにしていました。

    その後、人吉市では、58654号機を人吉駅の隣に設置し、今年11月8日にも公開を予定している見通しです。また、今後は『SL人吉』の新しい格納庫も整備し、『SL人吉』が格納庫と展示スペースを移動する、所謂、動態保存を行う考えを示したと複数の報道がなされました。


    ▲人吉市 人吉駅の隣に『SL人吉』を設置し動態保存する考え【熊本】(TKU・テレビくまもと)



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    JR九州は5月10日、決算説明会資料を公表しました。

    【YC1系新製・811系リニューアル他】
    同資料において2025年3月期(2024年度)の設備投資について言及され、博多駅空中都市に向けた鉄道支障移転、YC1系車両新製、811系リニューアル工事などの維持更新投資が実施される予定です。
    また、2024年4月26日からは新D&S列車「かんぱち・いちろく」(2R形)の運行開始されています。

    2024年3月期決算説明会(JR九州)


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    本日付けの労組資料において、幕張車両センターにおいて中央線E233系12両化工事を施工することが明らかになりました。現段階では具体的な作業内容について検討が進められているようです。
    同資料においては、中央線12両化工事の時間軸をとして、2024年度の早い時期より徐々にG車を組み込み始め、10月頃以降には本線に出していく予定になっていると会社側から回答がありました。

    過去の昨年12月27日付の別資料においては、2024年11月のグリーン車組み込み、グリーン車の営業開始時期が2025年3月以降という方針が示されており、組み込みの時期が前倒しになった可能性があります。


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    【【組み込み前倒し!?】幕張車両センターで中央線12両化工事実施予定】の続きを読む

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    JR九州は10/26、老朽化した高速軌道検測車(マヤ車)『マヤ34形』に変わる新たな検測車、多機能検測車『BIG EYE』を開発し、11月から本運用に向けた走行試験を実施すると発表しました。

    【キハ200系多機能検測車「BIG EYE」登場】
    多機能検測車「BIG EYE」(商標権取得申請中)は、2020(令和2)年7月の豪雨災害で被災した車両をリニューアル。各社報道によれば、種車はキハ200系キハ220形-1102としています。
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    (キハ200系『BIG EYE』イメージ@JR九州ニュースリリース)
    高頻度かつ高精度なデータ測定により、これまで係員が実施してきた目視による線路点検や検査業務を抜本的に見直し、より安全で効果的な設備修繕をめざすとしています。
    また、各装置から取得するビッグデータを活用し、安全性と生産性を両立した持続可能なメンテナンス体制を構築する予定です。



    「BIG EYE」の今後の計画としては、2023年11月から2024年3月まで、検測データの精度の検証、機器の耐久性、データ解析のシステム構築など、運用開始に向けた性能評価を行うための走行試験を実施する予定です。「BIG EYE」の実導入については、試験結果を踏まえ、検討を進めていくとのことです。

    JR東日本の「East i-E」やJR西日本の「DEC741」、JR北海道では「マヤ35-1」のような位置付けでしょうか。BIG EYEの今後に要注目です。

    【関連リンク・記事】





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    JR九州は6/30、2023年度の移動等円滑化取組計画書の概要について公表しました。
    西九州新幹線N700S(N700S系8000番台)の追加投入の他、811系リニューアルについて触れられました。

    【N700S追加投入へ!】
    今年度に1編成6両が増備・導入される予定です。
    2022年11月18日に発表されたグリーンボンド(企業や自治体が資金調達を目的として発行する債券)の発行に関するニュースリリースによれば、導入の目的は定期検査に伴う車両不足を補うためとしています。
    JR東海やJR西日本に続き、N700S系の追加投入となりました。





    【811系のリニューアル】
    今年度もJR九州発足後初めて製作した近郊型車両811系のリニューアル改造が進められる予定です。

    リニューアル内容としては、車外デザインの変更の他、日立製SiC素子とIGBT素子のハイブリッドモジュール適用のVVVFインバータ制御装置を内蔵した主変換装置に更新、給電装置もシングルアーム化等です。
    811系のリニューアルは2028年頃までに、現存する全27編成に施工される予定です。

    移動等円滑化取組計画書(JR九州)

    今年度は移動等円滑化の基準に対応した上記以外の新製・リニューアル改造の予定はありません。
    なお、現在415系の置き換えが進んでいるJR九州ですが、記載された事項以外の車両新製についても気になる所です。



    ↑しなの鉄道 2023年度移動等円滑化取組計画書

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    JR北海道は2月9日、「JR北海道グループ カーボンニュートラル2050」を策定し、「水素燃料電池ハイブリッド試験車」の導入・置き換え札幌圏の721系についての車両更新についての関連施策等を発表しました。

    【水素燃料電池試験車 導入検討・置き換えを予定】
    JR東日本で来月3月下旬から実証試験が開始される予定のFV-E991系(HY編成)「HYBARI」(ひばり)に続き、JR北海道でも「水素燃料電池ハイブリッド試験車」の導入を検討していることが判明しました。
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    JR北海道が検討している、水素燃料電池ハイブリッド試験車のイメージです。(画像はニュースリリースから)
    まだイメージの段階で実際の導入される車両と異なる部分が出てくると推測されますが、基本的には、JR東日本のFV-E991系「HYBARI」を踏襲した、青色と水色のグラデーションを基調としたデザインで、水素をエネルギー源とした試験車両のようです。

    現在も、気動車キハ40系列(キハ40形・キハ48形)の気動車H100形「DECMO」(デクモ)への置き換えが進められているJR北海道。
    将来的には、H100形といった気動車が置き換えの対象との位置づけであると推測されます。

    一方で、イメージ画像の段階ではありますが、前照灯(ライト)位置や行先表示機の形が異なっている点、「FUEL CELL TRAIN」のロゴが貼付されている点、乗降扉が片開きの2ドア寒冷地仕様排障器(スノープラウ)といった、JR北海道特有の気象条件に適した車両である点が、FV-E991系と若干異なる点です。
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    (FV-E991系の乗降扉イメージ)
    また、乗降扉(車両ドア)の色がFV-E991系が水色を基調としているのに対し、JR北海道が導入を予定している車両は、より青色っぽい色(藍色?)を基調としている点が違いが見えます。


    ・車両形式、導入時期
    今回導入予定の車両の形式は具体的には判明していません。
    一方で、導入時期に関してはニュースリリースの表より、検討・試行期間とされている~2030年度までの導入、定着期間とされている~2050年度までには、ほぼ完了しているのではないかと推測されます。


    【札幌圏の721系更新へ】
    札幌圏の快速エアーポート・普通列車で使用されている721系について、2030年度までに高効率機器を採用した車両に更新する旨の発表もありました。(車両詳細は不明)
    札幌圏の快速・普通列車で使用している電車333両の約4割にあたる135両を更新」との記述があり、車両詳細は不明なものの、具体的な記述が見られる点から、こちらの更新車両の導入については既に決定事項の可能性が非常に高いです。

    その他の施策については、下記のリンクからご覧いただけます。
    長期環境目標「JR北海道グループ カーボンニュートラル2050」の策定について(JR北海道)


    今は実証実験の段階であるとはいえ、一体今後の車両が水素を燃料としたハイブリット車の量産車の導入を拡大していくのか、車両動向の今後について、また一つ興味を持ちました。

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