
公益社団法人鉄道貨物協会が毎年3月の実施のダイヤ改正前後で発売している「貨物時刻表」において、2023年~2024年3月ダイヤ改正前までのJR貨物の車両動向について詳細が明らかになりました。
各形式ごとに除籍等の動向をまとめてみたので参考として見ていただければ幸いです。
EF64形
今年度、愛知機関区のEF64形1000番台は新たに5両が除籍されました。除籍された車両の内訳は以下の通りです。
・愛知機関区・・・5両(EF64 1008号機、1010号機、1013号機、1017号機、1018号機)
EF65形
新鶴見機関区のEF65形は新たに5両が除籍されました。除籍された車両の内訳は以下の通りです。
・新鶴見機関区・・・5両(EF65 2060号機、2063号機、2065号機、2066号機、2127号機)
EF66形
吹田機関区のEF66形は新たに5両が除籍されました。
除籍された車両の内訳は以下の通りです。
・吹田機関区・・・7両(EF66 109号機、111号機、113号機、116号機、120号機、132号機、133号機)
EF81形
門司機関区のEF81形は1両が除籍されました。
・門司機関区・・・1両(EF81 453号機)
EF210形
EF210形においては計18両の機関区管内の転属がみられました。・旧:新鶴見機関区→新:吹田機関区(計9両)
EF210 326号機、327号機、328号機、329号機、330号機、340号機、341号機、342号機、.343号機
※転属順ではない。
・旧:吹田機関区→新:新鶴見機関区(計9両)
EF210 103号機、104号機、105号機、106号機、107号機、108号機、109号機、114号機、.115号機
※転属順ではない。
ED76形
門司機関区のED76形は2両が除籍されました。
・門司機関区・・・2両(ED76 83号機、1016号機)
DE10形/DE11形
今年度、DE10形・DE11形ディーゼル機関車は新たに7両が除籍されました。除籍された車両の内訳は以下の通りです。
・仙台総合鉄道部・・・4両(DE10 1729号機、3507号機、3508号機、DE11 1029号機)
・新鶴見機関区・・・3両(DE10 1666号機、DE11 2002号機、2003号機)
その他の形式
その他、HD300 29号機が新鶴見機関区から苗穂車両所へ転属が確認できた他、2020年11月から苗穂車両所に入場し動向が注目されていた、DF200 901号機の除籍等が確認できました。2024貨物時刻表(公益社団法人 鉄道貨物協会)
2024年度以降も引き続きEF210 300番台、EF510 300番台の新製が既に発表されています。
特に九州地区向けEF510 300番台の製造は急ピッチで進められている他、新鶴見機関区のEF65、愛知機関区のEF64、吹田機関区のEF66等の置き換えも進められています。
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