2024年3月ダイヤ改正後も運用を続けている大和路線201系。
JR西日本が5月30日に、2025年度にも新今宮駅に「可動式ホーム柵」が設置・使用開始される見通しであることが明らかになりました。
・新今宮駅に「可動式」ホーム柵導入へ
今回、2025年度に「可動式ホーム柵」が導入される見通しであるのは、新今宮駅の2番のりば(大和路線、阪和線、関西空港線)と、3番のりば(大和路線、大阪環状線・外回り)です。
※なお、1番のりばと4番のりば(いずれも大阪環状線内・外回り)については2022年度に設置・使用開始済みとなっています。
車両の扉位置などの物理的制約が掛かる(つまり、位置が異なる列車には対応できない)「可動式ホーム柵」を設置する見通しで、順次引退が公式発表されている他、既存車両と扉数が異なる4ドア車両の201系についてはホーム柵設置以前に完全引退となることが必至です。
・2024年度末までにも引退(報道)
今から約2年前の報道記事ですが、読売新聞オンラインの報道記事において、201系は「24年度末までに引退する予定」と報じられており、ホーム柵整備が始まる2025年度と2024年度末までに引退することは整合性が取れています。
新今宮駅に乗り入れている阪和線・関西空港線においては、221系・223系・225系や、大阪環状線(323系)などは既に3ドアの車両で運行されています。
なるべく同じ扉数の車両数で統一し、その後、ホーム柵設置の流れが加速していく動きは、自然な流れとなっています。
2025年度には新今宮駅の他にも、神戸線の神戸駅3番・4番のりばに「昇降式ホーム柵」が整備される見通しです。
~駅のホームの安全性向上にむけて~ 神戸駅 3 番・4 番のりばの「昇降式ホーム柵」、 新今宮駅 2 番・3 番のりばの「可動式ホーム柵」整備着手(JR西日本)
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