JR東日本が所有していた旧田端運転所EF65形の中で1両のみレインボー塗装を纏い、異彩を放っていたEF65 1118号機の廃車から間もなく9年が経とうとしています。
そんな中、本日、JR貨物大宮車両所で「EF65」の文字とレインボー風の塗装を纏った、ナンバープレートが「EF65 1118」となっているEF65形らしき車体が目撃されたとのポストが俄に話題を呼んでいます。(→情報元を示したポスト)
【EF65 1118号機振り返り】
EF65 1118号機は悲運の列車として、鉄道ファンの間でも知られています。
国鉄の直流電気機関車として、落成したEF65-1118号機は、寝台急行「銀河」などのけん引機として活躍し、1998年からジョイフルトレイン「スーパーエクスプレスレインボー」の2代目の指定牽引機として、国鉄特急色から大きく「EF65」と書かれた真っ赤な塗装(後にレインボー塗装)に生まれ変わったりました。
2000年のスーパーエクスプレスレインボー廃止後、主に工臨や臨時列車の牽引機として活躍してきましたが、2015年10月17日の新津工臨の送り込み中に、高崎線北本駅~鴻巣駅で車両の電源火災が発生し自走不可になりました。その後は後続のけん引機によって救護され輸送されました。
2015.11.26 中央本線(中央東線)
— ぬ べ こ こ ふ ぉ と (@3010B_H5H2photo) May 26, 2020
配9638〜配9433レ 長野配給(廃車回送)
東大宮操~八王子~長野(長野総車セ)
EF64-1053[高]②+ムドEF65-1118[田]
@八王子 pic.twitter.com/7M3EYNZDlg
当時の鉄道ファンの間でも復活が願われてきましたが、無念にも修理不能と判断され後に長野総合車両センターへ廃車回送されました。
関東地方だけではなく、近畿地方でも幅広く活躍していた同機に突然襲った車両故障の影響で、あっけなく長野に廃車回送されたEF65 1118号機。令和の時代にまさかの2代目が登場の話題が出てきており、正直驚いていますが、一体どのような形でお目見えするのか期待しても良いでしょうか。
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