JR貨物は、2024年7月31日付で伯備線用の直流電気機関車4両の一般競争入札について公告しました。資材調達情報並びに入札公告に詳細が記載されています。
今回入札の対象となった4両の納入期間は、2026年10月1日から2027年6月30日までとし、2026年度後期～2027年度前期頃にも実車が導入される見通しです。

伯備線では現在、愛知機関区のEF64 1000番台による運用が続いていますが、2020年頃にEF64形の代替とも読み取れる電気機関車導入計画が公表されていました。また、伯備線においてはEF64形以外に2023年11月にはEF210 147号機が伯備線に入線しています。
今回、入札公告で明らかとなった「伯備線用直流電気機関車」4両がEF210号機なのか、将又、別形式の新形式の電気機関車を導入するのかは定かではありません。

なお、日本貿易振興機構（JETRO・ジェトロ）の公式ホームページによれば、伯備線用直流電気機関車6両が令和5年4月1日～令和9年3月31日にも導入される計画（意見招請）がありましたが、その後はそれに関する情報は出ていませんでした。伯備線の他にも、EF64形の運用実績のある中央線向けの直流電気機関車についても言及されています。


・JR貨物 資材調達情報ホームページ（JR貨物）
・入札公告の詳細（JR貨物）
・①東海道・山陽線用直流電気機関車26両、②伯備線用直流電気機関車６両、③中央線用直流電気機関車７両（意見招請に関する公示）（日本貿易振興機構・JETRO）