JR西日本は2024年5月17日、2024年7月~9月に運転する夏の臨時列車について発表しました。山陽新幹線においては、700系「ひかりレールスター」を使用した臨時列車が運転される見通しです。
【700系「ひかりレールスター」臨時列車】
700系「ひかりレールスター」を使用した臨時列車は以下の3列車です。
・「ひかり691号」新大阪11:47発→博多14:23着(7月13日のみ運転)
・「ひかり699号」新大阪17:27発→博多20:06着(8月9日のみ運転)
・「ひかり699号」新大阪17:14発→博多19:55着(8月10日のみ運転)
[臨時列車 停車駅]
「ひかり691号」:新大阪、新神戸、岡山、広島、新山口、小倉、博多
「ひかり699号」:新大阪、新神戸、岡山、広島、新山口、小倉、博多(8月9日のみ運転)
「ひかり699号」:新大阪、新神戸、岡山、広島、徳山、新山口、小倉、博多(8月10日のみ運転)
今回増発される、700系レールスターを使用した臨時列車は、上記3列車となる計画です。
ひかり691号は「臨時さくら581号」(九州新幹線直通列車)のスジ(列車ダイヤ)を踏襲していますが、ひかり699号についてはどの列車とも被りのない独自設定の列車であることが推察されます。
・久々の新大阪→博多便
2023年3月18日実施のダイヤ改正により、博多発新大阪行き「ひかり592号」が「こだま」との統合により廃止となりました。
更に小倉発(岡山行き)「ひかり590号」が新下関発(岡山行き)に変更され、定期の「ひかりレールスター」は上り1本のみの運行になり、博多〜新下関間と、岡山〜新大阪間の近畿圏・九州からの定期運行が終了しました。
・フルカラーLED行先表示が搭載
2024年5月17日には、禁煙車マークなし・フルカラーLED行先表示が搭載された700系E8編成が出場しており、現時点では「ひかりレールスター」車両に関しては置き換えの計画はないものの、500系の置き換えも発表された今となっては油断は禁物でしょうか。
2024.5.17
— かんはか (@Kanhaka_500_V4) May 17, 2024
700系E8編成 全検明け試運転
禁煙車マークなし&フルカラーLED行先表示搭載のレールスターが、綺麗な車体を輝かせながら博多駅に堂々と現れました pic.twitter.com/XNy9fYNJLf
いずれにせよ、久々に昼間時間帯に新大阪を出、定期運行を終了した区間の走行と速達性の優れた、実質「のぞみ」号や、「さくら」号で運行される予定の700系「ひかりレールスター」。
山陽新幹線を駆けぬく姿が楽しみですね。
【関連記事】