湘南色の部屋(Shonan-color train)

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    当部屋においては、JR東日本を中心に首都圏を走る私鉄各社、全国的な鉄道の気になるニュースなどをお届けしています。
    日々勉強しながら、まとめ記事・撮影記録の記事などご案内しております。

    2022年07月

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    東京臨海高速鉄道では、2024年の新型車両運行開始に向けて各種調整が進められています。
    続々と公表されている一部の新型車両の仕様について、まとめていきたいと思います。

    【新型車両について】
    2018年6月11日付発表の「東京臨海高速鉄道株式会社経営改革プラン」で初めて、りんかい線の新型車両導入について言及されました。
    当初は、2022年度の新車両導入を目指し、新車両の導入に向けた車両基地構内への留置線の増線等、計画が進められていました。
    その後、2021年5月28日付の『経営改革プラン(2021年度~2023年度)』によれば、新車についての一連のスケジュールが更新され、実質的に2年程延期の2024年中の運行開始が発表されました。

    また、同プランでは『製造から25年が経過した⾞両を、より快適な⾞内空間を有する新型⾞両に置き換える』との記述も見られ、これまで触れていなかった、既存車両70-000形の処遇について置き換える方向で調整が進められていることが確実となりました。
    2020年11月時点・・・構造等の仕様を検討&ベース⾞両の選定を決定
    2021年度・・・ 構造等の仕様を検討 ⾞両の搬入・搬出方法の検討。
    2022年度(計画)・・・ 構造等の仕様を確定 ⾞両の搬入・搬出方法の確定
    2023年度(計画)・・・各種手続きの完了、試運転・新⾞両の乗務員訓練の実施完了
    2024年中(計画)・・・新車運行開始
    2022年度は、新型車両の導入準備が引き続き進められる予定で、車体構造等の仕様と車両の搬入と搬出の方法が確定される計画です。

    続いて、これまでに公表された新型車両に関する情報をまとめます。

    中期経営計画2022(PDF:13ページが該当)~
    ①車体幅の拡幅による混雑時の圧迫感の緩和
    ②視認性の高い車内案内表示器
    ③空気清浄機能の搭載
    ④手すり・吊手の利便性向上
    ⑤全車両への防犯カメラ設置
    ⑥通話機能を有した非常通報器の搭載
    ⑦現行車両よりも車両床面の高さを50mm低くする


    (⑧)全ての車両にフリースペース [計画推進 段階]

    としています。
    新型車両について、①より「拡幅車体」であることが初めて言及されました。
    ①と関連して、⑦JR東209系をベースに製造された、りんかい線70-000形の床面は、共に1,180mmとされています。
    新型車両の床面の高さが従来車より50mm低くなるとすれば、現在、JR埼京線に乗り入れているE233系7000番台や、山手線、総武快速線などで走るE235系が基本的な車体のベースになる可能性があるとものと推測されます。


    2023年度には『試運転・新⾞両の乗務員訓練の実施』の記述が見られることから、今年度中から遅くとも来年度初頭までには、車両デザインの詳細が発表されることでしょう。

    続々と明らかとなる情報を基に、ファン同士の間でも様々な考察が飛び交っていますが、どのような車両に決定されるのか、とても楽しみですね。

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    京成グループは、7月29日付の中長期経営計画のニュースリリースを公表し、新型3200形(2代目)を導入が検討されていることが初めて明らかになりました。

    【「3200形」導入を検討】
    2022年度~2024年度の計画期間とした中期経営計画「D1プラン」の中で、初めて言及された「3200形」。

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    京成グループ長期経営計画「Dプラン」及び中期経営計画「D1プラン」の策定について
     該当PDF・P29(京成グループ)


    車両デザインや概要については明らかになっていないものの、編成車両数が変更できる新形式車両(3200形)の導入』との記述がみられました。

    京成では、現在3400形が3編成、3500形4両編成×3編成・6両編成×5編成、3600形4両編成×1編成・6両編成×1編成など、数多くの経年車が運用入りしています。
    3000形の導入や、3100形導入による3050形の転用等でこれらの経年車の置き換えが進められていますが、一方で置き換え計画にも変更があるようです。

    【3100形の導入計画変更】
    京成電鉄はバリアフリー法に基づく2021年度の移動等円滑化取組計画書で当初、3100形について、2021年度~2024年度までに5編成新造(2021年度:2編成、2022年度:1編成、2024年度:2編成)の記述が見られましたが、翌年度(2022年度)の同計画書では記載を削除しています。(なお、2021年度分2編成については落成済み。)

    変更理由として『車両新造計画変更のため』と公表されています。

    移動等円滑化取組報告書(鉄道車両)(2021年度 京成電鉄移動等円滑化取組計画書)
    移動等円滑化取組計画書(2022年度 京成電鉄移動等円滑化取組計画書)

    3100形は、7/30時点で6編成(3151F~3156F)が新造されていますが、その後の計画については不明でした。
    今回の「3200形」導入と移動等円滑化取組計画書の車両新造計画の変更に何らかの因果関係があるものと推測されます。

    まだまだ先の読めない、経年車の置き換え計画。
    今後の情報にも要注目です。

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    東急電鉄では、東横線に有料座席指定サービス「Q SEAT」を2023年度以降に東横線へ拡大させることを発表しました。

    【2路線目となる「Q SEAT」サービス】
    2023年度以降に導入が予定されている「Q SEAT」サービスですが、大井町線(6020系、6000系一部編成)に続き、2路線目の導入となる見通しです。
    大井町線と同様に、「Q SEAT」サービス車両として運用するロング・クロス転換車両が導入される予定です。

    ・Q SEAT車両外観「ピンクがかっている赤色」?
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    本日発表されたニュースリリースでは、東横線用の「Q SEAT」の車両外観が明らかになりました。
    車両は純粋な桜色ではなく、より明度が低い赤色のラッピングされる予定であることが伺えます。

    現在4112F(旧5166F)の4号車と5号車にあたる部分に無塗装車が組み込まれていることから、これらの車両や、に対して今後ラッピングされる見通しです。


    【サービス内容】
    29日付のニュースリリースによれば、『営業線での運行開始時期や、詳細なQ SEAT」サービス内容(運行区間・運行種別・料金体系・購入方法等)は改めて、お知らせいたします』とし、具体的な詳細については後日の発表となるようです。

    現在、相互直通運転が実施されている東急線他4社(横浜高速鉄道線、東武線、東京メトロ線、西武線)との兼ね合いに加え、今後開業が予定されている相鉄線との車両運用を柔軟に行うことができるのか注目ポイントとなりそうです。

    東横線におけるロング・クロス転換車両の導入について(東急電鉄)

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    7/27、相模線205系2編成(R6編成とR9編成が連結)について、国府津(国府津車両センター)から長野総合車両センターまで配給輸送が実施されました。

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    真夏の昼前に、東海道貨物線を205系(MT61・界磁添加励磁制御)のモーター音を唸らせ通過していきました。

    今回は初めての長野総合車両センターへ入場となるため、けん引機が前回・前々回のEF81形とは異なり、EF64形(配給輸送は1030号機)が充当されました。
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    今回の配給輸送で、廃車・解体(見込み含む)車両は全6編成となりました。

    長野総合車両センターの配給は今回が初めてとなり、残る7編成についても順次郡山総合車両センター若しくは長野総合車両センターへ配給輸送される見通しです。

    この後、中央線快速電車E233系H57編成の性能確認試運転を撮影しましたが、詳細は別記事にて公開中です。是非ご覧ください。




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    7/27に中央線快速電車E233系0番台のトタH57編成(10両の内6両)にグリーン車2車を組み込まれた8両編成が、中央線~東海道貨物線内(山手貨物線・品鶴線経由)で試運転が実施されました。

    試運転列車に充当されたのは、中央線快速電車E233系0番台の内、先日8両化が確認されていたトタH57編成でした。
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    シャッタースピードを間違え、幕が切れてしまったのが残念です。
    E233系0番台の試運転は、2020年6月に出場したT71編成以来で、グリーン車を組み込んでから初の事例でした。
    試運転は国府津駅まで実施されました。
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    新造されたグリーン車と普通車の乗降扉の窓の形が違うことが確認でき、少し違和感を覚えます。
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    H57編成に暫定的にグリーン車が組み込まれているのか、否かについては不明ですが、真夏の東海道貨物線を走行し、今後試運転の機会があれば別の撮影場所でも撮影を楽しみたいところです。

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    【2022/7/25(月) E235系クラF-19編成 J-TREC新津を出場】
    本日、横須賀・総武快速線向けのE235系基本編成(11両)の第19編成目に当たるクラF-19編成が総合車両製作所 新津事業所 (J-TREC新津)を出場しました。増結編成を含む、車両全体としては35本目の出場となります。

    同日中に、信越本線の一部区間で性能試運転が実施され、後日、所属先の鎌倉車両センターまで輸送される見通しです。著作権法、Twitterの利用規約の範囲内で掲載しています。
    なお、掲載にあたりご意見がございましたら、この記事から上記の埋め込みツイートを削除させていただきます。

    また車両用信号炎管も未設置の他、尾灯部分は非クリアテール仕様です。(車内の仕様については不明)

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    2022年7月23日(土)に、成田エクスプレス用E259系2編成が国府津車両センターへ回送されました。
    先日の回送の様子は撮影できなかったので、本日、同車両センターへ観察しに参りました。

    まずは海側の相模線205系の車両群から。

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    手前の編成は不明ですが、奥の編成がコツR2編成、コツR8編成と縦列留置されていました。
    既に4編成(コツR3編成、コツR4編成、コツR5編成、コツR7編成)が郡山総合車両センターへ廃車・解体のため入場し、上記の車両群についても順次、同様の流れになっていくでしょう。


    続いて山側へ。
    昨日回送されていた2編成が連結した状態で留置されていました。
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    下曽我側の車両はクラNe016編成と確認できましたが、国府津側の車両の編成番号は確認できませんでした。

    踊り子E257系が手前側に留置されており、見づらいですが相模線205系縦列駐車とE259系2編成も見られました。

    • 2018年に国府津車両センターで公開された際に展示されたり、2012年12月から2020年3月までは「マリンエクスプレス踊り子号」として東海道本線~伊豆急行線を結ぶ列車に充当されたり、6両としては数年ぶりの走行・留置でした。
    • 12両(2編成分)の入線は2009年9月末10月下旬頃以来の12~13年ぶりのようですね。

    本日、鎌倉車両センターで催された「YOKOHAMA SeriesE233 3種盛り!! 鎌車セ撮影会」に伴う、容量スペースの関係で一時的な疎開?の動きと推測されます。

    過去には、鎌倉車両センターの近郊形車両E217系、通勤形車両E235系1000番台の入区もありましたが、中々目にすることができない、E259系の入区が見られて良かったです。


    (参考)




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    東京メトロでは、有楽町線(小竹向原~新木場間)において、ワンマン運転が実施されることが正式に決定、概要が20日に発表されました。

    【ワンマン運転は来月6日(土)から】

    20日発表のニュースリリースによれば、2022年8月6日(土)からワンマン運転が開始される予定です。

    現在、ワンマン運転が実施されている有楽町線・副都心線の和光市~小竹向原間に加え、新たに小竹向原~新木場間に新たにワンマン運転区間が拡大し、有楽町線全線がワンマン運転となる見通しです。
    なお、ワンマン運転導入に際してのダイヤ変更は実施されないとのことです。

    有楽町線小竹向原駅~新木場駅間でワンマン運転を開始します(東京メトロ)


    2021年の事業計画で初めて検討されていることが確認、今年(2022年)の事業計画でも検討段階でした。

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    東急電鉄とJR北海道は、一昨年(2020年)と昨年(2021年)夏シーズンに運行された「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~」について今年も運行されることが発表されています。
    客車の2100系R-5編成(THE ROYAL EXPRESS)と電源車のマニ50が送り込みのため、伊東(伊豆高原)から、手稲までJR貨物による甲種輸送が実施されています。

    前々回、前回とほぼ同じ場所で撮影したので、今度は別の場所で撮影することにしました。
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    小雨が降る中、早朝の東海道貨物線をゆっくりと通過していきました。
    今回は、EF65 2070号機(国鉄色)がけん引機に充当され、宇都宮貨物ターミナルではなく新鶴見信号場までけん引した模様です。

    ちなみに、前々回(2020年)はEF65 2127号機(カラシ)が、前回(2021年)EF65 2139号機(国鉄色)がけん引機に充当されました。

    3度目となる来道。
    これから暫く、東海道沿線では見ることはできませんが、北海道内のツアーが全工程行われることをお祈りいたします。

    これまでにない世界に誇る旅舞台「さあ、煌めく旅にでかけよう」


    送り込み~試運転~返却までの大まかな流れ(2022年)
    ここで、2022年度の北海道送り込み~返却までのけん引機をまとめていきたいと思います。
    ※順次更新。参考程度にご覧ください。
    -----------------甲種輸送(送り込み)---------------
    2022年7月18日(月)~19日(火)? 甲種輸送けん引機①EF65-2070号機が伊東へ。

    ・2022年7月19日(火) 甲種輸送けん引機①EF65-2070号機。(伊東→新鶴見信号場)

    ・2022年7月19日(火)~20日(水) 甲種輸送けん引機②EH500-80号機(新鶴見信号場→青森信号場)。

    ・2020年7月20日(水)~21日(木)? 甲種輸送けん引機③EH800-12号機(青森信号場→五稜郭間)。

    ・2022年7月21日(木) 甲種輸送けん引機④DF200-119号機(五稜郭→手稲間)。


    -----------------試運転(初回のみ)-----------------

    -----------------本運転-----------------

    -----------------甲種輸送(返却)-----------------

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    ↑2021年送り込み



    ↑2020年送り込み
    【【3度目の夏-北海道へ-】伊豆急2100系「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~」客車・電源車の甲種輸送が実施される】の続きを読む

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    本日未明、東急目黒線5080系5185F(6両)が相鉄直通対応化改造を終え、J-TREC横浜を出場しました。
    出場の際、5183Fと5185Fに組み込み予定の増結中間車(2+2両)が連結されました。

    5080系 相鉄直通対応改造工事が完了】
    今回出場した5185F(6両)は、最終入場車両として、2022年4月7日~8日にかけて長津田から逗子にかけて輸送され、その後、総合車両車両製作所 横浜事業所(J-TREC横浜)に入場しました。そして19日未明に対応改造工事を終え出場しました。


    著作権法、Twitterの利用規約の範囲内で掲載しています。
    なお、掲載にあたりご意見がございましたら、この記事から上記の埋め込みツイート(外部リンク)を削除させていただきます。

    5185Fの出場により、全10編成の相鉄直通対応改造工事が完了したものと推測されます。

    (表)
    入場日(甲種輸送日・回送日)と出場日(甲種輸送日・回送日)、改造場所をまとめた表を作成しました。甲種輸送は全日程を、自走回送は入場したその日を示しています。(※誤りがある場合には特設サイトまでご連絡下さい。)
    画像3
    J-TREC横浜→総合車両製作所 横浜事業所、東急テクノ→東急テクノシステム 長津田工場、赤太字→8両化、黒太字/斜字→8両化予定、細字→6両)

    J-TREC横浜で改造されたのは、全10編成の内7編成で、東急テクノで改造されたのは全10編成の内、3編成でした。

    3000系とほぼ同じ割合J-TREC横浜で改造→全13編成の内9編成・全体の約69%で、東急テクノで改造されたのは全13編成の内、4編成・全体の約31%)で改造場所が振り分けられた模様です。

    【5080系 増結中間車2編成分が落成】
    5185Fの出場と共に、増結中間車2編成分(計4両)も同時に出場しました。
    中間車は車両番号が「5485+5585+5483+5583」となっていることから、5485+5585が5185Fに、5483+5583が5183Fに後日編入され、それぞれ8両化される見込みです。

    なお、5185Fについては出場時点では増結中間車が組み込みされておらず、改番も見受けられませんでした。

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