
4/30、JR貨物の新鶴見機関区に所属しているEF65形の内、3機が宇都宮貨物ターミナルまで無動力回送されました。宇都宮貨物ターミナル駅構内では、今年2月にEF65 2075号機、2094号機の解体が確認されており、今後の動向が注目されます。
4/30発の4093列車で無動力回送されたのは、EF65 2138号機,2117号機,2057号機の3機で、いずれも新鶴見機関区所属の更新色として残存していました。
武蔵野ライナー@musashinoliner
2022/04/30
2022/04/30 13:31:43
4093レEF66 113+EF65ムド(2138+2117+2057)
EF65更新色、宇都宮タ疎開回送。
これで稼働中の更新色はカラシ含め3機のみに…。 https://t.co/GKWi6cLpvd
※著作権法、Twitterの利用規約の範囲内で掲載しています。しんつるみゆき@Hiroshi651059
4/30、運用を離脱した新鶴見機関区のEF65 2138+2117+2057号機が、4093レで宇都宮タへ疎開回送。貨物色が4機つらなる圧巻の編成でした。 https://t.co/lcOjqnviOD
2022/04/30 20:53:40
なお、掲載にあたりご意見がございましたら、この記事から上記の埋め込みツイートを削除させていただきます。
全般検査出場から経年が長く、且つ検査時期を迎えているEF65 2093号機(青プレ)、2095号機(青プレ)が高崎機関区に疎開中です。(下記、参考の表を参照。)
2075号機、2094号機は一度高崎機関区に疎開後、新鶴見機関区に返却、後日ナンバープレートが撤去された状態で、無動力で宇都宮貨物ターミナルまで無動力回送されています。
今回は3機ともにそういった動きは見られませんが、あくまでも「疎開」目的で回送されたのか、「廃車・解体」のために輸送されてきたのか、否かの判別は難しい点です。
ただ、2085号機が全般検査のため大宮車両所を出場する前の試運転では、「最終全検」のHMが掲げられたことから、2085号機をもってEF65全体の全般検査が終了した可能性が推測されていて、今回回送された3機については、全般検査を施工したり、運用に復帰する可能性がかなり低いと考えられます。
【参考:EF65形全般検査出場順】
4/30時点で入籍している車両を、全般検査順(※各サイト様の情報を基に作成)に並べました。
なお、「~月頃」や「~月○旬頃」については当方で調べましたが、詳細な日時が確認できなかったまたは根拠が少なかったことの理由で、大雑把な時期ですが表記しています。

※突発的な故障や検査等の関係で、「運用中」の車両が「休車」、「休車」の車両が「運用中」と示している可能性があります。ご注意下さい。
「押し桃」こと、EF210 300番台も339号機まで増備が進められています。
300番台の中で、326号機~330号機の5機が新鶴見機関区に配置されています。(301号機~325号機、331号機~339号機は吹田機関区に配置されています。)
2022年度も、300番台の車両を10両程度増備する計画の模様で今年度、新鶴見機関区に配置される予定の車両がどれだけあるのかも注目ポイントです。
【関連記事】