
こんばんは。
東北本線盛岡~一ノ関間に定期運行されているジョイフルトレイン485系700番台「ジパング」。
JR東日本盛岡支社は8/31、定期運行を終了する旨の発表をしました。
【「ジパング」登場】
「ジパング」は、いわてデスティネーションキャンペーンに合わせて2012年4月に登場。
ジパングの先頭車の1号車・4号車は、高崎支社所属の「リゾートやまどり」の改造工事によって余剰車両となっていた「やまなみ」の先頭車クロ485-4・クロ484-6が種車で、それぞれ700番化されました。(クロ485-4⇒クロ485-704、クロ485-6⇒クロ484-706)
中間車の2号車・3号車は、青森車両センター(現:盛岡車両センター青森派出所)所属の485系3000番台を改造し、車番号はそのまま3000番台を流用しています。
【「臨時列車運転→廃車」の流れか…(推測)】
JR東日本盛岡支社によると、9月26日をもって定期運行を終了し、10月10日に臨時列車「ありがとう ジパング」を運行&記念乗車証がついた専用旅行商品を販売するとのことです。
(→「ありがとうジパング」旅行商品発売のお知らせ/JR東日本盛岡支社)
485系のジョイフルトレインとしては、かつて新潟・秋田エリアを中心に運行してきた「きらきらうえつ」や「NO.DO.KA」、水戸エリアの「リゾートエクスプレスゆう」、高崎エリアの「宴」や房総エリアの「ニューなのはな」などの車両は臨時列車を運行したのち、「廃車回送→車両全車解体」という流れが過去にありました。
(※再改造された「やまなみ」「せせらぎ」除く)
プレスリリース内には直接の言及はなかったものの、個人的な推測の範囲になってしまいますが、「ジパング」も臨時列車を運行した後には「廃車解体」という流れになっていくのが、これまでの動きから可能性が大きいと考えられます。
【ジパング引退後は「リゾートやまどり」「華」のみに】
残るJR東日本の485系は「リゾートやまどり」「華」の2編成、12両のみとなります。
両車両ともに秋季に臨時列車が既に発表されています。両車両の動向にも注目ポイントとなりそうです。
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