湘南色の部屋(Shonan-color train)

「湘南色の部屋(Shonan-color train)」へお越し下さいまして、誠にありがとうございます。

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    当部屋においては、JR東日本を中心に首都圏を走る私鉄各社、全国的な鉄道の気になるニュースなどをお届けしています。
    日々勉強しながら、まとめ記事・撮影記録の記事などご案内しております。

    2021年07月

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    JR九州は7月28日、2022年(令和4年)秋ごろをめどに開業する西九州新幹線 (武雄温泉~長崎間)に導入されるN700S「かもめ」について、最新の車両デザインを発表しました。
    昨年の2020年10月28日に発表された一部車両デザインも含め、より詳細な車両デザインを見て行きたいと思います。


    <エクステリアデザイン>
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    (JR九州プレスリリースより)
    『九州らしいオンリーワンの車両』として号車番号、車両ロゴデザイン、毛筆列車名デザインについては、既存の九州新幹線800系「つばめ」の車両デザインを踏襲しています。

    さらに今回の最新デザインでは、鼻先・ライト周りの黒縁のデザイン、赤いラインの追加などの変更が加えられている点がポイントでしょうか。
    特にライト周りの黒縁、赤ラインの追加は、他社(JR東海・JR西日本)のN700S車両と差別化を図る狙いが如実に表れているのがよく分かると存じます。

    (参考)N700S「かもめ」2020年10月発表時と比較
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    左が昨年
    2020年10月28日(当時)発表された車両デザイン、右側が今日発表されたデザインです。
    2車比べてもだいぶ印象が変わったことが明らかではないでしょうか。


    <インテリアデザイン>
    続いて、インテリアデザインについて見て行きたいと思います。

    1号車(指定席)
    菊大柄
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    一見黒色のシートに見えますが、カラーコードで検索してみると「#413736」は重い赤色を表しているようです。視覚的には別の色ですが、重厚感溢れるシートデザインに感じます。
    2号車(指定席)獅子柄
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    獅子は邪気を払う魔除けの意味を持つ獅子の文様が定着し、後述する牡丹唐草と組み合わせた文様が多くみられます。
    灰緑色のシートで、深々しい新緑の雰囲気を味わうことができそうです。


    3号車(指定席)唐草(模様)
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    唐草は、草の種類ではありません。
    イスラム美術の一様式で、英語では「
    Arabesque(唐草模様の,アラビア風意匠の)」と訳されます。こちらもカラーコードを調べると『淡い、濁ったオレンジ色』のようなシートを採用しているようです。

    4号車~6号車(自由席)
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    自由席は黄土色のシートとマス目基調の床デザインのようですね。
    コンセプトの「新幹線つばめ」のDNAを持続させ、変化・進化させて「新幹線かもめ」を表現している点がポイントでしょうか。

    JR九州発表:西九州新幹線車両デザイン決定!!(2021/7/28発表)

    各車両ごとに、シートデザイン・床デザインが違うので乗り比べるのも楽しいかもしれません。
    昨年10月発表時よりも数段かっこ良い、大人びたデザインになっていますので、実車登場・走行シーンが今から待ち遠しいですね。

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    【2021/7/27(火) E131系500番台横コツG-02編成 J-TREC新津事業所を出場】
    今年度秋ごろから運用を開始する予定の相模線向けE131系500番台の第二編成目に当たる、横コツG-02編成が総合車両製作所(J-TREC)新津事業所を出場しました。
    同車両は、出場後、信越線内の一部区間で性能試運転が実施される見通しです。

    著作権法、Twitterの利用規約の範囲内で掲載しています。
    なお、掲載にあたりご意見がございましたら、この記事から上記の埋め込みツイート(外部リンク)を削除させていただきます。

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    (画像は先日撮影した東海道貨物線内の性能試運転の様子)


    先日7月26日(月)には、東海道貨物線の国府津~茅ケ崎間で性能試運転が実施されました。
    総合車両製作所新津事業所では、E131系500番台の製造が進められていて今秋のデビューに向けて下準備が進められています。

    【参考】~落成順(編成)2021年度~
    G-01・・・7/12落成、公式試運転実施⇒7/16配給輸送

    【関連記事】

    性能試運転の様子は上記から!

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    こんばんは。
    JR東日本横浜支社は、相模線E131系500番台を今期秋ごろにデビューを予定していると、プレスリリースで発表しています。投入される相模線用の500番台の内、量産先行車の横コツG-01編成が2021年7月26日(月)から東海道貨物線内性能試運転(国府津~茅ケ崎間)を数往復実施されています。8HTGW6vl9zpcTCj1627293439_1627293454(試9832M 相模線E131系500番台横コツG-01編成)
    今月16日(金)に配給輸送されたE131系500番台の東海道貨物線内(国府津~茅ケ崎)で性能試運転が始まりました。
    湘南の海のさざ波をイメージしたドット模様と前面オオイ(前面FRP)の部分の青々しい色が、車両を引き立てているように見えます。
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    今日から始まった試運転ですが、車両の性能試運転のようですね。
    E131系のドア付近を拡大してみると、試験用のケーブルがテープで止められているのが分かります。
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    (試9833M 相模線E131系500番台横コツG-01編成)
    下り列車もほぼ同じ場所で撮影しました。
    東海道貨物線を下る4両編成の車両…横須賀線・総武快速線E235系1000番台(増結編成)の時以来でしょうか。
    曇り模様の中で通過でしたが、まぁ良かったです。
    定期列車だと夜間に走行するので、明るい内に撮ることができるのは試運転時のみのようです。

    同日中には、東京2020オリンピック臨時快速列車が小田原~伊東間で運行されたり、伊豆急行に譲渡された元209系2100番台が伊豆急下田駅横の留置線に疎開回送されたようですね。

    E131系500番台の試運転は、今後も実施される見通しだと思いますので、追っかけて行きたいです。

    【関連記事】

    ↑E131系500番台G-01編成が国府津へ配給輸送されたときの記録です。↑


    ↑E131系500番台G-02編成使用の試運転実施の際の記録です。↑


    ↑横須賀・総武快速線E235系1000番台クラJ-01編成の試運転の記録です。↑

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    こんばんは。
    JR貨物の新鶴見機関区所属のEF65形(PF型)2機(2094号機、2075号機)が高崎機関区へ無動力回送されました。過去の例から見ると、疎開に伴う回送とみられます。

    今回無動力回送(疎開)されたのは、EF65 2094号機(更新色・白プレート)、2075号機(更新色・赤プレート)です。
    2094号機が2021年7月22日(木・祝)発、2075号機が23日(金・祝)発の臨時貨物8765レ(東京ターミナル~[臨8765レ]~新鶴見信号場~[臨8765レ]~倉賀野~[臨単8765レ]高崎操車場)でJR貨物の高崎機関区へ無動力回送されました。

    【2093号機、2095号機も疎開中…】
    今回2094号機、2075号機が回送された高崎機関区には、既に、2021年4月20日(火)に2093号機(更新色・青プレート)が、2021年4月22日(木)に2095号機(更新色・青プレート)の2機がそれぞれ回送されております。
    同機関区には計4機が疎開されている状況となっています。(2021年7月26日投稿日時点)

    最終全般検査月(出場月)を調べていくと、
    • 2093号機→2015年5月上旬~中旬ごろ
    • 2094号機→2015年8月中旬ごろ
    • 2095号機→2015年6月上旬ごろ
    • 2075号機→2015年11月中旬ごろ
    概ね、JR貨物の電気機関車は約7年程度で全般検査施工と伺っています。
    これらの4機を全般検査に通すのか否かが今後の注目のポイントとなりそうです。

    【後継EF210 300番台増備中】
    吹田機関区や新鶴見機関区ではEF65形・EF66形・EF67形の後継車両としてEF210 300番台の増備が進められています。
    10月下旬に新鶴見機関区配置の車両が甲種輸送され、以降327号機、328号機、329号機、330号機と増備されています。また、吹田機関区に331号機が既に投入され営業運用に就いています。

    過去には高崎機関区へ一旦疎開したのち、新鶴見に戻り、全般検査を行うために大宮車両所に入場するという動きや、そのまま廃車になってしまうケースもありました。
    今回の疎開が前者の動きのためか、はたまた後者の動きのためとなるのかは不明ではあります。
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    JR貨物のEF66形の前期車(101号機~108号機)が吹田ターミナル内で長期間運用を離脱した状態で留置されているのをみると、後者の動きも少なからず可能性があると思います。
    (鉄道車両の)疎開=廃車・解体前提と思われがちですが、少なからず車両基地の容量の関係上で、新製車両、旧型車両(が他エリア・機関区へ疎開されるケースもあります。(車両基地の容量というのは限られており、旧車から新車への置き換えの際には車両基地のスペースが一時的に不足することがあります。)

    EF65のPF型の活躍はどのくらいまで続くのでしょうか。今後の動きに要注意です。



    【関連記事】

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    こんばんは。
    ※回答は8/31をもって終了しております。※

    当ブログでは、現在、「横須賀線・総武線E217系の疎開/配給輸送に関連する回送状況のまとめ」の記事(以下「当記事」)を公開しております。2021年7月21日、当記事を作成・公開してから、8か月を迎えました。
    今後もより良い記事作成をしていく上で、読者の方々のご意見を伺いたく、受付フォーム(以下「当フォーム」)を作成しました。※回答期間を、7/12~7/31から、7/12~8/31に延長いたしました。(9/1以降の延長計画の予定はございません。)
    差し支えない範囲の中で、ご回答していただいと存じます。(頂いたご意見は、当記事作成の際の参考としてのみ使用させていただきます。)

    【ご意見受付フォーム概要について】

    ※回答は8/31をもって終了しております。※

    ①記事をご覧いただいた回数(任意回答)
    ②満足度(選択式・必須回答)
    ③改善して欲しい点(短文、箇条書き可・必須回答)

    以上2点若しくは3点のご記入をお願いいたします。

    【頂いたご意見について ~方針~】(追記)
    回答期間の7/12~8/31まで(予定)は、現行通りの状態で記事を更新いたします。
    9月以降(投稿時期は未定)に皆様から頂いたご回答を基に、記事の編集、作成して参ります。

    ※1:頂いた回答は、第三者には閲覧できないように設定しております。
    ※2:回答期間後は当フォームは非公開となります。(回答して頂いたご意見は削除されません。)
    ※3:荒らし等の目的での回答は禁止です。

    他にご意見等あれば、この記事の下のコメント欄にて対応して参ります。


    今後もより良い記事作成・編集のために今回フォームを設置いたしましたので、何卒皆さまのご協力賜りますようお願い申し上げます。

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    東武鉄道では、2021年5月12日に東武100系と200型のデビュー30年を記念した特急リバイバルカラー車両企画を実施することを発表しました。

    今回は企画第2弾として、200型の205編成(205F)、209編成(209F)が1800系「りょうもう」カラーリングに変更されます。
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    1800系のカラーリングである、ローズレッド・ホワイトのラインを2本配したカラーリングに塗装されます。
    東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)のビジネス急行列車として、根強いイメージを構築してきた画期的な1800系を模した塗装となっております。
    運行開始日は2021年8月7日(土)からの予定で、記念入場券(1セット1,000円)の販売の他、運行区間を明かさない"ミステリーツアー"の運行も決定しています。

    記念入場券の発売駅やミステリーツアーの概要については下記を参照してください。
    8月7日(土)より、200型を1800系カラーリング「りょうもう」として運行します!~運行開始に合わせて8月7日(土)より記念乗車券も発売~


    今回1800系カラーリングに変更の対象となった200型2編成については、順次塗装変更が完了し次第運行を開始していくとのことですので、いずれ沿線で撮影できる日を楽しみにしたいと思います。

    ちなみに、2021年7月7日に205Fが南栗橋車両管区に入場しているのが確認されていますので、205F→209Fの順で運行開始となりそうです。



    【関連記事】


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    東急とJR北海道は、昨年2020年夏シーズンに運行された「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~」(ザ・ロイヤル・エクスプレス~北海道クルーズトレイン~)を今年の2021年8月下旬から9月下旬にかけて運行する旨のニュースリリースを発表しました。
    クルーズ列車を運行するにあたり、客車の2100系R-5編成(THE ROYAL EXPRESS)と電源車のマニ50が伊東(伊豆高原)から、手稲まで甲種輸送(JR貨物による)が行われています。

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    去年の伊東→宇都宮貨物ターミナル間のけん引はEF65 2127号機(カラシ)が充当されましたが、今回の伊東からのけん引はEF65 2139号機(国鉄色)が充当されました。
    昨年通りの動きであれば、今年も宇都宮貨物ターミナルまでは引き続きEF65 2139号機(国鉄色)が充当され、同貨物ターミナルからは交流直流両用電気機関車のEH500が充当される見通しです。
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    マニ50もしっかりと撮影。
    ロイヤルエクスプレスの電源車として運用するため、改造されました。同時にクリーム基調の塗装に変更され、ロゴも各所に貼られています。

    後追いは下り普通列車に被ってしまい撃沈してしまったので、去年撮影した写真を載せます(汗)
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    今年も中央にある「ROYAL EXPRESSロゴ」に加え、「HOKKAIDO CRUISE TRAINのロゴ」も付け加えられていました。

    東急(伊豆急)とJR北海道・JR貨物の連携があってこそ実現できた今回のツアー。
    首都圏以北には出向くことが難しいので、皆さまの撮影レポートを家で楽しみたいと思います。


    送り込み~試運転~返却までの大まかな流れ(2021年)
    ここで、2021年度の運行までの様子ををまとめていきたいと思います。
    ※参考程度にご覧ください。
    -----------------甲種輸送(送り込み)---------------
    2020年7月19日(月) 甲種輸送けん引機①EF65-2139号機が伊東へ。

    ・2020年7月19日(月)?~20日(火) 伊豆急行線8000系6両(3両×2編成)と2100系「ザ・ロイヤル・エクスプレス」電源車・客車含め3連ずつをそれぞれ連結し、伊豆高原~伊東間輸送。輸送後、6連(電源車含む)に併結。

    ・2020年7月20日(火) 甲種輸送けん引機①EF65-2139号機(伊東→宇都宮貨物ターミナル間)。

    ・2020年7月21日(水) 甲種輸送けん引機②EH500-13号機(宇都宮貨物ターミナル→青森信号場)。

    ・2020年7月22日(木) 甲種輸送けん引機③EH800-4号機(青森信号場→五稜郭間)。

    ・2020年7月22日(木) 甲種輸送けん引機④DF200-104号機(五稜郭→手稲間)。

    -----------------試運転(初回のみ)-----------------
    ・2020年7月27日(火)~30日(金) ツアー実施区間内(千歳線・石勝線経由で道東方面)で試運転を開始。DE15-1545号機(黄)+DE15-2511号機。

    -----------------本運転-----------------


    -----------------甲種輸送(返却)-----------------
    ・2021年10月5日(水)~6日(水) 甲種輸送けん引機⑤DF200-8号機(手稲→五稜郭間)。

    ・2021年10月6日(水)~7日(木) 甲種輸送けん引機⑥EH800-4号機(五稜郭→青森信号場間)。

    ・2021年10月7日(木) 甲種輸送けん引機⑦EH500-24号機(青森信号場→新鶴見間)。

    ・2021年10月7日(木)~8日(金) 甲種輸送けん引機⑧EF65-2057号機(新鶴見→伊東間)。

    ・2021年10月8日(金) 伊豆急行線8000系6両(3両×2編成)と2100系「ザ・ロイヤル・エクスプレス」客車3連ずつをそれぞれ連結し、伊東→伊豆高原間輸送。輸送後、8連に組成。

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    【【長旅スタート】伊豆急2100系「ザ・ロイヤル・エクスプレス」客車・電源車が北海道に向けて甲種輸送】の続きを読む

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    こんばんは。
    JR東日本新潟支社では、"乗って楽しい列車"として、ジョイフルトレイン用のハイブリッド車HB-E300系「海里(KAIRI)」が新潟~秋田間で運行されています。b9037bbb
    海里の導入により、置き換えられた485系700番台「きらきらうえつ」の車体解体が先日から進められています。
    ↑クハ485 701が解体されている様子

    残念ながら、車両解体となってしまった「きらきらうえつ」。
    新潟エリアのジョイフルトレイン・快速列車として約18年駆け抜けました。
    東海道方面には幾度か走行したそうですが、残念ながら撮影機会は上記の時が最初で最後だったようです。
    同種のジョイフルトレイン「ゆう」や「宴」、「NO.DO.KA」をはじめ「彩」も廃車回送された後に解体されています。
    残る485系ジョイフルトレイン(JR東日本)は、「華」「リゾートやまどり」、「ジパング」の3種のみに。運行を続けつつ、去就が気になる今日この頃。
    一つ一つの団体列車の機会を逃さず、撮り続けたいと思った次第です。

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    こんばんは。
    JR東日本の相模線(茅ケ崎~橋本)、横浜線(橋本~八王子)に導入される、新型車両E131系500番台。
    先日7月12日に総合車両製作所(J-TREC)新津事業所を出場したトップナンバーのコツG-01編成ですが、配給輸送が16日、新潟車両センター(越後石山)→国府津車両センター(国府津)間で行われました。

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    日光が差し込んできたため、車体全体に影がかかってしまいました...。
    今回の配給輸送のけん引機は長岡車両センター所属のEF64形1030号機が充当されました。(新潟車両センター→国府津車両センタ間)
    WaQksmDNM3d7lp61626434277 (1)
    車両組成は、[(←茅ケ崎)1号車:クハE130-501、2号車:モハE130-501、3号車:サハE131-501、4号車:クモハE131-501(→橋本)]となっております。
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    車両の顔となる、「前面覆い(前面FRP)」が青くなっているのが500番台の特徴といえそうです。
    また後述しますが、ドット模様が房総エリアで運用しているE131系0番台・80番台と異なる形となっています。前面と側面のカラーリングには、遠くまで広がる湘南の海をイメージした濃淡2色の青色が採用されています。
    各車両の車体側面にはホーム用の監視カメラが設置されていて、今年度に内房線、外房線、鹿島線、相模線においても"都市型"ワンマン運行の導入を匂わせていますね。
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    車両の前面デザインは、遠くまで広がる湘南の海とダイナミックな波の水しぶきを水玉模様で表現されています。単なる水玉模様でも、一工夫加えれば印象がだいぶ変わりますね。
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    JR東日本では、E131系の導入数を4連×12編成の計48両製造(1編成:2M2T)するとしており、今後も増備が進められていく計画です。
    今後も性能試運転等で出会う機会があると思いますので、営業運転開始後まで追い続けたいですね。

    総合車両製作所新津事業所では、相模線の500番台と並行して宇都宮線・日光線向けの600番台の製造が進められていて、こちらの車両については8月以降に出場する見通しですので、こちらも登場が楽しみです。

    【関連記事】

    ↑相模線、宇都宮線・日光線E131系導入発表↑


    ↑JR東日本設備投資計画(一部)↑


    ↑東京メトロ副都心線・有楽町線17000系80番台17181F甲種輸送↑

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    東武鉄道では、特急車両500系「Revaty(リバティ)」の増備が進められています。
    2021年度の設備投資計画では、既存の11編成33両(501F~511F)に加え、新たに6編成18両が増備されることが明らかになりました。
    2021年7月12日(月)から、兵庫→栗橋間で増備車両のうち3編成(512F~514F)の甲種輸送が行われました。

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    今回の甲種輸送では、過去の事例と同様に3編成9両(512F・513F・514F)が輸送される体系でした。
    前回(509F~511Fの甲種輸送)までは、熊谷貨物ターミナル駅までJR貨物が輸送を担い、その後秩父鉄道三ヶ尻線を経由し、南栗橋車両管区へ搬入する形でした。
    しかしながら、2020年12月31日付で三ヶ尻駅~熊谷貨物ターミナル駅(貨物駅)が廃止となった結果、今回の輸送先は栗橋駅へと変更されています。

    ちなみに、栗橋駅にはJR東日本の線路と東武鉄道の線路をつなぐ連絡線が設置されています。
    これは、JR⇔東武を結ぶ「特急(スペーシア)日光・きぬがわ」の相互直通運転を開始に伴い、連絡線が新設(※)されましたが、東武車両の新車搬入際(500系・60000系・70000系など)には使用されていませんでした。
    (※国鉄時代末期頃まで貨物列車の連絡線が設置されていたことから"復活"設置と捉えられています。)


    ↑過去の栗橋駅周辺の配線図を公開されているサイトをご紹介しますので、上記を参照してください。↑

    2020年7月30日に蒸気機関車C11形325が連絡線を介して東武鉄道へ甲種輸送された例(※外部動画サイト)からJR貨物のDE10形(ディーゼル機関車)を使用して譲渡車両がJR側→東武側へ搬入された実績があります。
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    今回の500系の輸送が栗橋駅の連絡線を経由し、南栗橋車両管区へ搬入される形をとった場合、新車搬入としては初めての事例となる見通しです。

    →甲種輸送ですが、新鶴見~栗橋間はDD200 13号機によるけん引、栗橋~南栗橋車両管区間はDE10 1099号機(東武鉄道、大樹けん引機)がそれぞれ充当されました。(2021/07/15追記)

    今後も東武500系の増備もありますので、引き続き甲種輸送を撮影していきたいと考えております。

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