湘南色の部屋(Shonan-color train)

「湘南色の部屋(Shonan-color train)」へお越し下さいまして、誠にありがとうございます。

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    当部屋においては、JR東日本を中心に首都圏を走る私鉄各社、全国的な鉄道の気になるニュースなどをお届けしています。
    日々勉強しながら、まとめ記事・撮影記録の記事などご案内しております。

    2021年06月

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    JR貨物では、従来の液体式ディーゼル機関車「DE11形・DE10形」の置き換え用の車両として、電気式のディーゼル機関車「DD200形」の導入が進められています。
    並行して、JR貨物グループの水島臨海鉄道・京葉臨海鉄道にも同形式が導入されることが既に明らかになりました。
    今回このうち、京葉臨海鉄道に導入される予定のDD200形801号機が昨日6/8に川崎重工(兵庫工場)を出場し、兵庫~蘇我(千葉貨物)まで甲種輸送が行われています。

    ~甲種輸送~
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    今回、けん引を担ったのは新鶴見機関区配置のEF65 2089号機が充当。
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    EF210 300番台が甲種輸送された際は、けん引機+新製車両の組成で来ましたが、今回はけん引機・新製車両の中間に車掌車(ヨ8902)を挟んだうえでの輸送となりました。

    ・京葉臨海鉄道向けは800番台

    今回落成したDD200形の車番が「DD200-801」となっていることから、京葉臨海鉄道向けの車両は800番台を名乗ることが確実的と言えそうです。
    さらに、先月5/19~20にかけて甲種輸送された水島臨海鉄道向けの車両については、車番が「DD200-601」であったことから、こちらは600番台を名乗ることが推測されます。

    ・既存機関車置き換えへ
    鉄道統計年報(平成30年度・国土交通省)によると、京葉臨海鉄道はディーゼル機関車7両(KD55-102、103、201号機とKD60-1~4号機)が在籍しています。
    京葉臨海鉄道が昨年に発表した安全報告書では、「老朽化した機関車を更新をするために(省略)令和3年度5月に完成する予定です。」(→http://www.rintetu.co.jp/company/img/anzen0v1.pdf)としています。今後これらの既存の機関車が順次DD200形へ更新される見通しです。

    ・愛称が「RED MARINE」に!
    昨日9日に蘇我(千葉貨物)まで甲種されたDD200 801ですが、新たに愛称がつけられ、「RED MARINE」(レッド マリン)と称されることとなりました。
    今まで青い機関車が活躍を続けてきていましたが、赤い機関車が新たに仲間入りします! (2021/6/10追記)

    【DD200形、JR九州向けの車両も製作中?】
    今回出場した800番台801号機、そして前回出場した600番台601号機とは別番台の700番台の車両が川崎重工で製造されているのが明らかになりました。
    こちらの車両は従来の塗装とは異なり、黒ベースの車体、そしてJR九州の銘板がつけられています。
    したがって、現在製造が進められている700番台の車両はJR九州向けの車両と推測されます。

    JR貨物では0番台・900番台、600番台が水島臨海鉄道向け、700番台が(恐らく)JR九州向け、800番台が京葉臨海鉄道向けとなったDD200形ディーゼル機関車。
    今後もJR貨物以外の私鉄会社でも追随して投入され続けるのか、気になる所です。

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    【6/9(水) E235系クラJ-13編成 J-TREC新津事業所を出場】
    本日、横須賀・総武快速線向けのE235系増結編成(4両編成)の第13編成目に当たるクラJ-13編成が総合車両製作所(J-TREC)新津事業所を出場しました。全体としては25本目となりました。
    同日中に、信越本線の一部区間(新津~羽生田間)で性能試運転が実施されています。

    また今回出場したクラJ-13編成ですが、前回のクラJ-12編成と同様に増1号車側の電気連結器が未設置です。今回も尾灯(テールランプ)は従来のもの(F/J-01~06,08,10~12編成)でした。

    既に基本編成のトップナンバー車(クラF-01編成)が新製・落成してから1年が経ち、既にクラF/J-01編成~F/J-12編成が落成しています。

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    なお、掲載にあたりご意見がございましたら、この記事から上記の埋め込みツイートを削除させていただきます。

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    こんばんは。
    過去の公開記事(現在は未公開記事)から写真を掘り起こし、撮影記を振り返っていくこのシリーズ。
    今回は、583系伊東臨を撮る!とのことで、早朝の東海道貨物線を下るシーンをご紹介したいと思います。

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    早朝の東海道貨物線を伊東に向けて颯爽と駆け抜けました。583系が貨物線を下る機会が少なかったので撮影できて良かったです。
    最近(といっても過去)では、秋田地区発着の東京ディズニーリゾート専用団体列車「ワクワクドリーム号」を中心に首都圏にやってきた583系。「ワクワクドリーム号」はその後、後継のE653系1000番台にその運用が受け継がれています。
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    後追いもパチリ。
    かつては、夜行列車「はくつる」「ゆうづる」、昼行列車特急「はつかり」など様々な急行列車に充当された車両も晩年は臨時列車として、駆け抜けてくれました。
    583系は既に廃車となり、日本各地の民間企業や台湾にも譲渡され、静態保存されています。
    稀にしか走行しない東海道貨物線内で583系が見られた、撮る機会を得られたことはとても良かったです。当時興奮したのを思い出しました(笑)。

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    こんばんは。
    東京臨海高速鉄道りんかい線(以下「りんかい線」)では、1996年に臨海副都心線(りんかい線)開業当初からJR東日本の次世代車両の礎となった209系に準じた仕様で、「70-000形」が登場しました。
    2018年度に初めて新型車両を投入の発表があって以来、以降の設備投資計画等では2022年度の投入に向けて準備が進められてきました。
    しかし、最新の経営計画プランによると、新型車両導入は2024年以降となることが判明しました。

    【2021年~2023年度経営計画プラン発表】
    5/28に発表された『経営改革プラン(2021年度~2023年度)』によると、新型車両の計画は以下の流れとなりそうです。
    ☆ちなみに『製造から25年が経過した⾞両を、より快適な⾞内空間を有する新型⾞両に置き換える』との記述もあることから、新型車両は1代目の70-000形を置き換えることが分かります。
    2020年11月時点・・・構造等の仕様を検討&ベース⾞両の選定を決定
    2021年度(計画)・・・ 構造等の仕様を検討 ⾞両の搬入・搬出方法の検討。
    2022年度(計画)・・・ 構造等の仕様を確定 ⾞両の搬入・搬出方法の確定
    2023年度(計画)・・・各種手続きの完了、試運転・新⾞両の乗務員訓練の実施完了
    2024年中(計画)・・・新車運行開始
    2023年度中にも試運転・新車両の乗務員訓練の実施完了との記述から、実車が登場するのは22年度末~23年度初頭、運行開始は早くとも23年度末頃~24年4月以降となりそうですね。
    2018年に発表した経営計画プランでは、「2022年度に新車導入を目指している」との記述から、計画が延びてしまったと捉えられます。
    また、新型車両のベース車両の選定は既に決定されているそうですので、既存のE233系タイプの車両になるのか、E235系タイプの車両となるのか、はたまた新しいタイプの車両が登場するのか注目ポイントです。

    ・ATACS対応車両へ
    りんかい線と相互直通運転を行っているJR東日本埼京線内(池袋~大宮間)では、無線式列車制御システム:ATACS(列車保安装置)が採用されています。
    無線式列車制御システムは、埼京線(池袋駅~大宮駅間)の他にも仙石線のあおば通駅~東塩釜駅間と、ATACSを応用した地方路線向けの無線式列車制御システムが小海線(小諸駅~小淵沢間)に導入されています。
    今回のりんかい線の新型車両もATACS対応車両が導入される見通しです。
    ATACS車上装置には、特定のIDが割当られています。
    ID-01~19・・・JR東・仙石線205系3100番台 
    ID-21・・・キヤE193系(JR東・検測用事業車両)
    ID-23・・・E491系(JR東・検測用事業車両)
    ID-31~68・・・JR東・埼京線,川越線E233系7000番台
    ID-71~80・・・東京臨海高速鉄道りんかい線70-000形
    ID-91~96・・・相鉄12000系

    ※M7編成・M9編成は東日本大震災の被災車両で既に廃車になりました。そのためID-07・ID-09は欠番扱いとなっています。
    が現在使用されています。
    廃車以外で欠番になっているのが、『ID-20,ID-22,ID-24~30,ID-69~70,ID-81~90,ID-97以降』といった所をみると、新型車両は仮に70-000形と同数編成を投入する場合、ID-81~ID-90若しくはID-97以降のIDが振り分けられそうですね。

    2002年にりんかい線の大崎~新木場間の全線が開通してからは、JR東日本埼京線・川越線からは引退した205系、そして今や主力車両であるE233系7000番台と合わせ、JR埼京線(一部列車)と相互直通運転が行われています。

    JRの方では205系とE233系の世代交代が行われましたが、その当時はりんかい線の方では代替車両の発表はありませんでした。
    新車導入が計画されている2024年度以降は、70-000形の車体機器類が更新されてから6年~14年経ちますのでこのまま置き換えと共に廃車になる可能性もあります。

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    【6/2(水)クラF-12編成 J-TREC新津を出場】
    本日、横須賀・総武快速線向けのE235系基本編成(11両編成)の第12編成目に当たるクラF-12編成が総合車両製作所(J-TREC)新津事業所を出場しました。全体としては24本目となります。(2021年度:5本目)
    同日中に、信越本線の一部区間で性能試運転が実施されていることが確認されています。

    また、今回出場したクラF-12編成ですが、11号車側の電気連結器が設置されていない他、排障器も0番台と同タイプのものが採用されました。

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