湘南色の部屋(Shonan-color train)

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    当部屋においては、JR東日本を中心に首都圏を走る私鉄各社、全国的な鉄道の気になるニュースなどをお届けしています。
    日々勉強しながら、まとめ記事・撮影記録の記事などご案内しております。

    2021年06月

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    横須賀線・総武線等の路線では新型車両E235系1000番台の導入により、既存のE217系の置き換えが進められています。
    一方で横浜、東京、千葉支社の各エリア内の車両センター、駅留置線(電留線)等を活用し、E217系の疎開回送が行われています。
    本日は、疎開回送された先の一つである東海道本線平塚駅の電留線に疎開されていた車両の様子をご覧頂きたいと思います。

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    今回は、東京・千葉寄りの車両(基本編成・11連)がクラY-12編成、逗子・久里浜寄りの車両(増結編成・4連)はクラY-125編成でした。
    平塚(電留線)の北側に疎開されるのは、2012年以来のおよそ9年ぶりのことだと記憶しております。ここに留置されている姿はかなり久々のことです。
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    駅ビル「LUSCA(ラスカ)」の看板とともに。
    ラスカは茅ケ崎駅・平塚駅・小田原駅・熱海駅に展開する駅ビルですが、なんとか平塚に来た様子を収めることができました。
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    疎開しているE217系を撮影していると、東京メトロ副都心線・有楽町線用の新型車両17000系の甲種輸送がE217系の横を通過していきました。
    写真がぶれているので車番が見づらいですが、後に調べてみると17000系80番台の第二編成目に当たる17182Fのようです。
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    もう少し広い画角で撮ることに。
    E217系×17000系80番台(17182F)×OSC湘南シティ(オリンピック・Olympic)の建物×神奈中ボウルの建物を一つに。
    約9年ぶりに疎開された姿を記録でき、とても嬉しかったです。

    余談ですが、平塚に疎開されていた編成は、同日午後に国府津車両センターへ疎開回送されています。投稿時点では既に電留線に留置されていないのでご注意ください。

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    【6/21~  5000番台化か…元0番台M-107編成】
    2021年5月8日(土)、長野総合車両センターに入場したE257系0番台M-107編成ですが、一部中間車両が+5000番号が付与された「E256-5007」の中間車両の姿が目撃されました。
    OM-91編成の様に、0番台から5000番台への改造工事が進められている模様です。

    【6/23~24  E257系5500番台OM-52編成が国府津へ回送&返却】
    機器更新とライト移設、緑のストライプ(縞模様)への塗装変更が施され、5500番台化されたOM-52編成が2021年6月23日(月)に国府津(国府津車両センター)へ回送されました。また、翌24日には国府津(国府津車両センター)から所属の大宮総合車両センター東大宮センターへ返却回送が行われました。

    6/23~24  215系NL-1編成が長野へ配給輸送】
    2021年6月23日(月)~翌6月24日(火)にかけて、旧田町車両センター、国府津車両センター所属の215系NL-1編成が国府津→長野間(長野総合車両センター)で配給輸送されました。
    先例のNL-3編成の動きから、廃車・解体される見通しです。(NL-3編成、NL-4編成はEF81けん引の元、青森改造センターへ配給輸送が行われましたが、前車についてはほとんどの中間車両・先頭車両の解体が終わっています。)

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    こんばんは。
    横須賀線・総武線ではE217系の置き換え用として、E235系1000番台が投入されています。現在は基本編成、増結編成の車両が各13本が落成されています。(2021/6/22現在)
    置き換えられているE217系にも首都圏エリア(横浜・東京・千葉支社)の車両センターへ疎開される編成が出てきています。そんな中、4編成(増結・基本編成ペア2編成ずつ)が国府津車両センターへ疎開されているとの情報を得たので現地へ行きました。

    【4編成集結!】
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    現地へ行ってみると、車両センターの山側に2編成ずつ留置されていました。
    山側からクラY-8編成(基本)+クラY-119編成(増結)、クラY-5編成(基本)+クラY-118編成(増結)でした。国府津車両センターで横須賀色のE217系を見るのはまだまだ違和感がありますね。
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    連結面もパチリ。まさか4編成の姿を国府津でみられるとは思ってもいませんでした。
    Y-8編成+Y-119編成のペアは6/7に国府津車両センターへ疎開されていて、その後は約9年ぶりに平塚(電留線)に1日のみ疎開されていた編成でした。
    Y-5編成+Y-118編成のペアは5/25に国府津へ疎開された編成です。
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    増結編成側のお顔も。
    架線柱が被っているのが残念ですが、Y-118編成・Y-119編成と連番で隣同士で並んでいる姿は良いですね。平塚(電留線)にも現在2編成が疎開されているとのことですので、後日調査しに行こうかなと思います。
    相模線E131系や日光線E131系などの製造で、一時的に総合車両製作所(J-TREC)新津事業所で製造が"休止状態"となっているE235系1000番台。今後の車両の動きにも注目していきたいと思います。


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    こんばんは。
    JR東日本はこれまで、上越新幹線で運行されている車両(E2系・E4系・E7系)について、「E4系Max編成」の定期運行終了時期を2021年秋ごろとしてきましたが、昨日2021年6月18日(金)に、定期運行終了日の詳細が明らかになりました。

    【東北新幹線&歴代新幹線と併結の運用実績】
    E4系は、当時東北&上越新幹線として活躍していたE1系に次ぐ、2代目のオール2階建て新幹線として、東北新幹線に1997年12月に導入されました。
    8両編成2本併結時には、16両編成(定員1634名)は高速車両世界最大の定員数を誇っています。
    そして、2001年5月7日からは上越新幹線でも営業運転を開始しました。さらに、同年7/22~9/30の毎日曜日(8/12、19除く)には臨時列車として、長野新幹線(現:北陸新幹線)の軽井沢~上野間で臨時列車「Maxあさま586号」が運転されたことがあります。(→「夏の臨時列車のお知らせ」https://www.jreast.co.jp/press/2001_1/20010509/index.html

    その後、順調に運用を続けてきたE4系ですが、東北新幹線「はやぶさ」のE5系が導入されるにつれ、徐々に東北新幹線内での運用を縮小し、2012年9月28日には東北新幹線内での営業運転を終了しました。同時に山形新幹線「つばさ」(過去に400系やE3系2000番台など)との併結も終了し、それ以降は今日まで8両編成または16両編成で、上越新幹線内での運用を続けてきました。
    補足ですが、非営業時では有りながらも、秋田新幹線「こまち」のE6系と連結している姿も見られました。(『第34回新幹線車両まつり』)

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    (左:初代ロゴは大きく「Max」の文字を掲げていた。右:2代目である現在のロゴデザインには朱鷺をイメージされたものとなっている。)
    E4系は登場当初は、白とのツートンカラーに中央部分に黄色のラインの色合いでした。後にピンクのライン(朱鷺色)に全車両変更されました。

    【E7系置き換えで引退】
    そんなE4系にも置き換えのリリースが発表されました。
    2017年4月上旬に北陸新幹線E7系の追加新製が明らかになり、当初は2020年度末までには完全に置き換えが完了する予定でした。しかし、2019年10月に台風19号による大雨・河川の増水の影響で長野新幹線車両センターに留置されていた、JR東日本のE7系8編成とJR西日本のW7系2編成が被災し、廃車・解体されることになりました。
    その後、E7系のE4系の置き換え完了時期は2021年秋頃(プレスリリース内注釈)とされました。E4系引退後は、上越新幹線で運行される車両は、E2系とE7系の2車両での体制となります。


    【定期運行終了日が発表&専用列車を運行】
    これまで2021年秋ごろに目処に定期運行を終了されることが発表されたE4系。
    昨日2021年6月18日に「上越新幹線「E4 系 Max編成」の定期運行ラストランが2021年10月1日(金)に決定しました。」とJR東日本新潟支社が発表しました。

    定期運行ラストラン当日まで以下(表)の列車にE4系充当されることも判明しています。
    現在「E4系 Max編成」で運行されている列車をまとめてみました。撮影に行かれる際にご活用ください。
    【留意事項】
    以下の点を予め留意して、ご覧下さい。

    ・時刻表は2021年3月13日のダイヤ改正日以降のダイヤを掲載しております。(ダイヤの確認を複数回行っておりますが、相違点がございましたらコメント欄でお待ちしております。)

    ・出発駅・終着駅を除き、全て発車時刻を掲載しております。到着時刻ではございません。

    ・画像は個人的な使用(保存・利用)については差し支えありません。ただし、営利目的やこの記事以外の場所(例えばTwitterやFacebook、その他のSNS等で)で使用・転載される際に、事前申請なしの無断転載は一切認めておりません

    ・突発的な運用変更や順序変更などにより、掲載されている列車にE4系が充当されない場合がございます。
    <上越新幹線(上り)大宮・上野・東京方面>
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    「Maxとき316号」と「Maxたにがわ316号」、そして「Maxとき348号」と「Maxたにがわ348号」は高崎~東京間は16両編成での運行です。なお、両列車ともに新潟~高崎間は8両編成での運行です。

    ※燕三条、上毛高原、本庄早稲田、熊谷駅については、通過する列車もございますのでご注意ください。

    <上越新幹線(下り)高崎・越後湯沢・新潟方面>
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    「Maxとき321号」と「Maxたにがわ321号」は東京~越後湯沢間までは16両編成での運行となります。越後湯沢~新潟間は8両編成での運行です。

    ※熊谷、本庄早稲田、上毛高原については、一部通過する列車もございますのでご注意ください。(なお「Maxとき303号」に限り、上記通過駅に加え、高崎も通過します。)


    旅行商品専用列車運行
    E4系が10月1日をもって定期運行終了しますが、運行終了後もイベント専用列車を運行させるようです。
    1. 10月9日(土)に新潟駅(09:29発)→盛岡駅間(13:58着)、10日(日)には盛岡駅(10:04発)→新潟駅(14:18着)間においてそれぞれ片道の「サンキューMaxとき&やまびこ」号が運行。
    2. 10月16日(土)、17日(日)には新潟駅(09:29発・13:54着)⇔東京駅間(11:32着・11:54発)で「サンキューMaxとき」号が両日往復で運行。
    ※なお全列車「旅行商品専用列車」として運行されます。

    また、上越新幹線停車駅(新潟県内の新潟駅、燕三条駅、長岡駅、浦佐駅、越後湯沢駅限定)でTシャツ・キーホルダーといったラストランオリジナルグッズが販売されます。

    10 月 1 日上越新幹線「E4 系 Max 編成」定期運行ラストラン!(JR東日本新潟支社発表) 

    遂に具体的な定期運行終了日が発表されてしまったE4系。
    E2系・E7系によって統一され、後に上越新幹線内(大宮駅~新潟駅間)では275km/hに速度が向上、乗車時間の短縮化に向けて取り組みが行われています。
    JR東日本管内から"オール2階建て新幹線"が姿がなくなってしまうのは残念ですが、時代の流れには逆らえませんね。

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    こんにちは。
    東海道本線新宿・東京駅⇔伊豆急行線伊豆急下田駅と伊豆箱根鉄道修善寺駅を結ぶ「特急踊り子」号のうち、3月13日のダイヤ改正を前に引退した185系車両。
    2021年6月18日夜~翌6月19日の早朝にかけて、東大宮(操)→長野間で宮オオA6編成廃車回送が行われました。

    【お召列車の予備車・御乗用列車として】
    185系宮オオA6編成の「サロ185 11」は、一部窓枠が固定されていて窓の開閉が出来なくなっており、また二重ガラス(防弾ガラス?)が採用されています。
    既にご存じの方もいらっしゃると思いますが、一説では東海道本線・伊豆急下田方面への皇族方・国賓利用等で御乗車・御乗用(予備時含め)として運転するときに対応した設備が装備されています。
    A6編成以外にもOM04編成の「サロ185 208」も同設備が装備されています。

    【疎開回送】
    「踊り子」号の定期運用から離脱した同編成ですが、ダイヤ改正日1日前後~3月27日、3月29日~6月16日にかけて尾久車両センターへ疎開とみられる回送が行われました。

    今回は、夜~早朝の時間帯に回送された廃車回送。
    6月・7月に入っても、臨時列車「鎌倉あじさい」号「谷川岳山開き」号や団体列車等で甲府方面、東海道方面へのツアーが催行されることが明らかになっています。
    今後は波動用編成もE257系5000番台・5500番台によって置き換えられることが推測されますが、185系の活躍は一体いつまで見れるのやら。
    少しでも駆け抜ける姿を、直接見ていきたいところです。

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    【6/18(金) E235系クラF-13編成 J-TREC新津事業所を出場】
    本日、横須賀・総武快速線向けのE235系基本編成(11両編成)の第13編成目に当たるクラF-13編成が総合車両製作所(J-TREC)新津事業所を出場しました。全体としては26本目となります。
    同日中に、信越本線の一部区間で性能試運転が実施されていました。

    今回出場したクラF-13編成ですが、11号車側の電気連結器が設置されていない他、排障器も0番台と同タイプのものが採用されました。また、クラF-13編成の8号車の「サハE235-1013」には1000番台初の線路モニタリング装置が設置されています。

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    今後は、先日発表された相模線向けのE131系と宇都宮線,日光線向けのE131系と並行して、E235系が製造される見通しです。しかしながら、クラF-14編成以降の編成に組み込まれる予定のグリーン車が同製作所の横浜事業所を出場・輸送されていないことから一旦は小休止となりそうです。

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    JR東日本は、6/17に相模線(茅ケ崎~橋本)宇都宮線(小山~黒磯)、日光線(宇都宮~日光)に、"ワンマン運転"対応の新型車両E131系を導入することを発表しました。日光線向けの車両も発表です。

    【宇都宮線,日光線向けE131系】
    宇都宮線,日光線に導入される予定のE131系の概要です。
    まずは、車体エクステリアデザイン・インテリアデザインについてみていきたいと思います。

    <エクステリアデザイン>
    E131系の車体帯は、資料のプレスリースを見る限り、先代の107系や205系600番台「クラシックルビーブラウン・ゴールド・クリーム」の3色から、ゴールドを抜いた2色に変更されていてます
    車両前面はの0番台・80番台と共にドット模様を採用した形です。側面帯と同様にドット模様の配色は2色のようですね。
    また、こちらの車両も将来的にワンマン運行を見据えた、車両側面の乗降確認用カメラも搭載されるようです。
    その他に気になる点としては、電気連結器の設置寒冷地向けの集電装置(パンタグラフ)設置(プレスリリースでは非掲載・実車確認済み)される点でしょうか。

    <インテリアデザイン>
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    E131系は205系と同様オールロングシート車両(観光列車「いろは」除く)となりました。シートの幅は、205系の約435mm→E131系は460mmへ25mm程拡大されている模様で、フリースペースも全車両に設置されています。また液晶ディスプレイ(LCD)も各所に設置され、こちらは千鳥配置となりそうです。
    さらに、車椅子に対応した大型トイレも205系600番台と同様に備えつけられています。

    ・日光線用の新型車両E131系は600番台?
    現在、JR東日本グループの総合車両製作所(J-TREC)新津事業所構内で、モハE131-601たる車両の鋼体が複数目撃されています。
    特徴として、車体帯(窓上の帯含む)がブラウン調・(黄色がかった)クリーム調の2色の帯であること。そして、車体側頭面にはカメラ機器類(準備段階?)が設置されているようです。

    ・導入予定数(計画)
    E131系600番台(仮)の導入予定数は、計45両3連×15編成)となりました。落成は8月中にも、営業運転開始は2022年度春頃を見込んでいます。

    ちなみに小山車両センターには以下の車両が配置されています。
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    (画像は小山車両センター一般公開時に撮影・E233系も配置されている@2016年)
    E231系1000番台・・・基本10連×49本と付属5連×35本の計665両
    E233系3000番台・・・基本10連×16本と付属5連×18本の計250両
    205系600番台・・・4連×12本の計48両
    EV-E301系「ACCUM」・・・2連×4本の計8両
    このうち、205系は4連×12本の計48両が配置されています。

    【205系600番台の登場】
    宇都宮線(東北本線)211系や日光線107系の置き換え用として、耐寒耐雪装備、抑速ブレーキ、トイレなどの追加の転用改造行い、205系600番台が登場しました。
    205系600番台計12編成のうち、京葉線や埼京・川越線などから転用改造された湘南色(Y1,Y4,Y5,Y7,Y8,Y9,Y11,Y12編成が該当)は基本的に宇都宮線系統(小金井・宇都宮~黒磯間)の運用に充当、同じく京葉線から転用改造された、日光色(Y2,Y3,Y6,Y10編成が該当・Y3は観光列車「いろは」に改造)が日光線完結(宇都宮~黒磯)の運用に充当されています。
    ※なお、運用の代走として湘南色が日光線を走行したり、逆に日光色が宇都宮線(小金井・宇都宮~黒磯)を走行するシーンが見られます。宇都宮線系統の列車には近郊タイプのE231系1000番台やE233系3000番台などが充当される場合があります。

    【相模線用のE131系仕様】
    続いて、相模線に導入される予定のE131系の概要をまとめていきたいと思います。
    車体エクステリアデザイン・インテリアデザインから。

    ・エクステリアデザイン
    車両前面はの0番台・80番台と共にドット模様を採用していますが、模様の形が若干異なっていますね。前回の記事ではドット模様が台形でイメージしていましたが、プレスリリースのイメージ画像では「白波」のような形をしているように見えます。側面帯と同様にドット模様の配色は2色。
    非電化時代、相模線の茅ケ崎運転区(現:茅ケ崎運輸区)に配置されていたキハ35系は、朱色一色からクリーム1号と青20号の相模線カラーに塗装変更されています。(諸説あり)

    その後、電化化されると同時に車両が205系の帯デザインは
    水色濃淡2色となっています。
    E131系は青色濃淡に変更されています。

    また、車両側面の乗降確認カメラも搭載されているのが見受けられます。
    こういったワンマン運転対応機器が搭載されている点で、将来的には、ワンマン運転を見据えている可能性があります。

    ・インテリアデザイン
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    E131系は205系と同様オールロングシート車両となりました。

    また、液晶ディスプレイ(LCD)が初めて導入されることとなり、0番台,80番台のように、千鳥配置となりそうですね。こちらも半自動ドア装置も搭載されていて、フリースペースも各車両に設置されています。

    ・投入予定数
    E131系の導入数は、4連(2M2T)×12編成となりました。2021年7月中に落成し、今年秋頃にも導入される見通しです。
    0番台・80番台は2両編成、宇都宮線・日光線用の600番台は3両編成となりましたが、新たに4両編成の車両も投入されることとなり、車両のバリエーションが増えますね。

    ・205系500番台置き換えへ

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    相模線が非電化線から電化線になる際に、新造された205系500番台。
    今回は車両の置き換えの対象となり、全てがE131系に統一される見通しです。

    投入区間が、相模線(茅ケ崎~橋本)と横浜線(橋本~八王子 ※一部時間帯)としているので、横浜線直通列車も存続です。

    【E131系500番台 横コツG-01編成が国府津車両センター(国府津)へ配給輸送】

    ↑2021年7月16日(金)にE131系500番台横コツG-01編成が国府津車両センター(国府津)へ配給輸送されました。↑

    【E131系500番台 営業運転開始日について】

    ↑2021年9月17日(金)にE131系500番台の営業運転開始日、デビュー日が判明しました。↑


    【過去に試運転で中央本線入線、他線区にも導入計画も】
    今回相模線導入が決まった、新型車両E131系。
    過去(昨年9月15日、16日の2日間)に、房総向けE131系0番台のマリR01編成が中央本線の勾配区間を中心とし、豊田~小淵沢~豊田(~後日所属区へ返却)を一往復する試運転を行れました。山間区間を利用した車両性能試運転が実施されました。今回この路線にはひとまず、導入のアナウンスはありませんでした。

    (余談)
    製造元である、総合車両製作所(J-TREC)新津事業所では、相模線向け車両の製造が進められていて、日光線向けの車両も確認されています。一度増備を始めれば、ハイスピードでの置き換えが推測されます。
    別エリアの路線の話ですが、日光線にE131系が導入される同時期2022年春頃おそらく毎年3月に実施されるダイヤ改正)を目途に八高線(八王子~高麗川間)・川越線(高麗川~南古谷間)についてワンマン運行を始めることがJR東の別支社の組合資料で明らかになっています。
    現在、同線を走る209系3500番台・E231系3000番台について、車外カメラの設置等の改造工事が進められています。


    ↑詳しくは下記の記事から↑

    2021~2022年は相模線、宇都宮線,日光線各線の運行形態に変化が訪れ、どのように変化していくか楽しみです。

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    JR東日本では、経営ビジョン「変革2027」の取り組みの一環として、ワンマン運転の対象路線を拡大させています。
    2020年度には外房線・内房線・鹿島線・成田線の一部区間において、ワンマン運転機器を備え付けた新型E131系0番台・80番台の導入され話題になりました。また、他路線の既存の車両についてもワンマン対応機器を搭載する車両が出てくるなど、運行形態・車両の更新が進められています。
    そんな中、総合車両製作所(J-TREC)新津事業所で、新たにE131系が製造されていることが判明しました。

    【日光線向け?のE131系600番台登場】
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    (画像はイメージです。目撃された情報をもとに作成)
    新たにJ-TREC新津事業所で製造が判明したのは、茶色クリーム色に近い黄色の帯を纏ったE131系でした。帯の配色が、107系(現在は引退)や日光線205系600番台の配色と酷似し、かつ車両の所属略号が「宮ヤマ」となっていることから、こちらの車両については「小山車」でかつ「日光線」向けの車両でほぼ間違いないでしょう。組合資料の中でもE131系に関する記述も見られました。
    ("ほぼ"という表現をしていますが、鋼体が発見されているのもののJR東日本がまだ公式では未発表のためです。)

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    こちらは、3連の登場で検査表記から8月中にロールアウト、所属区へ輸送される見通しです。

    【相模線向け?のE131系500番台登場】
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    (画像はイメージです。目撃された情報をもとに作成)
    個人的に気になったのがこちらの車両です。

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    なお、掲載にあたりご意見がございましたら、この記事から上記の埋め込みツイートを削除させていただきます。

    上記の日光線の車両と合わせて、ほぼ同時期に水色青色のE131系の車体が確認されました。
    こちらの車体は、所属略号が「横コツ」そして、相模線で運用されている205系500番台の帯の配色と酷似していることから、こちらは相模線の向けの車両であると推測されます。

    この車体については、他の0番台・80番台そして日光線向け(?)の車両のデザインとは少し異なる部分があり、前面オオイと呼ばれる部分が青色で、かつドットの形が台形の形になっていた模様です。
    検査表記が7月となっていたということから、7月中にもロールアウトされる見通しです。

    今回、導入が明らかとなった日光線・相模線向けE131系。
    今後のJR東日本の公式の発表が待ち遠しいです。


    ↑東海道貨物線内(国府津~茅ケ崎)で試運転が始まっています。↑

    【外部サイトのご紹介】
    最後に、E131系相模線向け・日光線向け車両について、詳細に記されていた外部サイトの方を発見しましたのでご紹介したいと思います。

    いちさと様が運営の主体となっている、首都圏の鉄道の鉄道を中心としたコミュニティサイト「4号車の5号車寄り」から「E131系500・600番台の現状(新津観察)」。
    【【JR東】相模線E131系500番台・日光線E131系600番台がそれぞれ登場?】の続きを読む

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    こんばんは。
    E257系2000番台の宮オオNA-09編成を皮切りに始まった、0,500番台→2000,2500番台の踊り子転用。
    0番台の特徴的な塗装である"武田菱"塗装ですが、波動加えて、波動用として残された車両達にも機器更新・緑の新塗装化、5000番台化により見ることができる機会も減ってきています。

    そんな中でも、団体臨時列車(集約臨)などで活躍する"最後"の武田菱塗装のM-111編成の回送列車を東海道線沿線で見送りたい、と思い東海道沿線で待ち構えることにしました。
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    まずは東大宮操車場から武蔵野線・武蔵野南線(武蔵野貨物線)・東海道貨物線を経由して国府津駅へ向かう回送を撮影。逆光は致し方ありません。
    貨物線でE257系を撮影するのは2000番台の試運転以来でしょうか。
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    続いて東海道本線を上るE257系0番台M-111編成を撮影。実質1編成となってしまいった"武田菱"塗装。
    長野総合車両センターに現在入場しているM-107編成ですが、元M-105編成から5000番台化されたOM-91編成のように5000番台化・新塗装化される見通しです。M-111編成も同様の動きを見せそうですね。
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    続いて後追いも。
    新型コロナウイルス感染症のため、集約臨が運休となってしまいましたが、順次運転が再開し、東海道線内でもE257系0番台を見ることができました。
    欲をいえば、また別の箇所で撮影したいところですね。

    まもなく見納めとなると推測されているE257系0番台、もとより"武田菱塗装"。
    集約臨時列車・臨時列車で活躍する姿を最後まで追い続けていきたいと思います。
    E257-0番台→E257-2000番台・E257-5000番台化、E257-500番台→E257-2500番台・E257-5500番台化と様々な姿を見せてくれるので、撮影していてとても楽しいですね。

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    こんばんは。
    西武鉄道では、有料指定列車の専用列車や自社所属の2000系・9000系の置き換え用車両として40000系が導入されています。そのうち、オールロングシート車である40000系50番台が一昨年12月中旬に落成し、注目を集めました。
    そして今年度2021年度も引き続き、40000系50番台の製造が進められています。
    昨日6/11~12(西武線内の輸送を合わせると、~6/13)にかけ40155F(40155編成)が落成し、甲種輸送が行われました。

    ~甲種輸送~
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    今回の40155Fの甲種輸送の吹田西ターミナル~西浜松~横浜羽沢間のけん引に充当されたのは、新鶴見機関区所属のEF65-2139号機でした。
    見慣れてきた西武40000系の甲種輸送ですが、トップナンバー車(40151F)以来の撮影です。
    AHfkYqi7m6shAvb1623500588_1623500675
    40155号車側をみてみます。
    川崎重工を出場した車両に貼られる「川崎重工」の社紋。今年10月以降は鉄道部門を分社化し、「川崎車両」に完全子会社化される予定ですが、この社紋はいつまで見られるのでしょうか。
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    後追いは、蔓(つる)の影が入ってしまいました。残念です。

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    車体後面を切り取ってみました。
    ロングシート車のみを表す「LONG」のシールも既に貼られています。
    今年度は40155Fの他にも、40000系2編成が導入されていますが、引き続きロングシート車オンリーとなるか注目ポイントですね。

    これにて撮影記は終了です。

    参考:鉄道事業設備投資計画 安全対策、サービス向上、環境対策などに総額214億円 ~40000系車両増備、駅改良を3駅で実施~(西武鉄道)


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