Shonan-color train blog

「Shonan-color train blog」へようこそ。 JR東日本を中心に首都圏を走る私鉄各社も含め、撮影記や個人的に気になるニュースなどをお届けしています。

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    2021年04月

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    東武鉄道は30日、2021年度の設備投資計画の概要を発表しました。
    設備投資計画プレスリリースより、東武500系 特急「リバティ」を今年度中に再び投入することを発表しました。
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    【今年度は6編成増備】
    昨年11月9日からは、東武200系200型・250型で運行されてきた「特急りょうもう」の一部列車が、東武500系を使用した「リバティりょうもう」に置き換えられ、509F・510F・511Fの3編成が新たに投入されました。
    2021年度は3連×6編成を新たに増備することがプレスリリースで判明しました。

    ・導入編成は512F~517Fか
    2020年度までに製造されたのは、量産先行車含め11編成(501F~511F)でした。
    今回は6編成ですので、順番通りに製造されれば「512F・513F・514F・515F・516F・517F」となりそうです。
    通例ですと、3連×3編成ずつのペースで落成・甲種輸送となりそうですので、計2回の甲種輸送を撮影できそうですね。

    【東武200系200型・250型の置き換えも…?】
    東武500系の投入か因果関係は不明ですが、500系の投入で200型の201Fが昨年12月1日に廃車回送され、後に解体されました。
    以前記事内でもご紹介したと思いますが、東武200系200型の車両機器などの一部は1700系・1720系「DRC(デラックスロマンスカー)」の走行機器が採用されました。
    これらの機器類は製造からかなり年月が経っており、車体の老朽化も懸念材料となります。

    ・350型「きりふり」も気になるところ…

    置き換えの対象の候補として、200系列(200型・250型)の他にも300系(350型)「きりふり」も元々の種車が製造されてから、本年で51年・改造後運用を開始してから30年を迎えます。
    また300型(6連)については、2017年4月20日をもって定期運行からは引退していますが、350型(4連)については、2021/4/30現在も3編成が土休日の「きりふり」を中心に運用を続けています。
    こちらも500系リバティの増備によって置き換えられる可能性はゼロではないと推測されます。

    両数だけに200系列(200型・250型)の置き換えか、置き換えの対象が300系(350型)にも及ぶのか不明瞭な所がモヤモヤしますが今後の動向が気になる所です。




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    総じて、今回は5000
    0系(2編成)にLCD設置工事や20000系のリニューアル(3編成)も進められるようで、特急・通勤列車の車両についても少しずつ置き換え・車両の世代交代が今年度も進みそうですね。

    東武設備投資計画より(https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20210430103812i7wnspo8-VchSnuCxkz-CA.pdf

    【関連記事】
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    ↓相鉄 設備投資計画(一部)↓

    ↓こちらも是非↓

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    JR東日本は29日、2021年度の設備投資計画の概要を発表しました。個人的に気になった点を挙げていきたいと思います。
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    ●車両面
    【横須賀・総武快速線E235系1000番台 追加投入(2020年度~)
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    2020年12月下旬から営業運転が開始されたE235系1000番台ですが、今年度も続々と増備を続ける計画です。2020年度中にF/J-01編成~F/J-08編成の計16編成が投入済みで、2021年度4月中には、クラF/J-09編成・クラF/J-10編成の計4編成が投入されました。
    今後も2023年度末までに、基本編成51編成と増結編成46編成の投入完了に向けて増備を続け、同線を走るE217系の置き換えも同時に進められていきます。

    【レール輸送用新型気動車キヤE195系投入
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    これまでJR東日本では、線路の保守作業事業車として工事臨時列車は「電気機関車(EF64,EF65,EF81
    他)+貨車」の形で各箇所へ輸送されてきました。
    特に電気機関車+貨車の輸送方式では、入換作業に人員と手間を要すること、電気機関車や貨車の車両自体についても老朽化などが要因となって、レール輸送用新型気動車(キヤE195系)が導入されることとなりました。
    東北地区では去年11月末頃に運用を開始、首都圏発着の工臨列車なども、昨月のダイヤ改正より運用を開始しました。

    【上越新幹線E7系に統一完了、2階建てE4系全車引退へ(2021年秋ごろを目途)
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    2018年度末のダイヤ改正から上越新幹線にも導入された、JR東日本E7系。
    車両センターの浸水害の影響で車両計画にも変更が加えられましたが、2021年秋ごろにも投入が完了することが発表され、2階建て車両のE4系「Maxとき」「Maxたにがわ」を全て置き換える計画です。

    ●設備面
    【ホームドア設置】
    2021年度のホームドア設置対象駅(線区単位、2021年4月現在の情報)です。
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    (※線区単位の例:京浜東北線東京駅、山手線東京駅=2駅として数える等)
    京浜東北・根岸線、横浜線、中央・総武線各駅停車の各駅に、ホームドア・スマートホームドアの導入を進める他、常磐線各駅停車の北松戸~北柏駅、南武線武蔵小杉駅の、計21駅42番線に新たにホームドアが導入されます。これら後述した2路線については、今年度からホームドアの設置が進められる計画です。
    各路線に着々と進められているホームドア設置ですが、ホーム上の安全確保のための乗務員訓練・研修なども通年実施されていて、安全対策も引き続き進められています。

    【ワンマン運転拡大
    首都圏エリア周辺の路線にもワンマン運転の拡大の動きが広がっており、既に東北本線(一部区間)、水戸線、内房線・外房線・鹿島線・成田線の一部区間に導入されています。
    また先日、八高・川越線などの車両209系3500番台やE231系3000番台の改造が現状で進められている状況です。

    また、中央快速線にグリーン車の導入に向けて信号・ホーム関連設備の工事や、既存車両への組み込みの対応工事なども引き続き行われる見込みです。

    JR東日本プレスリリース(https://www.jreast.co.jp/press/2021/20210428_ho02.pdf)
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    プレスリリースには記載されていませんが、今年度中には水素燃料電池試験車両「FV-E991系」がいよいよ登場、実証実験が始まります。
    「変革のスピードアップのための投資計画」と位置づけで行われる、今回の設備投資計画。
    今年度も車両の動きに注目していきたいと思います。


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    ↓相鉄 設備投資計画(一部)↓

    ↓JR貨物 設備投資計画(一部)↓


    ↓JR東海 設備投資計画(一部)↓

    【【JR東日本】E235系1000番台やキヤE195系導入、上越E7系統一、ワンマン運転拡大、ホームドア設置等~2021年度設備投資計画~】の続きを読む

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    こんばんは。相鉄は28日、2021年度の設備投資計画を発表しました。
    今年度は鉄道部門・バス部門合わせて、165億円の設備投資計画が実施されます。
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    ●車両面(鉄道部門)
    【新形式「21000系」8連×4編成導入へ(2021年度)
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    (新型車両21000形エクステリアデザイン@プレスリリースから)
    今年度は、新型車両「21000系」8連×4編成の計32編成が導入される計画です。20000系と大差ないような感じがしますが、新形式の登場です。

    昨年度までには20000系の10連が6編成増備されましたが、その後2021年度以降は20000系の8連が登場する計画でした。
    また、同日中に発表された「2021年3月期決算説明資料」によると、「
    電車代替工事(東急目黒線相直車両新造)」という記述があることから、21000系は相鉄線・東急目黒線に直通する列車向けの車両と捉えることができそうです。
    つまり、仮に運転系統別に車両を分けた場合、
    相鉄線⇔「東急東横線」直通列車・・・20000系(10連)
    相鉄線⇔「東急目黒線」直通列車・・・21000系(8連)
    とまとめることができます。
    20000系は、相鉄デザインブランドアッププロジェクトの一環として、ヨコハマ・ネイビー・ブルー化へのリニューアル対象外となった、新7000系や8000系の一部編成、9000系の中で唯一対象外となった9701×10(9701F)を置き換えました。
    目黒線・東横線と信号設備が違いがありますので、実際の21000系が東横線も乗り入れなるかどうか実車情報を待ちたいと思います。
    東急目黒線では3020系が、目黒線と相互直通運転を行っている都営三田線などでは新型車両の6500形が登場する等、各地"新しい顔"が続々と登場しています。

    【10000系10702×10リニューアル継続中(2020~2021年度)
    プレスリリースには記載されていませんでしたが、2020年度下期1月から10702×10(10702F)のリニューアル化改造工事が現在も行われています。

    ●設備面(鉄道部門)
    【ホームドア 7駅設置】
    ホームドアが、西谷・希望ケ丘・鶴ケ峰・かしわ台・瀬谷・相模大塚・さがみ野 の7駅に設置されます。
    この他、相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業として川駅・天王町駅の駅舎改良や車両留置線の整備が進められる他、線路の改良、海老名駅の建て替え事業などが竣工されます。

    車両面・設備面(鉄道部門)合わせて157億円の設備投資計画が実施されます。


    ●車両面(バス部門)
    【集合バス導入(2021年度)
    今年度中にドライバー異常時対応システム(EDSS)付きバス16両(うちハイブリッドバス8両)、コミュニティバス2両が導入されます。
    相鉄のコミュニティバスを利用したことが何度かありますが、コンパクトで駅から町中へ行く際はとても便利でした。

    バス部門については、約8億円の設備投資計画が実施されます。
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    相鉄発表プレスリリース(https://www.sotetsu.co.jp/pressrelease/train/r21-52/
    2021年度3月期決算資料(https://ssl4.eir-parts.net/doc/9003/tdnet/1958253/00.pdf



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    ↓JR東日本設備投資計画(一部)↓

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    ↓JR東海設備投資計画(一部)↓


    こんばんは。
    先日C618編成に、元C605編成,元C616編成のMM'ユニットを組み込んだ状態で長野車両センターまで配給輸送が行われましたが、本日27日に同じく10連化されたC612編成についても廃車・解体のための配給輸送が行われています。
    今回は、C612編成(6連)に元C614編成,元C611編成のMM'ユニットが組み込まれた10連での輸送となりました。
    残るC626編成についても同様の動きになると推測されます。

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    こんばんは。
    横須賀・総武快速線ではE217系からE235系1000番台への置き換えが進められています。
    E235系増備の為、鎌倉車両センターのスペースの関係か因果関係は不明ですが、臨時回送が品川~国府津間(国府津車両センター)~大船間で、複数日設定されています。
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    臨時回送は、横須賀線のA89運用の日中の留置の場所がなんらかの要因で国府津車両センターへ変更されているようです。これまで23日、26日にこの臨時回送列車が設定されているのが既に判明しています。
    回送シーンを東海道貨物線内で撮影しようと思い、現地へ向かいましたが、上り旅客線の列車に被られて残念ながら上記写真のようになりました。

    【臨時回送動き】
    朝運用で逗子まで運用後、東海道本線経由で品川駅まで一旦回送されたのち、品川から同線経由(一部区間貨物線経由)で国府津(国府津車両センター)まで回送されました。
    また夕方以降の運用もあるため、国府津車両センターで一時的に留置された後は、東海道本線経由で大船へ回送されている動きを確認しました。その後は大船からは鎌倉車両センターへ戻らず、直接運用についています。
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    この回送列車は臨時的な意味を持つと思われますが、今後もこういった機会があれば追っていきたいと思います。
    湯河原駅側線や国府津車両センター、東京総合車両センター田町センターへ疎開されているE217系。
    今後の動きにも引き続き記録していきたいと思います。
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    【関連記事】
    ↓E217系 湯河原疎開返却↓


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    こんばんは。
    JR貨物では、関東地区の貨物けん引機の世代交代が再び始まっています。2020年からEF210-300番台が新鶴見機関区にも配置され、ディーゼル機関車DE10,DE11形の置き換え用のDD200形の増備など、けん引電気機関車についても置き換えが進められています。
    そんな中、吹田機関区に所属し国鉄時代に製造されたEF66形100番台(俗に鉄道ファンの間では「鮫」と呼ばれているようで…)の初期車にあたる、101号機~108号機の動向に陰りを見せています。

    今から一年ほど前、EF66-104のライト回り機器(部品)が取り外された姿が目撃され、その後の動向を注視してきましたが、以降運用に入ることはありませんでした。
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    (上記写真は今年3月上旬に敷地外から撮影したものです。)
    EF66 104以外にも前期車(101号機~108号機)を中心に、100番台全体で去年4月頃から「休車札」を掲げる車両も見受けられました。
    実際の所、前期車以外の車両については運用に復帰した車両もありますが、中には休車"状態"の車両が続いている車両もあります。
    しかし、前期車の101~108号機関しては、早い車両で去年11月頃から2021/4/24現在にかけても一機も運用に入っていないのが現状です。
    また102号機・107号機に関しては、ターミナル構内の解体線に去年10月頃から留置が続いていて、予断を許さない状況が続ています。
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    (2021年3月上旬ごろ、敷地外から撮影…この頃は白線は見られませんでした。)
    さらに106号機・108号機ですが、車番プレートの周りには謎の白線が書かれていることも明らかになって、108号機の区名板やライト機器などが外されていることも分かっています。
    →(https://twitter.com/celeste_blu_ito/status/1385759075762331662※当ブログのアカウントではありません。

    こういったことからも、前期車については今後休車状態が続き、順次廃車・解体となる可能性が非常に高くなってきています。

    2021年3月14日以降のダイヤ改正以降は愛知機関区EF64の関東地方への乗り入れ運用がなくなり、 2021年度からの事業計画として、九州地区にもEF510形の導入を匂わせる記述が見られました。
    吹田所属の機関車,新鶴見所属の機関車を始め、全国的に旧型の電気機関車の置き換えが始まっている今日この頃。
    今年はDD200&EF210-300の増備も既に決定していて、色々車両の動きはありますが、EF66形の最新の情報が入り次第、さらにまとめていきたいと思います。


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