
公開された労組資料やダイヤ改正等、並びに車両センター関係者による発言など横須賀線・総武快速線用E217系に関する情報が出ていましたので、現況およびダイヤ改正後の動きを整理していきます。
【横須賀・総武快速線 現況】
まずは、E217系の運用状況とE235系1000番台の新製状況等を見て行きます。・E217系は残り4編成
配給輸送された車両を除き、運用中(離脱を示すドアステッカー撤去車両含む)のE217系は11両編成の基本編成と付属編成の各2編成ずつ計4編成となり、在籍数が片手で数えられる数まで減少しました。
(内訳)
基本2本・・・Y-35,Y-42編成
付属2本・・・Y-101,Y-102編成
・E235系は全編成が運用入り
運用中のE235系1000番台は11両編成の基本編成49編成と付属編成44編成となっています。
基本49本・・・F-01~F-49編成
基本44本・・・J-01~J-44編成
【ダイヤ改正で動き】
首都圏本部統括の鎌倉車両センターにおいては、2025年3月15日のダイヤ改正より少し時間が経ちましたが、『E235系 基本49本 付属44本、E217系基本 付属2本』の体制となりました。
なお、改正後の横須賀・総武快速線の運用は『E235系のみとなり、 E217系は使用予定はなし』『スケジュールではダイヤ改正を超える可能性があるものの、E217系の運用は無くなりE235系に統一』としていましたが、ダイヤ改正を前に運行を終了、事実上のE235系は統一となったものと推測されます。
鎌倉車両センターE217系撮影会 職員さんのお話
— powerskyaccess (@powerskyaccess) March 22, 2025
・第1部は16秒で完売(企画側としても想定外だったらしい)
・開催前日は22時過ぎまで準備していた(頑張って車両をピカピカにしたとのこと)
・4月以降もイベントを企画中(しばらくE217は残る)
関係者の皆様に感謝。次のイベントにも期待。 pic.twitter.com/cNgVKvfSZ2
E217系については、4月以降もイベントを企画中でしばらくE217は残る、E217系の廃車は来年度中と鎌倉車両センターの関係者の発言があった模様です。
E217系の廃車計画について「予定の段階ではあるが、長野総合車両センターの受け入れ体制もあり、来年度の6月か夏前には廃車が完了する計画」とも労組資料で言及されています。
ダイヤ改正プレスリリースでは言及されていなかった、横須賀線・総武快速線E217系の運用撤退ですが、過去にはJR西日本の117系や奈良線103系、東日本新潟地区115系、山手線E231系、東京メトロ03系、6000系や7000系などサイレント引退となっている中、引退時期が示された点はどこかホッとしています。

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