
共同通信社は16日、JR東日本・東北新幹線の変革に着手する旨の記事が出てきました。
記事によると、JR東日本が東北・山形新幹線のスピードアップと時間短縮に向け、駅や車両のリニューアルを検討、山形新幹線「つばさ」に、2023年春をめどに新型車両の導入を検討していることも明らかに。
【山形新幹線の車両】
山形新幹線はE3系1000番台(L53-55編成・・・7両編成×3編成)、2000番台(L61-72編成・・・7両編成×12編成)と700番台の観光列車「とれいゆ」「現美新幹線」の計16編成で運用されています。
新車両投入予定の2023年ごろは車両が製造されてから、約14年~15年となり、ちょうどこの新車両によって置き換えられる時期なのではないのでしょうか。
【気になる新型車両の形式は…?】
新車両の形式等の考察を簡単にしていきたいと思います。
①新形式「E8系」(仮)の導入。
②E6系〇〇〇〇番台。
※②のE6系は2018年10月に山形新幹線内で試運転を実施しています(秋田新幹線用は山形新亜幹線と同じ「ミニ新幹線方式」を採用している点でも合致)。→ただし、E3系1000番台・2000番台の座席数402席(グリーン車含む)に対し、E6系は332席(グランクラス車両除く・グリーン車含む)と70席ほど座席数の違いも。
→車体はE6系ベースでそれ以外(デザイン等)が変更…?
現在、東北新幹線を中心に試運転を行っている「AFTA-X」は、北海道新幹線札幌延伸の際の新型車両の試験車両なので、この形式をベースに作られる可能性は低いのかなと思います。
もし新形式となれば北陸新幹線の「E7系」以来となりそうです。
(追記)昨日今日にかけて、山形新幹線新車両についてざっくりとまとめると、
①E6系ベース
②最高速度300km/hほど
③先頭形状は新規デザイン
④投入は2023年春頃
⑤E3系1000番台と2000番台の置き換え
②最高速度300km/hほど
③先頭形状は新規デザイン
④投入は2023年春頃
⑤E3系1000番台と2000番台の置き換え
となりそうです。
【福島駅のアプローチ線の大規模改良工事も】
東北新幹線「はやて」と山形新幹線「つばさ」と合流する福島駅の線路構造を変える大規模改良工事にも着手し、駅周辺で用地買収の作業に入ったとのこと。「はやて」「つばさ」の立体交差が現状のダイヤ上課題があり、見通しがついたというとこでしょうか。
東北新幹線「はやて」と山形新幹線「つばさ」と合流する福島駅の線路構造を変える大規模改良工事にも着手し、駅周辺で用地買収の作業に入ったとのこと。「はやて」「つばさ」の立体交差が現状のダイヤ上課題があり、見通しがついたというとこでしょうか。
これから徐々に判明していくと思うのでしっかりと注視していきたいと思います。