東急電鉄は5月13日、2024年度の設備投資計画の概要を発表しました。
大井町線では9000系・9020系の代替車両として急行用の6020系をベースとした新型車両新造の他、目黒線3000系をはじめ、導入から20年を超える車両を中心にリニューアル等が触れられました。
【大井町線新型車両の製作】
大井町線の老朽化の進む大井町線の9000系、9020系車両の更新に向けた車両新造に着手し、今年度は設計および機器・車両製作が進められるようです。
新型車両については、既報通り、急行運転に使用している6020系車両をベースとなっている見通しです。
置き換えられる予定の9000系・9020系については、西武鉄道へ「サステナ車両」として譲渡される予定であることが公表されています。
【経年車の「リニューアル」開始】
今年度より順次、導入から20年を超える車両を中心にリニューアルが実施される見通しです。
イメージ画像として目黒線3000系が挙げられており、今年度から同車両リニューアルが始まるものとみられます。
【田園都市線「TASC」導入】
田園都市線において、定位置停止装置(TASC)導入に向けて、今年度は車両の改造工事および地上装置の設置が実施される予定です。
なお、東横線・目黒線・東急新横浜線・池上線・東急多摩川線においては既に導入が完了しています。
【4路線に「線路設備モニタリング」装置導入】
今年度は東横線、目黒線、東急新横浜線、田園都市線において線路設備モニタリング装置が導入される見通しです。
(投稿日時点では、目黒線他3020系3122F・サハ3422、東横線他5050系4000番台4102F・サハ4502には既に関連機器が搭載済みです。)
取得したデータの有効活用に向けて、鉄道4社(小田急電鉄・東京メトロ・JR東日本・東急電鉄)で共通使用できる保線管理システ ム「RAMos+®」を導入し活用していく方針です。
2024年度の設備投資計画新・中期事業戦略に基づき、「移動」の価値を追求する企業へ進化すべく約468億円の設備投資を実施(東急電鉄)
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