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西武鉄道は5月9日、2024年度の設備投資計画を発表しました。
40000系通勤車両、サステナ車両(小田急8000形)の導入や新宿線有料着席サービスの刷新(10000系置き換え・新車導入)などが明らかになりました。
2030年度までに VVVF インバータ制御 車両比率100%達成を目指すべく、積極的な車両更新が進められていく計画です。

40000系の新形態(8両編成)が登場か
旧型車両より省エネルギー化(消費電力60%削減)、低騒音化した40000系を、今年度は3編成24両導入される予定です。
これらの具体的な編成両数については触れられていないものの、今回は1編成当たりの8両の車両が導入されるものと推測され、これまで増備された従来の10両編成とは異なった車両形態が導入される可能性があります。

「サステナ車両」導入
「サステナ車両」(他社から譲受したVVVFインバータ制御車両)については、今年度、8000形1編成6両を整備・改修ののち、運行開始を目指すとしています。


ホームドア整備
2024年度は、練馬高野台駅と石神井公園駅のホームドア稼働を目指すとのことです。

(参考:今後の西武鉄道 ホームドア設置計画)
【今年度稼働を目指す駅 2駅6番線】
練馬高野台駅、石神井公園駅

【整備に着手している駅 6駅17番線】
池袋駅(1番・7番・特急ホーム)、中村橋駅、 富士見台駅、新桜台駅、東村山駅、新所沢駅

【整備に向けた検討を進める駅 3駅8番線】
大泉学園駅、花小金井駅、小平駅

【10000系「ニューレッドアロー」置き換えへ】
2025年度以降に予定している事業として新宿線有料着席サービスの刷新が挙げられました。
現在、新宿線で運行している10000系車両(ニューレッドアロ ー)について、今後新たな車両へ置き換えるとともに、有料着席サ ービスの刷新を検討していくことが明記されました。
新車両については2026年度中の運行開始を予定しており、詳細は決まり次第お知らせするようです。


2024年度 鉄道事業設備投資計画 西武鉄道 過去最大の総額334億円 「沿線価値向上」・「デジタル化」・「働きがい向上」へ積極的に投資(西武鉄道)


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