近江鉄道彦根車両区に西武新2000系2451F+2453Fが搬入され、近江鉄道仕様に改造される方針が明らかになりましたが、10月24日付の乗り物ニュースの配信記事(以下:同記事)において改造内容が言及されました。
まず譲受の2000系は『2両編成を2編成、計4両を導入』するとのことです。全て営業運転に使用し、「部品取り」車両は含まれていないと言及されています。
2編成4両というと、2451F+2453Fのみが譲受対象で現時点ではこれら以上の車両の譲渡はないと考えられます。300形(元3000形)も界磁チョッパ制御車であり、2000形も同様であることからも、ある程度の部品は確保できる見通しがたっている...?と推測されます。
・改造内容
また、改造内容について「主にワンマン化やバリアフリーへの対応などを予定しており、外装を変更するかどうかは現在検討中」とし、更にVVVF化は予定していないと同記事内で言及されています。
更に、以前の当ブログ記事でお伝えした既存車両の100形や300形で実施された先頭車改造など大掛かりな改造は実施しない方針です。
JR西日本テクノスが監修したホームページ記事によると、過去に100形(元101系・301系)や300形の先頭車改造等が実施されていたようです。これは、元々4両1編成で譲り受けた西武鉄道の車両を先頭車の運転台を中間車に付け替えることで、2両1編成にするリニューアル工事でしたが、今回譲渡された2000系は、前述通りに1編成2両であるため改造をする必要がないと判断したのでしょう。
【西武2000系2451F+2453F譲渡甲種輸送】
(1日目・10月19日)
西武鉄道小手指車両基地~所沢~新秋津:西武鉄道101系263F(けん引)
新秋津~新鶴見~川崎貨物駅:JR貨物新鶴見機関区EF65 2070号機(国鉄色・赤プレ)
(2日目・10月20日)
川崎貨物駅~西浜松~京都貨物駅:JR貨物新鶴見機関区EF65 2070号機(国鉄色・赤プレ)
(3日目・10月21日)
京都貨物駅~彦根駅:JR貨物岡山機関区DE10 1561号機
彦根駅~近江鉄道彦根車両区:100形102F
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