11月9日、国立国会図書館において、 一般社団法人日本鉄道車輌工業会企画部が発刊した『鉄道車両工業』という雑誌論文を確認し、「(略)南海電気鉄道・近畿日本鉄道・阪急電鉄の更新で127両を予定」との記述がありました。(著作権の範囲内の基に掲載)
【南海電鉄】
南海電鉄では、今年度に南海線に8300系4編成12両の導入が明らかになっていますが、次年度以降も、南海線または高野線において車両の更新が実施される見込みです。
【近畿日本鉄道】
近鉄においては、2025年度にも8A系や新型一般形車両の導入が発表されています。
奈良線・京都線・橿原線・天理線:36両(4両×9本)
大阪線:8両(4両×2本)
南大阪線:12両(4両×3本)
名古屋線:12両(4両×3本)
大阪線や南大阪線、名古屋線等の新形式の登場に期待したいところです。
【阪急電鉄】
阪急電鉄では、来年度以降も京都線系統の特急形車両「2300形」や神戸線・宝塚線系統(所謂:神宝線)に2000形の導入が見込まれています。
2300系の「PRiVACE」車両は最終的に12編成まで拡大(うち10編成で運用)予定であることが報じられています。(→2300系は同数の2300F~2311Fまで登場予定。)
更に、最終的には、京都線特急車両は2300系に統一(3300系は置き換え)となる見通しです。
【留意点・注意点など】
※「予定」=「導入時期」とは異なる可能性があり、掲載されていた情報については情勢次第では変化する場合がございます。また、確認された上記路線以外の導入の可能性もありますので留意する必要があります。
※この記事は、実際にこの記事作成者本人が国会図書館の方に出向き、資料の内容を確認をし、雑誌論文の著作権の範囲内で作成しているため、所謂、記事の盗用などには当たらないものと解します。語弊のないようにご注意下さい。
※日本鉄道車輌工業会は、鉄道車両と鉄道車両に搭載される電気機器、部品の生産に携わる多数のメーカにより構成されています。さらに、多くの鉄道事業者も特別会員として参加しています。
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※出典元の記載。
一般社団法人日本鉄道車輌工業会企画部 (2024). 鉄道車両の生産動態と需要予測. 鉄道車両工業 512, 19-39.
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