TcHb7FBJRbr5ljL1742910200_1742910471
近鉄グループホールディングスは3月25日、2025年度~2028年度の中期経営計画を公表しました。
その中には、「ビスタカー」更新・一般車両150両新製などが盛り込まれました。

新型一般形車両導入
2025年度~2028年度に150両程度導入される予定の新型一般車両。これには現在導入が進められている8A系をも含まれています。2025年度における、8A系などを含む新型一般車両導入計画は68両が計画されています。

2025年度の新型一般形車両導入計画(8A系)
奈良線・京都線・橿原線・天理線:36両(4両×9本)
大阪線:8両(4両×2本)
南大阪線:12両(4両×3本)
名古屋線:12両(4両×3本)

そうすると2026年度~2028年度の3カ年度で82両程度・1か年度当たり20両後半の導入に留まる可能性があります。



ビスタカー等更新へ
夢洲への直通列車、新型観光列車、ビスタカー更新等による新たな魅力発信と近鉄ファンの創出とし、テーマ性の高い導入が検討される見込みです。
具体的には、大阪IR(統合型リゾート)の玄関口である大阪メトロ中央線「夢洲駅」と近鉄沿線(奈良大和路・伊勢志摩等)への直通列車の開発、近鉄奈良線などと、夢洲まで運行する大阪メトロ中央線に乗り入れるけいはんな線の、集電方式が異なる双方の路線に対応する新型車両の開発を進めている模様です。
新型観光列車を含め、コンセプトやテーマ性の高い列車の導入検討が進められていくとしています。


特急増発,主要路線へのワンマン拡大ほか
名阪特急増発等(大阪ー名古屋間の特急増発)や最終電車の繰り下げなどが取り組まれる一方で、ダイヤ見直しによる運営コストの削減などにも言及されています。
また、DX、ITによる業務効率化として、主要路線へのワンマン運転拡大も検討段階にあるといいます。


PVアクセスランキング にほんブログ村

鉄道情報】
最新の鉄道情報は下記のリンクよりご覧いただけます。


【おすすめ記事】








https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/ir/plan/data/long%20term%20vision2035&management%20plan2028.pdf