近鉄では、奈良線や京都線、橿原線等に16年ぶりの新型一般形車両「8A系」が導入・運行開始となってから11月7日で約1ヶ月が経過しました。
新製・置き換え状況と共に、他路線の新型一般形車両導入に関する新たな情報が掲載されていましたのでまとめていきたいと思います。
【近鉄8A系新製・導入状況】
8A系は11月7日現在で5編成が営業運用に導入済みで1編成が高安車庫に搬入済みです。
8A01編成(2024年10月7日営業線導入済み)
8A02編成(2024年10月7日営業線導入済み)
8A03編成(2024年10月7日営業線導入済み)
8A04編成(2024年10月13日営業線導入済み)
8A05編成(2024年11月6日営業線導入済み)
8A06編成(2024年11月2日~4日頃にかけ高安車庫搬入済み)
・導入計画(導入予定両数・線区等)
8A系は、2024年度に48両(4両編成×12本)、8A系に準じた新型一般車両を2025年度に68両(4両編成×17本)を導入する見通しです。
具体的な導入線区については、以下の通りです。
・2024年度(8A系)
奈良線・京都線・橿原線・天理線48両(4両×12本)
残り:6編成24両
・2025年度(8A系など新型一般車両)
奈良線・京都線・橿原線・天理線:36両(4両×9本)
大阪線:8両(4両×2本)
南大阪線:12両(4両×3本)
名古屋線:12両(4両×3本)
【近鉄8000系・8600系廃車状況】
8000系・L83編成(9月3日塩浜入場・解体)
8600系・X67編成(9月16日塩浜入場・解体)
8000系・L84編成(10月9日塩浜入場)
8000系・L88編成(10月22日塩浜入場)
8600系・X52編成(11月5日塩浜入場)
【新形式導入に伴いホーム改良へ】
月刊とれいん「2024年11月号No.599」において、8A系を含む新型一般形車両の導入に伴い、近鉄大阪線の高安~榛原間でホームの改良工事が実施された旨が確認できました。
また、今後、新型一般形車両の導入が計画されている、名古屋線、南大阪線をはじめ、山田線においてもホームの改良工事が実施される見通しです。また、上記路線の他にも近鉄全線において、新型一般形車両導入に伴うホームの改良工事が実施される計画があることが記載されています。(生駒線・田原本線は工事が遅くなる旨の記述有り)
いずれにせよ、8A系の数字の部分は今後、所属する線区向けによって付番が異なり、 1,2 大阪線、名古屋線 3 京都市交直通 5 特殊な車両(けいはんな線〜奈良線直通) 6 南大阪線 7 けいはんな線 8,9 奈良線、京都線となっていることからも、名古屋線であった場合「1B系」(あくまで仮称)や、南大阪線「6B系」(あくまで仮称)等も登場する可能性も0ではなさそうです。
8A系の導入から一ヶ月が経ちましたが、来年度には派生形の車両も登場するとのことで、まだまだ目が離せませんね。
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