昨日、川崎車両兵庫工場において、車両の前面後面部分がJR東日本のGV-E400系やJR北海道のH100形に酷似しているものの、窓枠の少ない、3ドア車、2連車とみられる従来車とは異なる車両構体が目撃されました。
では、一体この車両が何なのか個人的に勝手に想像してみたいと思います。(あくまでも想像です。)
・GV-E400系,H100形の形態変更車
文字通り、まずはGV-E400系またはH100形の仕様変更車という想像です。
JR東日本GV-E400系とJR北海道H100形は、今回目撃された鋼体と同じ「川崎車両」で製造されており、GV-E400系の2連車タイプという点は一致します。
しかしながら、3ドア車となるとやはり何かしらの仕様変更で新番台もしくは丸っきり新形式となる可能性があります。
・HB-E220系(仮)
今年5月中旬頃までに、鉄道車両メーカーから設計を請け負う会社の公式サイトにおいて、「JR東日本 HB‐E220 車体設計」との記載が確認されており、今回目撃のあった鋼体が鉄道ファン界隈では「HB-E220系」(仮)ではないかという声も上がっています。
HB-E220系の元になる車両は、ディーゼルハイブリッドシステムを搭載したHB-E210系の後継形式の車両だと、HB-E210系は3ドア車・2連車ですので、後継車両として車両形態が一致します。
ただ、未だHB-E220系が果たして本当に登場・導入されるのか、車両デザイン等は発表されておらず、真偽は定まっていません。
・城端線・氷見線新型気動車
城端線・氷見線では、2029年頃までに電気式気動車を想定したオリジナルデザインの新型気動車34両の導入が計画されています。
新型車両については、2両もしくは4両で編成し、座席やドアの数、床面の高さなどは、現在、あいの風とやま鉄道で運行する車両と同じ仕様とすべきとの意見が出ているようです。
あいの風とやま鉄道で運行する車両は具体的に521系を指しており、①床面の高さが約1,120~約1,150mm程度(ステップの改良などバリアフリーを実現)、②1両あたり20m以上の車両長を確保、③ドアの枚数は両開きの3枚扉としています。
ただ、2024年11月以降予定で新型車両のタイプを決定し、その後来年3月までにデザインをまとめる方針で、(試験車として製造する場合を除き)車両タイプもデザインも決まっていない、城端線・氷見線新型気動車を早々に製造するのかという疑問が残ります。
いずれの3点もあくまで個人的な想像ではあり、いずれも断定はしていません。
まだ新たな車両構体の目撃が出始めたばかりなので、一体どのような車両が製造されていくのか、製造過程などの話題については今後取り扱っていく方針です。
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(画像:photoAC)
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