近畿日本鉄道では、いよいよ来週の10月7日より一般型車両8A系が運行開始します。鉄道ファンや鉄道ダイヤ情報等の商業誌などにおいて、車両番号の付番について詳細の資料が掲載されています。
例えば「8A101」の万桁の「8」については所属路線を示しており、8は奈良線、9は京都線の様に路線別に振り分けられている模様です。
A(千桁)は所謂グループを示し、①編成両数(4両や6両、8両)など、②シート配置(ロングシート車L/Cカーなど)、③外観状態の違いや、④用途変更(観光列車化、貨車化)、⑤機器や装置の変更、そのほか管理上で変更が必要な場合とで区別されている模様です。
また、百桁の「1」は車両位置、以下2桁「01」等は編成番号などが示されている模様です。
冒頭で示した2つの雑誌については、いずれ掲載内容が一致しており、同じ資料を基に掲載されているものと推測されます。
現状、2024年度は奈良線・京都線・橿原線・天理線に8A系が導入されることが発表されていますが、今回の車両付番の方法から、京都線に9A系や(※仮)、大阪線1B系(※仮)、南大阪線6C系(※仮)、名古屋線などには2D系(※仮)といった、8A系に準じた新型一般型車両の導入が計画されています。
※8A系を除く上記形式はいずれも仮称・個人で勝手に想像したものです。新型一般車両の導入方針は発表済みです。
近鉄では従来より一般型車両について、路線別、車両の形態別に形式がそれぞれ振り分けられていますが、その方式については例外なく8A系にも適用され、後々、8A系の派生形式などの登場が見込まれる状況です。
なお、上記の資料に示された車両付番方式については、例示的に列挙したにすぎない点に留意する必要があり、実現するかは別として、将来的に8A系をベースとした貨車化、観光列車化などを想定、仮に実現したら面白そうです。
【導入計画(導入予定両数・線区等)】
8A系は、2024年度に48両(4両編成×12本)、8A系に準じた新型一般車両を2025年度に68両(4両編成×17本)を導入する見通しです。
・2024年度(8A系)
奈良線・京都線・橿原線・天理線48両(4両×12本)
・2025年度(8A系など新型一般車両)
奈良線・京都線・橿原線・天理線:36両(4両×9本)
大阪線:8両(4両×2本)、南大阪線:12両(4両×3本)、名古屋線:12両(4両×3本)
【鉄道情報】
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8A系は、2024年度に48両(4両編成×12本)、8A系に準じた新型一般車両を2025年度に68両(4両編成×17本)を導入する見通しです。
・2024年度(8A系)
奈良線・京都線・橿原線・天理線48両(4両×12本)
・2025年度(8A系など新型一般車両)
奈良線・京都線・橿原線・天理線:36両(4両×9本)
大阪線:8両(4両×2本)、南大阪線:12両(4両×3本)、名古屋線:12両(4両×3本)
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【おすすめ記事】
・鉄道ファン2024年11月号 新車ガイド 近畿日本鉄道8A系(RF誌)
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(画像:photoACより)
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