
2025年1月~3月に各鉄道会社のプレスリリースより発表された新型車両・車両更新について纏めました。車両は順不同で挙げています。
☆目次☆
・JR西日本の城端線・氷見線向け新型ハイブリッド車導入
・西武鉄道山口線・レオライナーに新型車両
・相模鉄道新型車両13000系導入
・JR東海超電導リニア改良型試験車「M10」を投入
・阪神電車 急行用新型車両「3000系」導入
・西武鉄道 ライナー用新型など導入
・嵯峨野観光鉄道 新型トロッコ列車導入
・東急電鉄 各駅停車用6020系導入
・東武東上線新型車両90000系導入
・近鉄ビスタカー更新・新型観光列車構想
・東急電鉄 大井町線新型車両(6020系ベース)
・岳南電車 車両更新設計
・JR西日本の城端線・氷見線向け新型ハイブリッド車導入
・西武鉄道山口線・レオライナーに新型車両
・相模鉄道新型車両13000系導入
・JR東海超電導リニア改良型試験車「M10」を投入
・阪神電車 急行用新型車両「3000系」導入
・西武鉄道 ライナー用新型など導入
・嵯峨野観光鉄道 新型トロッコ列車導入
・東急電鉄 各駅停車用6020系導入
・東武東上線新型車両90000系導入
・近鉄ビスタカー更新・新型観光列車構想
・東急電鉄 大井町線新型車両(6020系ベース)
・岳南電車 車両更新設計
今回は1月~3月に公表・発表された情報をまとめています。
JR西日本の城端線・氷見線向け新型ハイブリッド車導入
JR西日本の城端線・氷見線再構築会議が開催され、令和10年度末頃(2028年度末頃)を目標に最新の蓄電池を搭載した「新型ハイブリッド気動車」を導入することが決定したとNHK報道(以下同記事)・並びに参加委員の市長のX(旧:Twitter)のポストなどで明らかになりました。車両についてはJR西日本が発注する見通しです。
西武鉄道山口線・レオライナーに新型車両
西武鉄道は1月22日、新交通システムの山口線(レオライナー)に新型車両を導入することを明らかにしました。2025年度末に第1編成運行開始予定です。相模鉄道新型車両13000系導入
相模鉄道は2月7日、2025年度より順次新型車両「13000系」を導入すると発表しました。相模鉄道は、2025年度から順次相鉄線に、新型車 両「13000 系」を導入します。「デザインブランドアッププロジェクト」の第2 フェーズとして、これまでのコンセプト「安全×安心×エレガント」に「未来」というキーワードを加えて同車両をデザインしました。
— 相鉄 公式 (@sotetsu_group) February 7, 2025
▼詳しくはhttps://t.co/jYNTtVikjG pic.twitter.com/qcJQbeMi3P
今後、全体パースや運行開始時期、運行区間、車両情報などの詳細は、決まり次第お知らせする見通しで、12000系(相鉄・JR直通線用)や20000系,21000系(相鉄・東急直通線)といった位置づけとなるのか、8000系・9000系・10000系・11000系のように相鉄線内専用車両となるのか、今後の発表が楽しみですね。
JR東海超電導リニア改良型試験車「M10」を投入
超電導リニア車両「L0系」の新たな改良型試験車「M10」を投入すると発表しました。新たな車両は、中間車両として製造される見通しです。M10は、中間車1両の製造で日立製作所と日本車輌製造が設計し、日立製作所が製造する見通しです。走行試験の開始時期は、2025年夏を予定し既存のL0系と組み合わせて試験を実施される計画です。
阪神電車 急行用新型車両「3000系」導入
阪神電車は急行用に新型車両「3000系」を導入すると発表しました。導入線区は阪神線(急行列車) としています。3000系には、阪神初の座席指定サービスを6両編成のうち1両に導入。座席指定サービスの詳細は後日発表される予定です。デビューは2027年春で、1編成で運用し順次本数を増やすようです。
東武80000系に導入されている、SynTRACS(同期リラクタンスモーター)を採用するそうです。
西武鉄道 ライナー用新型など導入
西武鉄道は、3月14に発表した鉄道旅客運賃改定申請のプレスリリースにおいて、西武新宿線の特急ニューレッドアロー号で使用されている10000系については、今後、「ライナー型車両」で置き換える方針が明らかになりました。ライナー型車両を2026年度中に導入し、停車駅などの運行形態も変更。また、サービスを刷新するとしています。
この特急「小江戸」の後継となる「ライナー型車両」については、乗り物ニュースの記事によると、「一般列車にも充当可能な車両とする方向で検討」「40000系とするかは未定で、現在検討中」と言及されました。
嵯峨野観光鉄道 新型トロッコ列車導入
嵯峨野観光鉄道の新型トロッコ列車を導入することをJR西日本は発表しました。 新たな客車の特徴として、①座席間隔,通路幅の拡大、②天井・側面はガラス張り、③車内表示器(4か国語)、④特別室の導入としています。
営業開始時期は2027年春を経過しており、現在運行している車両は2026年の営業運転をもって引退の予定であることが言及されました。
東急電鉄 各駅停車用6020系導入
東急電鉄は各駅停車用の「6020系」を導入すると発表しました。導入数は5両×18編成の計90両の予定で、2025年夏頃より順次導入・置き換えを進めていく見通しです。東武東上線新型車両90000系導入
東武鉄道は東上線の9000系代替車両として新型車両「90000系」を導入すると発表しました。東上線 エリアにおける人や物流のルーツが荒川や新河岸川の“舟運”にあることに着目し、「地域と人と未来を つなぐ わたし舟」をコンセプトにデザインした車両となっているようです。
90000系は、9000系と同数の7編成70両が2026年度以降順次、導入される見通しです。
近鉄ビスタカー更新・新型観光列車構想
夢洲への直通列車、新型観光列車、ビスタカー更新等による新たな魅力発信と近鉄ファンの創出とし、テーマ性の高い導入が検討される見込みです。具体的には、大阪IR(統合型リゾート)の玄関口である大阪メトロ中央線「夢洲駅」と近鉄沿線(奈良大和路・伊勢志摩等)への直通列車の開発、近鉄奈良線などと、夢洲まで運行する大阪メトロ中央線に乗り入れるけいはんな線の、集電方式が異なる双方の路線に対応する新型車両の開発を進めている模様です。
新型観光列車を含め、コンセプトやテーマ性の高い列車の導入検討が進められていくとしています。
南海電鉄特急サザン車両更新他
南海電鉄は3月31日、特急サザンの車両更新や、新たな観光列車の導入などが盛り込まれた中期経営計画(NANKAIグループ中期経営計画 2025-2027)を公表しました。この他、車両更新においては、『インバウンドを含む、多様なお客さまが快適に利用できる車両を40両導入』 とし、2025年度:12両、2026年度:12両、2027年度:16両の新型車両導入が見込まれます。
また、高野線(なんば~高野)において新たな観光列車を2026年春に導入することが明記されています。
岳南電車 車両更新設計
岳南電車は2025年度に、車両更新(中古車2両:1編成2両)のための設計 、SIV装置の試験、ワンマン機器等取り付け機器の購入を実施する計画です。【鉄道情報】
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