本日、JR西日本の城端線・氷見線再構築会議が開催され、令和10年度末頃(2028年度末頃)を目標に最新の蓄電池を搭載した「新型ハイブリッド気動車」を導入することが決定したとNHK報道(以下同記事)・並びに参加委員の市長のX(旧:Twitter)のポストなどで明らかになりました。
車両についてはJR西日本が発注する見通しです。
会議では、新型車両のタイプについて当初は「電気式気動車」を推す意見が多数出たと明らかになっていましたが(→関連記事)、メーカーによる新型蓄電池の開発が進み、JR西日本は、城端線・氷見線の新型車両に実装できる目途が立ったとして、新たに「新型ハイブリッド気動車」の案を追加となった模様です。
『沿線の市長からは「新型ハイブリッド気動車」を導入した場合に、乗り心地や降雪時の走行に問題がないかなどの質問が出され、車両の発注を担当するJR西日本の担当者がいずれも問題はないと返答があった』と同記事で言及されました。ディーゼルエンジン・発電機に加え、新たに開発された蓄電池を搭載する模様です。
新型車両は2両・4両で運用し、あいの風とやま鉄道で採用例のある「セミクロスシート」が採用される見通しです。
なお、車両デザインは今年度中にも決定する方針ですが、今年12月18日開催された「第5回城端線・氷見線再構築検討会」の複数の関連資料によると、『車両前面にオリジナルデザインを取り入れるなど、デザインを工夫することにより、利用者が路線に愛着が持てる「乗りたくなる路線」を目指す。』『34両(現車両24両を新型車両に置き換え、車両前面オリジナルデザイン)』との記述が確認できます。
既存のJR東日本HB-E220系、JR東海HC85系、JR四国などが導入を目指す新型ハイブリッド気動車などを参考として製造される可能性も捨てきれませんが、今後の車両デザインがどのような仕様になるのか要注目です。
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【おすすめ記事・関連リンク】
第5回城端線・氷見線再構築検討会(令和5年12月18日開催)
・NHK富山『城端線・氷見線 新型ハイブリッド気動車を導入へ』
・富山県 南砺(なんと)市・田中幹夫市長のXのポスト
今日はお昼の時間に高岡市役所にて会議。
— 田中幹夫@南砺市長 (@tanakatoga) January 11, 2025
知事と城端線と氷見線の沿線4市長とJR西日本とあいの風とやま鉄道。北陸運輸局と。
城端線氷見線再構築会議。
新型列車は新型ハイブリット気動車に。最新車両となる。#城端線#氷見線#再構築会議
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