
JR東日本東北新幹線古川駅~仙台駅で発生した、E5系はやぶさ号+E6系こまち号の「列車分離」についてJR東日本の発表がありましたのでまとめていきたいと思います。
・外れたときの状況
連結器部分が外れたときの状況として、時速およそ315キロで走行中に連結部分が外れたといいます。
事象発生車両は「はやぶさ6号」(E5系)と「こまち6号」(E6系)で、盛岡駅から仙台駅に向かっている途中の、古川駅(通過駅)~仙台駅(停車駅)を走行し、古川駅(通過駅)からおよそ6キロ進んだところで両列車が停車したということです。
その後、自動的に非常ブレーキが作動し「はやぶさ」と「こまち」は停車しました。
・連結外れ「はやぶさ」約4.8キロ「こまち」約4.6キロ走行
連結部分が外れて自動でブレーキが作動してから、前方の「はやぶさ」はおよそ4.8キロ、後方の「こまち」はおよそ4.6キロ走行したところで停車したということです。「はやぶさ」と「こまち」の距離はおよそ300メートル離れたといいます。
・車両の連結部分の外観に異常なし
停車後の確認では、車両の連結部分の外観に異常はなく、トラブルの前に盛岡駅で行われた連結作業も通常通りで特に異常は確認されなかった模様です。
トラブルがあった車両は現在、「新幹線総合車両センター」に運ばれ調査が実施されている模様です。調査では車両のデータや機器の異常の有無を確認していますが、現時点で原因はわかっておらず、調査が終了するめどは立っていない状況です。
今回の列車分離で、乗務員・乗客共に怪我など人的被害が発生していません。新幹線開業以来の史上初の事象でしたが、今回の問題が解決することを切に願っています。

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東北新幹線古川~仙台間はやぶさ・こまち6号が走行中に連結部が外れ停車した事象について(JR
東日本プレスリリースより)
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