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JR東日本E10系新車発表、阪神3000系ほか新型車両の発表ラッシュ、謎車両の目撃、あの車両が搬出など3月1日以降、3月14日までの鉄道ニュース等をまとめてみました。なお、全ての事象を掲載していませんのでご了承願います。


【JR貨物ナンバープレート撤去】
3月1日、JR貨物 新鶴見機関区所属のEF65 2068号機のナンバープレート撤去されている様子が目撃されました車両前面・側面のナンバープレートが撤去されました。
同車両は3日に、仙台総合鉄道部EH500 13号機と共に大宮車両所へ甲種輸送・回送されました。


【JR東海211系に新たな動き】
静岡車両区211系5000番台・6000番台(GG編成)の4編成8両がJR貨物西浜松駅方面・留置線へと臨時回送されましたが、その後、1日の午前中に、コキ200などの連結している211系の周りにJR貨物職員をはじめ、千葉県にある串崎車輌(株)の関係者、KEIOのロゴが入ったヘルメットをかぶっている作業員の方が目撃されました。
串崎車輌では新京成の車両の定期修繕作業を受け持つ会社であり、更には、昨年5月の元南海電鉄2200系譲渡車の搬出や銚子電鉄仕様に車体改造を実施しました。


【東急9000系9005F動き】
東急テクノ長津田車両工場に回送された東急大井町線9000系9005Fを観察すると、車内に養生テープが貼られている様子を目撃しました。
その後、9405号車を除く4両が2両ずつに分かれてテクノ側へと移動している様子が確認された模様です。


【阪神8000系赤胴車復刻】

阪神電鉄は3月3日、開業120周年事業の一環として、急行・特急用8000系について、2015年以前リニューアル前の「赤胴車」のデザインに変更することを発表しました。
塗装変更は同形式の全19編成が対象となり、第一編成目は8215F(今年5月下旬頃運行開始予定)を皮切りに3~4年をかけて順次施工するとしています。


【阪急6000系6008F箕面線で営業運転開始
阪急箕面線において、6000系6008Fが転用し営業運転開始となりました。


【阪急8000系8031Fに転落防止幌】
阪急電鉄西宮車庫において、宝塚線用の8000系8031×2R・8031編成のC#8031(大阪梅田寄り制御車)に転落防止幌のような物が新たに取り付けられている様子が目撃されています。


【JR東日本 東京都内駅ホームドア整備発表】

2025年3月3日、東京都内の駅ホームドア整備について概要を発表しました。
JR東日本も参画している東京都の「ホームドアの整備加速に関する協議会」にて、共同宣言を行っ たことを踏まえ、2028年度末までに、東京都内53駅129番線にホームドアを整備する方針です。
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これらの2025年度に整備予定の中央線・総武線各駅停車四ツ谷、秋葉原、平井、両国、山手線池袋、横浜線町田、相原、八王子みなみ野、片倉駅などが含まれています。
整備予定駅で気になるのが、中央快速線西八王子駅にもホームドアが導入される見通しであることです。

中央快速線を含む中央本線では、豊田・立川・八王子駅より一部小淵沢・松本方面への中距離列車が211系によって運転されています。
また、2024年8月23日付のホームドアの整備加速に関する協議会(第1回)報告資料において、JR東日本が推進しているホームドア設置に関する課題として、中央線立川~高尾間を例に『3扉車から4扉車への車両取替などが必要です(時間がかかる)』として、3扉車の置き換えも示唆されています。


【阪急7000系4両が阪神メンテナンスへ】
4日未明、阪急7000系7005×4R(7005編成2両+2両)が阪神車両メンテナンス尼崎工場へと回送されました。今回入場先の阪神車両メンテナンスでは阪急6000系→能勢電鉄への車両改造実績があります。



【東急6020系6151F J-TREC横浜出場】
4日未明、東急大井町線の各駅停車用に導入が予定されている、6020系6151Fが総合車両製作所横浜事業所(J-TREC横浜)を出場しました。
同車両は4日~5日にかけて、逗子→長津田間で甲種輸送されました。


【阪神5001形5025F 3両が搬出】
4日未明、阪神最後の青胴車として残っていた5001形5025Fの内、5027号車、5025号車、5026号車の3両が解体のため尼崎車庫から搬出・陸送されました。


【JR西日本播但線運用に223系が充当】

4日、網干221系6両編成の運用に223系2000番台J4編成が充当されている様子が目撃されました。
過去に代走の形で2000番台(V編成未更新車・更新車)や6000番台(BJ編成)の入線の例はありましたが、J編成として播但線の定期運用に充当されるのは初です。
10日からは、J11編成が営業運転に入っています。


【JR東日本次期東北新幹線E10系開発】
JR東日本は4日、次期東北新幹線車両として「E10系」を開発する方針を発表しました。E2系・E5系の後継ぎ車両の位置付けです。2027年秋以降に落成し、2030年度営業開始予定している見通しです。車両は10両編成で、最高速度は320km/hとなる見込みです。

~E10系特徴~
・「ALFA-X」由来のL型車両ガイド
・津軽グリーン・イブニングエイムを基調
・「TRAIN DESK」を発展させたサービスの導入
・5号車に荷物輸送用ドアを設置
・新幹線営業車では初めての採用となる冷却モータが不要なブロアレス誘導電動機 (自己通風型誘導電動機)の採用
・SiC(シリコンカーバイド)素子の採用
・将来的な東北新幹線の自動運転導入を目指した機能搭載の準備を行うなど

E10系にグランクラスが設置されるか否かについて、喜勢社長が『「第1編成にはグランクラスはつけません」と明言。』したことが明らかになりました。また、続けて『第2編成以降については、「現在のグランクラスのご利用状況を踏まえ、第1編成を作った後に、具体的に営業用車両を作るにあたっての検討課題と位置づけている」』とし、E10系のいわば量産先行車のデータを基に、グランクラスの設置を検討していく方針が示された形です。

更にE10系の運用については、HTB北海道ニュースの報道で『東北新幹線用として各種試験などを行う。現時点では営業運転の運用は現在のE5系に準じる予定」とコメント。」』とし、JR北海道北海道新幹線新函館北斗までの入線の可能性が示唆されているようです。


【JR東日本E2系J66編成解体か】
4日、新潟新幹線車両センターに留置されていた、E2系J66編成(200系復刻塗装車)について同所内の解体線に留置されている様子が目撃されました。編成も解かれており車両解体が見込まれます。



【JR東日本郡山で205系内装解体】
昨年12月にJR東日本郡山総合車両センターに入場した、南武支線(南武線浜川崎支線)205系1000番台ナハワ2編成(W2編成・浜2編成)について、3月5日までに同総合車両センター解体線に入場し内装解体作業が既に実施されている様子が目撃されました。
7日頃には、ナハワ1編成(W1編成・浜1編成)について、同じく内装解体作業が既に実施されました。


JR東日本熱海駅でも発車メロディ変更
JR東日本首都圏路線を中心に発車メロディの変更が実施されていますが、JR東海と境界の熱海駅も変更が確認されました。
他社線との境界駅で発車メロディが更新されるのは中野駅以来となるものと推測されます。


大井川鐵道ダイヤ改正実施を発表
大井川鐵道(大鐵)は2025年4月7日に大井川本線、井川線のダイヤ改正を実施することを発表しました。定期普通列車をすべて各駅停車に変更される見通しです。
区間急行2本と快速急行1本の運転を取りやめ、普通電車3本を増設し、これで定期優等列車が廃止となる見通しです。

また、午前7時台の下り方面の普通電車の金谷の発車時刻を07:14から07:24に変更することで、首都圏方面からは新横浜06:00発の東海道新幹線「ひかり533 号」から乗り継ぐ行程が可能になるようです。

この他、SL急行列車の始発駅を金谷駅に再度変更となる他、 下り方面の SL急行「かわね路号」・「南アルプス号」は 金谷始発となり、3往復すべての SL急行列車が川根温泉笹間渡まで乗り入れる見通しです。
なお、井川線においては、川根本町コミュニティバスとの調整を行い、運転時刻を変更される見通しです。


【JR東日本で再び車両分離発生
6日、午前11時30分頃、JR東日本東北新幹線の上野~大宮駅間で、走行中の連結車両(JR北海道H5系「はやぶさ」+JR東日本E6系「こまち」)の連結器が外れ、分離して停車した。と報道各社が報じました。該当車両は東北新幹線はやぶさ21号・こまち21号とみられます。

東北新幹線と直通運転を実施している、山形新幹線と秋田新幹線については直通を取りやめ、一部区間が運休となりました。

・山形新幹線 福島~東京駅間 運休 ※福島駅~新庄駅間折り返し
・秋田新幹線 盛岡~東京駅間 運休 ※盛岡駅~秋田駅間折り返し

※なお、山形新幹線「つばさ121号」「つばさ160号」は、東京駅~新庄駅間で直通運転を実施する見通しです。
その後、全席自由席のE6系・E8系「はやて」「やまびこ」臨時列車が運行されました。


【JR西日本223系2000番台リニューアル車登場】
本線上において223系2000番台V8編成がリニューアル改造された状態で試運転が実施されました。2000番台のリニューアルは初で223系全体では1000番台以来のリニューアルの更新です。
リニューアル改造内容として、コンプレッサー、VVVFインバーダー等の装置が更新されており、特に海側の床下機器の更新が確認されました。また、行先表示器がフルカラーLED化されたほか、ライト形状・位置は入場前と変化はありませんが、LED化されている模様です。


【京王9731F更新車登場】
リニューアル改造が確認された、京王9000系9731Fですが、6日、新しいサンリオラッピングに身を包まれた姿が目撃されました。8日には報道公開されました。

京王9000系のリニューアル更新について、年に2本程度のペースでリニューアルを進めていく予定であることが明らかになりました。

また、2編成目以降、リニューアルした車両であることが利用者にもわかるように、車両外観になんらかの変化を加える(シールの貼付や帯の変更など)こと、今回は対象外となっている8両編成の9000系についても、リニューアルを今後検討すると言及されました。


【東武8577Fが鉄道博物館で展示予定】
3月6日、鉄道博物館・東武博物館は連名で、東武8000系8577Fを鉄道博物館で展示することを発表しました。
展示期間は4月5日~5月19日までを予定しており、展示場所は屋外のE1系が展示されている場所の隣りにある「車両展示スペース」になるとしています。


【JR東日本EF64形特休車ほか・今後見通し】
7日、新潟車両センターに留置されているEF64 1031号機に「特休車」札が挿されており、休車状態になっている模様です。
また同日付の労組資料では、『EF81系が4両とEF64系が1両残ると掲示であったがどうなのか。』 という問いに対し、『使命が残るということであり、ELは全廃に向けて調整を行っている。全廃の時期は未定である。けん引機の使命があれば残さなければならない。』と言及されました。


JR東日本E231系A505編成走行音変化も
7日、JR東日本E231系A505編成の5号車「モハE231-514」において一部走行音に変化があった様子が複数確認されました。発車時・到着時の非同期音が従来車(三菱IGBT-VVVF)とは異なっている様子が確認できます。
京王9000系や南海8000系の様な、日立風のサウンドのように聞こえます。
なお、9日時点で同編成の走行音は元通りに戻った模様です。


【阪急PRiVACE増発を発表
7日、阪急電鉄の座席指定サービス『PRiVACE(プライベース)』の1日あたりの運行本数を、3月25日(火)より1日あたり平日104本(+26本)、土休日111本(+30本)となり、1時間あたり3~4本の頻度で運行することを発表しました。


【JR九州キハ185系・817系の行先表示器が変更
7日、JR九州特急あそで使用されている「キハ185系」と817系において、行先表示器のフルカラーLED化が目撃されました。


【静岡鉄道1000形1011号の車両部品取り外し】
8日、静岡鉄道の車両1000形1011号の車両の部品の取り外しが目撃されました。1011号は一昨年(2023年)7月16日をもって引退し、本線からは撤退。その後は、長沼車庫で留置されている様子を確認しています。
既に前照灯や排障器(スカート)をはじめ、車号プレートや前方・側面の方向幕、モーターなど機器類が取り外されており、搬出準備が進められている見通しです。


【JR東日本E217系最終日?】

9日、駅・駅ホーム電光掲示板などで「ありがとうE217系」表示や途中でE235系1000番台に運用差し替えが発生するなど不穏な動きを見せました。


【JR北海道キハ40系根室本線から撤退予告】
JR北海道根室本線富良野駅のポスターによると、ダイヤ改正を前に、キハ40形が根室本線から定期運行を終了する旨のお知らせが掲出されていた様子が目撃されました。


【JR西日本短編成化N700系目撃】
博多総合車両所において、短編成化改造が施工されてたN700系6000番台P4編成の姿見せています。この時点で8両編成となっていました。


【三岐鉄道新型形式発表】
3月10日、三岐鉄道保々車両区において改造が進められている元JR東海211系5000番台SS2編成について、形式名が「5000系」となること、5月にも運行開始予定など詳細が発表されました。


【JR東日本E235系1000番台最終編成出場】
10日、横須賀・総武快速線向けのE235系基本編成(11両)の第49編成目に当たるクラF-49編成が総合車両製作所新津事業所 (J-TREC新津)を出場しました。この編成をもって基本編成全49編成、付属編成全44編成が落成済みとなりました。


【阪神急行用新型車両3000系導入】
阪神電車は急行用に新型車両「3000系」を導入すると発表しました。導入線区は阪神線(急行列車) としています。
また、阪神初の座席指定サービスを6両編成のうち1両に導入。座席指定サービスの詳細は後日発表される予定です。
3000系のデビューは2027年春で、1編成で運用し順次本数を増やすようです。
東武80000系に導入されている、SynTRACS(同期リラクタンスモーター)を採用するそうです。


JR東日本E217系全編成が解結状態に
JR東日本横須賀線・総武快速線向けE217系ですが、今月9日時点で付属編成と基本編成が全て解結した状態で留置されている状態で目撃されました。


【JR西日本221系転属・網干から消滅】
11日、網干221系最後のB15編成が吹田総合車両所奈良支所に回送されました。転属のための回送と見られます。これで網干総合車両所から221系は消滅となる見通しです。

2025年3月4日に網干総合車両所から吹田総合車両所奈良支所に回送された、221系元B14編成について、奈良支所において同編成と一致した番号の新「NC629」編成の姿が確認されました。

https://x.com/F_Narasen3/status/1899354477582540942?t=UYE-xcZKGbZMPXAKljgwIw&s=19

3月11日には、網干最後の221系B15編成が奈良支所へ回送され、網干から221系は消滅となることが確定となりました。


【J-TRECで謎車両製造中か】
11日、総合車両製作所横浜事業所(J-TREC横浜・旧東急車輌)において緑色とクリーム色の車輌が目撃されているようです。(目撃情報


【JR西日本227系500番台新製】
3月11日、227系500番台「Urara」L26編成とR14編成、R15編成の3編成が近畿車輛を出場しました。
昨年の101両に続く、500番台Uraraの増備です。


【元京葉線の部品取り車が搬出】
富士急行線に部品取り用として留置されていた、元京葉線205系のモハユニットが搬出が目撃されました。


【奈良支所201系さよなら放送・HPから削除】
14日、吹田総合車両所奈良支所201系のさよなら放送が確認されました。
王寺行きの車内放送においては『(前略)ブルー、オレンジ、そして、ウグイス色と時代と共に長らくご利用いただきまして、ありがとうございました。間もなく、最後の終点、王寺です』という放送があったようです。
同日、JR西日本が運営する「JRおでかけネット」の車両案内が更新され、怪しげな引退アナウンス放送された「201系」JR四国特急「うずしお」に関する案内が削除されたことが確認できました。

201系はダイヤ改正直前の14日には定期運行終了を示唆する放送が確認されていましたが、今回の案内削除の確認で定期引退が確実となったものと推測されます。過去には「125系」「205系」の間に車両紹介されていました。

3月12日にND607編成が森ノ宮支所に、14日にND604編成が網干総合車両所宮原支所へ臨時回送されています。


【JR貨物ED76形・EF81形など8両定期運行終了発表】
14日付けのNHKほか複数の報道記事によると、「銀釜」ことEF81 303号機を含めて九州で運用する旧国鉄時代に製造された機関車、あわせて8両は14日ですべて定期運行を終えるということです。


【西武ライナー型車両で10000系を置き換え発表】
西武鉄道は、3月14に発表した鉄道旅客運賃改定申請のプレスリリースにおいて、2025年度以降の新型車両の導入計画について言及されました。
西武新宿線の特急ニューレッドアロー号で使用されている10000系については、今後、「ライナー型車両」で置き換えることが明らかになりました。同車両を2026年度中に導入し、停車駅などの運行形態も変更。また、サービスを刷新するとしています。
この特急「小江戸」の後継となる「ライナー型車両」については、乗り物ニュースの記事によると、「一般列車にも充当可能な車両とする方向で検討」「40000系とするかは未定で、現在検討中」と言及されました。


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