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11月25日付の47NEWS(52新聞社と共同通信の総合ニュースサイト)で配信された記事によると、JR東日本関係者への取材で「余剰になった一部のE233系を改造して房総地区に投入し、209系から車齢を若返らせる計画」となることが言及されました。
言及された部分については、11月21日に共同通信社系の新聞各社が報じた記事が出典されたものと同一となっており、当時有料会員のみ閲覧可能だった部分が今回は無料で会員でなくとも閲覧可能となっています。

・E233系余剰車について
E233系の余剰車については、これまでも当ブログでまとめていますが、グリーン車関連の改造工事で対象編成から外れたとみられる、0番台H49編成やT71編成などが挙げられます。


▲余剰車注目すべき車両の動きまとめ記事については上記から

また、導入発表されたにも関らず、ワンマン運転対応工事が施工されていない、常磐緩行線2000番台2編成や、南武線8500番台N36編成、これまでのダイヤ改正などで運用数の減少が見られた京浜東北線0番台や京葉線5000番台等が種車として想定されます。
ただ、仕様が異なる車両をどのようにして改造、導入していくのかについては判明、確定しておらず、また、根拠を裏付ける情報が出ていないため、確定的に論ずるには相当な情報が必要不可欠となります。

同記事内においては、E233系余剰車転用によって209系の置換が想定されますが、それについては、『JR東日本がステンレス製通勤用電車209系を静岡県・伊豆半島東部を走る私鉄の伊豆急行に追加譲渡し、伊豆急が現行の2編成、計8両から増備することを関係者が明らかにした。』、『関係筋によると、JR東日本が房総地区で走らせる209系を伊豆急に今後追加で譲渡し、8000系の置き換えを進める計画』と言及していますが、関係筋の詳細な情報は明らかにされていない点に留意する必要があります。また、『伊豆急に転籍する車両以外の209系は、原則として廃車になる見通しだ。』とし、伊豆急に譲渡される車両以外の車両については、廃車となる見通しであることが示唆されています。


以前、当ブログでもご紹介した通り、仮に209系が伊豆急3000系として譲渡・運用を開始した場合には、元東急車の8000系はほぼ間違いなく置換の対象となる可能性は、これまでの動向から否定できません。
いずれの情報にせよ、今回確認された記述は取材を基に記事化したとみられますが、記事内容に書かれたこと=全て正しいとは限りませんので、慎重にとらえる必要がありそうです。


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