一般社団法人日本鉄道車輌工業会が毎年4回(3ヶ月に1度)刊行している、『鉄道車両の生産動態と需要予測』において、2025年度に「JR東日本、JR四国で36両程度の生産と予測した」との記述があることが明らかになっています。(→初報:4号車5号車寄り様サイト記事)
「36両程度の生産と予測した」との記述から、この36両の内訳を考えていきます。
(新型ハイブリッド式気動車のイメージ@JR四国)
まずはJR四国から見て行きます。JR四国では、新型ハイブリッド気動車の導入が2025年12月20日(期日指定・納入期限)とし、2編成4両が対象であることからも4両分はJR四国の新型ハイブリッド気動車と考えられます。
続いてJR東日本をみると、生産予測の36両程度からJR四国分の4両を除くと"32両程度"になります。
現在、川崎車両ではGV顔の3ドア・2連車とみられる車体の製造が確認されましたが、詳細な車両については未だ言及されていません。
さて、JR東日本では、キハ100系列の延命化工事が2022年頃から開始していますが、現時点ではぐんま車両センターのキハ110形200番台21両(キハ110形207~210,218~222、キハ111/112-204~209)については確認されていません。
仮に新たな気動車が八高線に導入されると仮定した場合には、20両程度以上の導入が見込まれますがそうなった場合、十数両程度足りません。
また、奥羽本線新庄~院内駅間の非電化化により、GV-E400系が導入されることが発表されていますが、増備されるかもポイントとなりそうです。
今回明らかになった生産は予測である点に留意する必要がありますが、相次いで目撃されているGV顔の気動車、HB-E220系との関連も気になります。
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