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11月9日、尾久車両センターのイベント参加後、とある資料を確認しに国立国会図書館(東京本館)へ参りました。 その資料が一般社団法人日本鉄道車輌工業会企画部が発刊した『鉄道車両工業』という雑誌論文なのですが、「2025年度はJR東日本の仙石線E131系、JR東海の315系量産車、JR西日本の227系などで(略)予測した」との記述があるのを確認しました。(著作権の範囲内の基に掲載)

記述通りであれば、2025年度にも仙石線E131系、315系の量産車、227系などが生産される予測です。
※なお、記載は以上の通りであり、他のJRグループの車両についての言及はありませんでした。


【仙石線E131系】
仙石線についてはかねてから労組資料より、E131系や他形式の転属に関連する文言が確認されていますが、未だ発表されるに至ってはいません。
ただ、現役車両の205系については車両故障やそれによる運休などが頻発しており、車両の老朽化も進行している状況で変わりはありません。


【JR東海315系】
315系の2025年度の製造予定本数は、2021年1月29日に公表された「納入予定時期(売上計上予定時期)」より、『2026年3月期 56両(14編成)』と言及されています。

車両数から4両編成の車両が14編成登場するものと推定されますが、具体的な配置先までは言及されていません。


【JR西日本227系】
227系については、近畿車輛にて車両番号の末尾が570番台、580番台、590番台の車両がそれぞれ確認されており、それぞれが2両編成または3両編成の車体が目撃されています。(→参考
現時点では、101両以上の導入路線先・量産化の公式発表はされていないため、製造される予定車両数については断定できず、発表を待つのみの状況です。


【留意点・注意点など】
※「生産が予測されている時期」=「導入時期」とは異なる可能性がありり、掲載されていた情報については情勢次第では変化する場合がございます。また、確認された上記路線以外の導入の可能性もありますので留意する必要があります。


※この記事は、実際にこの記事作成者本人が国会図書館の方に出向き、資料の内容を確認をし、雑誌論文の著作権の範囲内で作成しているため、所謂、記事の盗用などには当たらないものと解します。語弊のないようにご注意下さい。


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※出典元の記載は以下とおりです。
一般社団法人日本鉄道車輌工業会企画部 (2024).  鉄道車両の生産動態と需要予測.  鉄道車両工業 512, 19-39.