JR東日本の総武快速線(東京~千葉)の中で唯一、東京圏輸送管理システム(ATOS)が導入されていなかった千葉駅ですが、本日16日よりATOS放送が供用を始めました。内房線・外房線・総武本線については蘇我・木更津(旧型)にも導入されています。

【千葉駅ATOS放送概要】
奇数番線(1・3・5・79番線)→女性(向山佳比子氏)によるアナウンス、偶数番線(2・4・6・810番線)→男性(田中一永氏)によるアナウンスです。 (※太文字は接近メロディーが導入されるホーム。)

・放送のタイプ
ATOS放送 海浜幕張型(「黄色い点字ブロックまでおさがりください」・英語詳細案内タイプ)

・電光掲示板の変更
今まで「特急通過」「貨物通過」が単の「通過」の表示に変更。
英語文「Train approching」の追加。
フォントの微妙な変更

・発車メロディーは未導入
各ホームには発車メロディーは未導入。
車掌がスイッチを押すと戸閉放送が2回案内され、その後ドアが閉まる。

以上が今回の放送の大まかなまとめです。

発車メロディー導入にあたっては、放送設備が導入された当初から導入されていました。
ただ、千葉駅周辺の近隣住民から騒音であると苦情があり(当時)、JR東日本の主要駅としては初めて8月初旬まで発車メロディーの取り扱いを中止するという実験を実施。
結果的に、肯定的な評価をされたため、発車メロディーがそのまま取りやめとなったようです。また、このことは業界誌でも取り上げられるなど注目されました。(wikipediaより)

調べればとても深い歴史のある千葉駅の放送。
最初は違和感だらけとは思いますが、だんだん慣れていくと思いますし、今後も改良を続けていきそうな気がします。

木更津駅の旧型ATOS放送ももう少しで見納めになりそうな…気がしなくもないですね。KFsqfubwEiMYFV41581856143_1581856270
画像は旧型の表示です。現在は新しいタイプに変更されていて、見られません。