
東京新聞の編集委員(嶋田昭浩氏)のポストによると、2018年に伯備線など山陰本線経由で運行されたDD51形のような「迂回貨物」について、JR貨物がDD200で行う可能性を残すため、路線への進入、保安装置装着、乗務員訓練などが可能か検討すると言及されたことが明らかになりました。
㊧ #EF65 2097 8460レ 2025年2月19日撮影
— 嶋田昭浩 (@shimada2022) February 19, 2025
㊨今日の #JR貨物 記者会見で犬飼社長(本日撮影)は災害時の山陽線の迂回に触れ、トラックや船の代行を進めつつ、2018年のDD51のような伯備線回りをDD200で行う可能性を残すため、路線への進入、保安装置装着、乗務員訓練などが可能か検討すると語りました pic.twitter.com/SczPf2xWEZ
迂回貨物はJR西日本のDD51形が使用されて他、過去に東日本大震災発災の際には鉄道不通区間における緊急石油列車として、日本海縦貫線を利用した迂回列車がJR東日本所属の機関車を用いて運行された例があります。(https://wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/content/000175076.pdf)
迂回貨物に対応するため、JR貨物ではEH500形式「交直流電気機関車」の改造拡大が進められていますが、仮に伯備線・山陰本線などの迂回貨物を運行させるには一部非電化区間を走行するため、使用車両が限られてきます。
DD51形も老朽化で置き換えが十分想定される中、後継ぎ車両としてのDD200形も相応に対応する必要性が出てきたものと推測されますが、将来的にDD200形が上記路線に入線するのか、対応改造が実施されるのかなど注目です。

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