山陰中央新報デジタルで導入に明らかになった一畑電車の新型車両について、一畑電車は12月3日に「デハ8000系」を導入することを発表しました。 続報記事として変更点などまとめていきます。
新型車両は「デハ8000系」となる見通しで、1編成目が8001号車となる見通しです。
車体は長さ20.8m級の片側2扉のステンレス車両(※前頭部は鋼製)となる見通しで、主電動機(交流モーター)2台を駆動する0.5M車システムが採用されています。
デハ8000系は、基本は単車運転(1両)となるものの、運転室に貫通扉が設けられると、現行の7000系または8000系同士との連結走行が可能となる見通しです。
【7000系との変更点】
現行の法律で定められたバリアフリー整備ガイドラインに準拠した仕様で、防犯カメラが3箇所新設される見通しです。
また、現行の行先表示器とは別に、新たに客室内に次駅停車駅案内表示器を新設されます。(※表示内容は日本語、英語、韓国語、繁体字、簡体字の5か国対応)
特異的な部分としては、客室内座席のボックスシートを廃止し、ロングシートの仕様に変更。一部座席にデュアルシート(座席向きが転換可能)を配置する見通しです。また、冬季低温時の停電防止として、パンタグラフを2重化(2基設置)されます。
『ステンレス車体の特性を活かすため、車体外板のラッピングは廃止とし、車体下部にオレンジ色のラインのみを施します』とのことで、イメージ図と同じようになる見通しです。
令和6年度新造車両の導入について(一畑電車)
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