阪神電鉄は8月2日までに安全報告書を公表し、今年度の安全関連設備投資計画の概要が明らかになりました。
2024年度の設備投資計画は以下の通りです。
阪神なんば線淀川橋梁改築工事(継続)
・高架橋の耐震補強(武庫川駅東方、尼崎駅、大物駅~杭瀬駅、淀川駅~野田駅 等)
・ホームドア設置工事(甲子園駅)
・信号設備更新(西宮他)、変電所新設(大石)
・5700系普通用車両の新造
・車内防犯カメラの設置 等
2023年度の移動等円滑化取組計画書においては、計画書公表時点で本線普通車両の一部(16両)は、新造竣工後40年を経過しており、移動等円滑化が十分になされていないことから、今後数年かけて全車両を新型車両(5700系)に置き換える計画であることが言及されています。
また、5001形の置き換え用として、新型車両5700系の導入が言及されており、『2023~2024年度予定』とし、今年度も5700系の新造で5001形の置き換えが見込まれる形でした。
実際、5001Fが2023年12月に、5013Fが2024年1月、5017Fが2024年3月にも廃車となっており、残りは4両が置き換え対象車となっています。
5001形は8月2日時点で5025編成のみで、5700系新造・導入により、今年度中にも5001形5025編成が引退となる可能性があります。
・安全報告書2024(阪神電気鉄道)
・お客さまの安全のために【安全対策の実施状況】(阪神電気鉄道)
・2023年度移動等円滑化取組計画書(阪神電気鉄道)
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