
新型車両の導入などによる既存車両の置き換え・譲渡動きが加速しています。これまで譲渡されまたは、譲渡が見込まれている車両について注目されているものをピックアップし3月下旬時点の動向をまとめました。
【JR東日本鶴見線205系→八王子に輸送も】
鉄道ファン、DJ鉄道ダイヤ情報などに記述された元JR東日本鶴見線205系6両の富士急行線への譲渡。
3月18日にかけて、JR貨物新鶴見機関区EF210 157号機けん引の元、東大宮操車場に一旦輸送、その後、中央本線を下り八王子へと輸送されました。
八王子到着後は電留線において留置が続いている状況で、現時点では動きはありません。
【三岐5000系S51編成 試運転開始】
昨年7月頃に三岐鉄道保々車両区に回送され、10月頃より改造が開始されたJR東海211系SS2編成については、新たなサイクルトレイン・三岐色、S51編成など車内・車外帯などが変更されました。
形式が5000系となり、5月から運行開始となることが発表されました。
3月24日からは本線試運転が実施され、近鉄富田駅などにも入線が確認されました。
【西武2000系→近江鉄道200形201F,202F】
西武2000系2451Fと2453Fが近江鉄道へ譲渡されしたが、元2451Fについては「201F」として改造が進められているようです。(目撃情報)
先日、近江鉄道201F(元西武2451F)が構内試運転。
— まる (@sror_maru) March 28, 2025
202F(元西武2453F)は車庫内で八日市幕を表示していました。
2025.03 近江鉄道 彦根車両区 pic.twitter.com/YxMDwKa0Fx
201F,202Fの前面及び側面の行先表示が幕式からLED表示器に変更、ドア上にLCD液晶ディスプレイの設置の他、運賃表の設置などが確認されたようです。
201Fについては彦根電車区内で試運転が実施された他、202Fについては近江鉄道に対応したROM表示が確認されました。
【JR東海211系→? 留置線車両】
2月28日に静岡車両区からJR貨物西浜松駅付近に回送された、211系5000番台・6000番台GG5編成・GG6編成・GG8編成・GG9編成の4編成8両ですが、その後、JR貨物の貨車コキ200形やHD300形と連結し構内入換を実施した模様です。
その後は特に動きはありません。
【小田急8000形→西武サステナ車両8000系】
小田急8000形8261Fから西武8000系8103Fに改造された車両については、PQ車軸の状態で西武新宿線系統、池袋線系統での試運転が実施されました。
2月3日:新宿線上石神井〜所沢間、拝島線小平〜玉川上水間入線初
2月20日:拝島線玉川上水〜拝島間、多摩湖線萩山〜多摩湖間に入線初
2月21日:池袋線池袋〜所沢間、豊島線練馬〜豊島園間、狭山線西所沢〜西武球場前間に入線初
2月24日(23日終電車後):池袋線武蔵丘〜吾野間と西武秩父線吾野〜西武秩父間に入線初
2月25日(24日終電車後):国分寺線国分寺〜東村山間、西武園線東村山〜西武園間初
2月26日:新宿線西武新宿〜上石神井間に入線初
西武サステナ車両の第一編成目は2025年5月頃に導入される見通しで、2025年度中には東急9000系・9020系を改造した車両が導入される見通しであることが明らかになっています。
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