2020年3月のダイヤ改正から首都圏の輸送にも携わる機会が増え運用を拡大している、JR貨物EF210形。EF210形には0番台・100番台・300番台が存在していて、とりわけ300番台の増備が2017年以降増えてきています。
投稿日時点(2020/10/21)で最新のEF210形300番台は、EF210-325号機で川崎重工神戸工場を10/13に出場し、翌々日の15日から運用に就き始めました。
【EF210形300番台 新鶴見配置の予感も…】
EF67形の後継機として登場した、EF210 300番台ですが全車両が吹田機関区所属となっています。
ところが、先日発売の商業誌にて新製のEF210 326号機が神奈川県の新鶴見(信)・機関区まで甲種輸送が設定されていることが判明しました。(具体的な日時についての問い合わせはご遠慮ください。)
今後予測される動向を考えてきたいと思います。(※あくまでも予想・予測ですので参考の一つとしてご覧ください。)
①EF210 300番台を新鶴見機関区に配置→EF65/EF66形の置き換えを再開。
EF65形・EF66形の置き換えを目指してきたEF200形のモデルチェンジ車(実質)登場したEF210形。東海道・山陽本線1,300t貨物列車の拡充に対応し、EF65形やEF66形の後継機として開発された直流電電気機関車です。
EF210 300番台も100番台と同様に吹田機関区と新鶴見機関区に配置することで、既存のEF65形・EF66形の置き換えを再び開始させるのではないか?という説です。
ここで「なぜ吹田機関区所属の100番台を新鶴見機関区へ転属→EF65形の流れではないのか」という疑問が湧きます。
というのも今年5月に吹田機関区のEF210 157号機が新鶴見機関区へ転属されました。
②EF210 300番台を新鶴見機関区に一時的に留置→吹田機関区へ輸送。
実は300番台の初号機である301号機は、落成後、一旦新鶴見機関区へ輸送された後に吹田機関区へ無動力輸送され所属の吹田機関区へ返却されています。
可能性としては低いものの、一時的に留置してから吹田機関区へ返却する可能性もゼロではないと思います。
今年度の設備投資計画も不明なまま今年度EF210形がどのくらい製造されるのか、果たして置き換えが始まるのかを今後注視しなければなりませんね。
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