
JR東日本首都圏本部ではダイヤ改正により実施される予定のワンマン運転やグリーン車の改造から対象外の車両が数多く在籍しています。
今回は、その所謂「余剰車」的存在の通勤車両の現状、イベント情報などをまとめていきたいと思います。
中央線209系1000番台
中央快速線などに「TASC」(定位置停止装置)の未導入により、昨年9月以降は拝島駅での撮影会送り込み・返却回送を除き、本線からは事実上撤退した209系1000番台。グリーン車準備改造の予備車の位置で活躍していた2編成ですが、その後は豊田車両センター内で留置されています。
中央快速線 209系トタ81編成
— ryo78369 (@SeriesE233_T1) January 16, 2025
トタ82編成みたいに分割されていました。
豊田駅側から1号車~6号車・8号車・10号車で留置していました。
7号車と9号車は82編成の流れからだと車軸交換の可能性があります。
2025.1.16 @豊田車両センター pic.twitter.com/HUZffmkXw0
そんな中、トタ81編成についてトタ82編成と同様に車両が分割されている様子が目撃されました。
トタ82編成がこの上記のような状態になった後、車軸が新品同様に交換された模様ですが、トタ81編成についても同様の動きとなるのか気になる所です。
また、16日には今月末の31日(金)の夜間時間帯に豊田車両センターの検修庫内において、209系1000番台を1本展示する有料撮影会(イベント詳細ほかこちら)が実施される模様です。
中央線E233系0番台
中央快速線E233系については、6+4両編成のH49編成、10両固定のT40編成とT71編成の3編成が注目編成でしょうか。
T40編成については、 グリーン車2両を追加製造することで予備車にすることができるが、その考えないと労組資料において言及されています。
2025年3月15日実施予定のダイヤ改正時点で豊田車両センターに配置される見込みの車両の内、10両編成に関する記述は以下の通りです。
・E233系(T編成6M4T)編成数2本(M車12両,T車8両, 計20両)
・E233系(H編成6M4T)編成数1本(M車6両,T車4両, 計10両)
昨年9月頃に動きあり、未だグリーン車改造が未施工の車両はH49編成ですが、先日動きあり、豊田車両センターに返却回送された模様です。
常磐緩行線・各駅停車2000番台
1/16(木) E233系都マト11編成 東総車セ構内誘導障害試験返却
— トタ快 (@Ayase16126) January 16, 2025
機器更新に伴う事前試験が終了した為松戸に返却。 pic.twitter.com/nqDpTiAkvG
・マト2編成(運用中)
・マト11編成(※1月16日に返却)
2025年3月頃にも導入される予定の「ワンマン運転」について、マト2編成とマト11編成の2編成は未だ対応の工事が施工されていません。昨年マト2編成が長野総合車両センターに入場・出場しましたが、車両保全が確認された他には変化は見られませんでした。
なお、マト11編成も今月9日に東京総合車両センターに入場しましたが、ワンマン運転等の改造は現時点で確認できていない状態です。

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