
JR東海では置き換えが進み、JR東日本では延命化工事が施工と対照的な動きを見せる国鉄型普通車両の211系。
今回は1月30日時点での延命化の進捗状況をまとめていきたいと思います。
【延命化工事の中身・工期】
延命化工事の詳細として、労組資料によれば「車両の屋根上のベンチレーターを撤去して、幕板を貼る工事」が施工される他、「屋根上の修復作業」も計画されており、工期は1ヶ月に及ぶ計画と記載されています。
【高崎車】
高崎車両センターの211系延命化工事は、大宮総合車両センターの施工で今年度計10編成が計画されており、1/30までに9編成(90.0%)の改造工事が完了しています。
高崎車両センターに所属している211系の内、延命化が実施されている車両は以下の通りです。
※()内は出場日・目撃日を示しています。
・4両編成
A59編成(2024/3/11)
A25編成(2024/5/1)
A26編成(2024/6/4)
A27編成(2024/7/8)
A28編成(2024/9/2)
A31編成(2024/10/28)
A37編成(2024/12/4)
・6両編成
C8編成(2024/4/22)
C13編成(2024/8/7)
C17編成(2024/11/8)
【長野車】
長野総合車両センターの211系延命化工事は、同所で今年度計9編成が計画されてます。
1/30までに8編成(約88.9%)の改造工事が完了しています。
長野総合車両センターに所属している211系の内、延命化が実施されている車両は以下の通りです。
※()内は出場日・目撃日を示す。
・3両編成
N306編成(2024/3/11)
N337編成(2024/4/30)
N311編成(2024/5/20)
N301編成(2024/6/13)
N312編成(2024/7/5)
N315編成(2024/8/10頃)
N320編成(2024/10/29)
N322編成(2024/11/22)
N310編成(2024/12/17)
・6両編成
なし
高崎車は新たにN310編成がベンチレーター撤去、延命化工事の対象車両となりました。
高崎車は計画が10編成で現在9編成,長野車でも計画の9編成のうち8編成が施工済みのため、両車両センター所属の延命化工事は残り1編成と間もなく完了となる見通しです。
▲長野総合車両センター2024年度の改造計画については上記から
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