
e-Stat 政府統計の総合窓口の政府統計によると、2025年1月31日付で「鉄道車両等生産動態統計調査」(2024年12月分・以下同調査)が更新されました。JR向け新幹線80両の他、謎の液体式DLの記載など細かくみていきます。
【鉄道車両等生産動態統計調査・2024年12月分】
・JR向け
12月分では、同調査でJRグループの新幹線の受注が新たに確認されました。
受注は計80両(計170億183.7万円)で内訳が電動車70両、制御車が10両となっているようです。
詳細は不明ですが、想定できる車両としてJR東海・JR西日本のN700Sが考えられそうです。(JR東日本E8系は受注時期遅め?)
・民鉄,公的企業向け
民鉄向けに新たに液体ディーゼル機関車1両(65,700千円・6570万円)が新造・受注される計画が同調査で明らかになっています。また、民鉄向けの電車・電動車4両(1,121,560千円・11.2156億円)も確認されています。
この他、民鉄向けの特殊車両5両(85,240千円・8524万円)が新造・受注される計画が同調査で判明しています。
なお、公的向けの車両については、以下の様に注釈がついています。
(注2)※『第5表 鉄道車両 ・ 新造 ・ 公的企業向け (2024年12月分)』より引用
公的企業とは特殊法人及び独立行政法人等であって、政府による監督・所有関係 (政府による出資率50%以上であること等)が存在するものである。
(注3)
「公的企業向け」の数値は、国内向けの「JR向け」「民鉄等向け」の内数である。
液体式のディーゼル機関車だとJR貨物のDD200形シリーズしか思いつきませんが、果たして量産先行車の製造が確認された以下の車両の他にも新たな車種が登場するのか気になる所です。
(参考)DD200形 番台区分別シリーズ
0番台・900番台:JR貨物向け
600番台:水島臨海鉄道向け
700番台:JR九州向け
800番台:京葉臨海鉄道向け

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