
JR西日本では、京阪神エリアに225系100番台などが導入され一旦、車両の代替については落ち着きを見せたかと思いきや、今後も動きは進みそうです。
2026年度に225系や227系、特急やくも用の273系の生産予測されていたことが明らかになりました。
一般社団法人日本鉄道車輌工業会が発刊した『鉄道車両工業』という業界雑誌においては、『2026年度は、(前略)、JR西日本の227系・225系・273系など(後略)が生産されると予測している』との文言が確認されました。
・225系,227系
アーバンネットワーク(京阪神地区)の主力車両として225系の他、227系についても生産が予測されているようです。
225系100番台については、2024年までに網干総合車両所にL編成が増備されたことにより、神戸線・京都線などの運用から221系が撤退するなど当時は話題となりました。
また、225系の「A-SEAT」完全新造車・700番台登場により、列車増発などの施策なども実施されてきました。
京阪エリアでは特に、阪急電鉄の「PRiVACE」や、京阪電鉄の「プレミアムカー」の連結、阪神電鉄なども、2027年春頃新型急行車両3000系導入を皮切りに有料座席指定車両の導入例が相次いでいます。
なお、2024年4月末に公開された、JR西日本の中期経営計画2025のアップデート版によると、『座席サービスの拡大(Aシート追加投入)』や『車両更新の早期化による 安全性・快適性の向上』などの追加文言が確認されました。これについて日本経済新聞社の取材記事によると、2028年3月期までに、新幹線や京阪神地区の老朽車両の更新を前倒しであることなどが言及されています。
225系の初期車は早登場から今年で15年を迎えますが、JR東日本E233系のようにまだまだ増備されることとなるとどの程度まで増えるのか非常に気になる点であります。
227系は現在、岡山・備前エリア用の227系500番台「Urara」の増備が進められており、11月15日時点で、2両編成のR編成が30本、3両編成のL編成が41本まで落成が確認されています。
落成後も未だ製造元の近畿車輛製造において、車両の筐体が確認されており増備は進みそうです。

(山陽本線に導入予定の227系「Kizashi」イメージ@ニュースリリース)
また、先月30日には山陽本線(山口エリア)向けの227系をベースとした新型車両「Kizashi」が2026年以降に、2両3編成、3両6編成の計24両を導入する見通しです。
岡山エリアや山口エリアの227系については、幾度となく追加導入のニュースリリースを発表していますが、(多少の配置減を含めても)旧型車両の置き換えの全数には未だ達しておらず、仮に統一を図るならば、2026年以降も製造される可能性は否定できなさそうです。
・273系
山陽本線~伯備線~山陰本線の岡山駅~出雲市駅を結ぶ、特急「やくも」号。381系の代替として、2024年4月6日より、新型273系が導入されました。その後も増備を続けていましたが、最終的に「381系代替当初の車両数>273系新製数」となっており、結果として4両編成×11両の計44両が導入されました。
また、JR西日本は6月11日付で2025年度の移動等円滑化計画を発表しそのニュースリリースにおいて「273系」の記載がある一方、今年度の生産予測は確認されていません。
JR東海のように昨今の「インバウンド」の影響で車両を追加投入するケースがありますが、これまでの計画から何らかの変更があったのかなど気になる点が出てきており、今後もどの程度増備されるのかなど注目していきたいところです。
この他JR西日本では気動車について『2026年度はJR西日本などで66両程度の生産を予測』しているとの文言が確認さており、2026年度も車両の生産が予測されていることから、電車だけではなく、気動車についても車両更新の流れは止まることなく継続していく見込みです。
【留意点・注意点など】
※「生産が予測されている時期」=「導入時期」とは異なる可能性があり、掲載されていた情報については情勢次第では変化する場合がございます。また、確認された上記路線以外の導入の可能性もありますので留意する必要があります。
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【おすすめ記事】
一般社団法人日本鉄道車輌工業会企画部 (2025). 鉄道車両の生産動態と需要予測. 鉄道車両工業 526, 19-39.(p19)
鉄道車両工業, 日本鉄道車輛工業会, 1971-. https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000015641
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