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JR東海では置き換えが進み、JR東日本では延命化工事が施工と対照的な動きを見せる国鉄型普通車両の211系。
今回は12月8日時点での延命化の進捗状況をまとめていきたいと思います。


【延命化工事の中身・工期】
延命化工事の詳細として、労組資料によれば「車両の屋根上のベンチレーターを撤去して、幕板を貼る工事」が施工される他、「屋根上の修復作業」も計画されており、工期は1ヶ月に及ぶ計画と記載されています。


【高崎車】
高崎車両センターの211系延命化工事は、大宮総合車両センターの施工で今年度計10編成が計画されており、12/8までに9編成(90.0%)の改造工事が完了しています。
高崎車両センターに所属している211系の内、延命化が実施されている車両は以下の通りです。

※()内は出場日・目撃日を示しています。

・4両編成
A59編成(2024/3/11)
A25編成(2024/5/1)
A26編成(2024/6/4)
A27編成(2024/7/8)
A28編成(2024/9/2)
A31編成(2024/10/28)
A37編成(2024/12/4)

・6両編成
C8編成(2024/4/22)
C13編成(2024/8/7)
C17編成(2024/11/8)




【長野車】
長野総合車両センターの211系延命化工事は、同所で今年度計9編成が計画されてます。
12/8までに6編成(約66.7%)の改造工事が完了しています。
長野総合車両センターに所属している211系の内、延命化が実施されている車両は以下の通りです。

※()内は出場日・目撃日を示す。

・3両編成
N306編成(2024/3/11)
N337編成(2024/4/30)
N301編成(2024/6/13)
N312編成(2024/7/5)
N315編成(2024/8/10頃)
N320編成(2024/10/29)

・6両編成
なし

長野車は前回(11月16日時点)と比べて変化なし、高崎車は新たに1編成・A37編成がベンチレーター撤去、延命化工事の対象車両となりました。
高崎車は計画が10編成で現在9編成が施工済みのため、残り1編成になる見通しで、高崎車、長野車において、延命化工事の最終局面を迎えている状況といえそうです。

ただ、長野車については、N320編成以来の延命工事が施工されておらず、進捗状況に変化なく鈍い点、解体作業や他車両の改造など様々な要因が関係しているのか、詳細が気になる所です。



▲長野総合車両センター2024年度の改造計画については上記から



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