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東京メトロ半蔵門線08系のB修工事(大規模改修工事)について再来年度の2025年度から順次開始されることが業界誌の「R&m」10月号で言及されました。

【デビューから約20年】
東京メトロでは、営団地下鉄時代より20年程度経過(実際は24年程度?)した車両において、『内装の取り替え・電気機器の更新』とよばれるB修工事(大規模改修工事)が実施されています。2002年に登場した08系はB修工事の改修時期に合致しています。


・08系更新内容(一部)
2023年10月2日更新の最新版のEPA調達情報(政府調達)の資料によれば、08系の大規模工事の内容について一部ですが公表されています。

主電動機・制御装置の更新
主電動機・・・全密閉自然冷却方式同期電動機
制御装置・・・VVVFインバータ方式(主回路素子:フルSiC素子モジュール)
TIS(車両制御情報管理装置) の搭載
補助電源装置の更新
冷房装置の更新
補助電機装置の更新
脱線検知装置の搭載
などが公表されています。
また、別途半蔵門線08系6編成に対してATP車上無線装置が調達される予定です。
内装等のリニューアル改造については、別途公表があるかもしれません。

2023年度~2025年度 東京地下鉄株式会社における鉄道関係物品の主な政府調達(一般競争入札)予定について(東京メトロ)

東急田園都市線や東武線など広範囲で活躍する東京メトロ車。18000系の導入よって置き換えの対象外となっている08系。
08系のリニューアル後の内装・外装などの発表が待ち遠しいところです。