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東武鉄道は30日、2025年度に総額498億円もの設備投資を実施していく方針を発表しました。
設備投資計画では、東武野田線(アーバンパークライン)60000系のリニューアルや、80000系の増備をしていくほか、東上線の新型車両90000系の製作、ホームドア整備などが盛り込まれました。

【東武野田線60000系リニューアルへ】
今年度、60000系5編成を対象にリニューアル工事が実施されることが明らかになりました。
リニューアル工事の内容としては、①60000系4号車に「たのしーと」設置(ただ、80000系とは設置場所が海側・山側で逆)、②LCDの変更(LCD2画面化・千鳥配置で設置)の他、鉄道コムのニュース記事においては、③運転台の仕様を80000系と統一、④ワンマン運転用のカメラを車両側面に設置、⑤補助電源装置(SIV)を更新していく方針です。





60000系リニューアル改造については、既に61601Fが昨年12月頃に近畿車輛に入場、61602Fについても
津覇車輌工業館林工場に入場し、改造とみられる動きが確認されています。


【東武野田線80000系今年度も増備】
東武アーバンパークライン(東武野田線)に導入されている、新型車両80000系については今年度に4
編成を増備する計画です。既に5編成(81501F~81505F)が登場済みのため、25年度は81506Fから登場する見通しです。
なお、複数の商業誌によれば、80000系に一部60000系中間車を改造し組み込んだ車両が導入されることが発表済みですがこの車両については「80050型」となる見通しです。
今年度の導入計画と照らし合わせると、80000系完全新造車は2編成、残る2編成については改造車組み込みの80050型が導入されることが推測されます。


【東武東上線90000系】
東武東上線に「2026年」にも導入される予定の新型車両90000系は今年度2編成が製作される見通しです。
乗り物ニュースが東武鉄道へ行った取材記事によると、新型車両90000系の製造元は、50000系や60000系、N100系スペーシアXなどを手掛けた「日立製作所」となる見通しであることが明らかになっています。


車両関連はこの他にも、東武スカイツリーライン、東武アーバンパークライン、東上線を含む68編成を対象に車内防犯カメラが設置される予定である他、検測・モニタリング装置の製作、線路保守用車両の更新などが盛り込まれました。



【可動式ホーム柵整備】
ホーム柵(可動式)整備駅:4駅
東武スカイツリーライン:西新井駅(4・5番線)
東武東上線:東武練馬駅、新赤塚駅、成増駅

ホーム柵(可動式)工事実施駅:5駅
東武スカイツリーライン:西新井駅(3・6番線)
東武アーバンパークライン:高柳駅、新鎌ケ谷駅
東上線: ふじみ野駅・上福岡駅


【固定式ホーム柵およびホーム監視装置】
ホーム柵(固定式)整備駅:6駅
東武アーバンパークライン:北大宮駅、南桜井駅、川間駅、清水公園駅、豊四季駅、新船橋駅

ホーム柵(固定式)工事実施駅:2駅
東武アーバンパークライン:大宮公園駅、愛宕駅

施設面に関しては、春日部駅付近の東武スカイツリーライン下り線を東側に移設、佐野線佐野駅・宇都宮線おもちゃのまち駅における「発車案内表示器の新設」、亀戸線小村井駅・東あずま駅・亀戸水神駅と大師線西新井駅・第四駅における「列車接近表示器の新設」、駅トイレリニューアルやQR乗車券導入に向けたシステム構築工事などが盛り込まれました。


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