JR東日本では、既に公開されている労組資料(以下:「同資料」)において、常磐線土浦~水戸間と、いわき~原ノ町間において「中編成ワンマン運転」の拡大が検討されていることが明らかになりました。
今記事では、検討されている情報について触れていきたいと思います。

【「中編成ワンマン運転」導入拡大検討】
「中編成ワンマン運転」(3両~6両程度の車両)導入の拡大が検討されている区間・列車は、常磐線土浦~水戸間、いわき~原ノ町のE531系5両編成 営業列車全列車が対象となっています。


・導入は2023年度末を想定
「中編成ワンマン運転」の導入時期は2023年度末頃を検討しています。
同資料に貼付されている表の車両改造欄では、3月欄の途中に「(~)実施」の文言が見られることからも、毎年3月中頃に実施される「ダイヤ改正」で施行される可能性があります。

「ワンマン運転」実施に伴う乗務員訓練については、関係箇所で2023年10月から実施される予定で、実車を用いた訓練は、原則として営業列車が使用されることが検討されています。


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  • ☆編成番号・・・ワンマン運転準備工事施工済み
  • 編成番号・・・SIV(静止型インバータ)が3000番台と同一のものに交換された車両。
  • 編成番号または編成番号・・・SIV・静止型インバータが3000番台に準じたものに交換された車両で、且つ投稿日時点で総合車両センターに入場中の車両。
  • 編成番号・・・機器更新が完了している車両。※一部更新は除く。
  • (自)・・・自走で回送された車両(入出場)。
  • 空欄は改造未施工の車両。(み)
  • 自走で回送された場合(自)を除き、全てEF81形による配給輸送が実施されています。配給輸送が複数日に及ぶ場合、発車日と終着日を記しています(再度確認しておりますが、修正点等ございましたら、専用ホームにてお申し付けください。)
勝田車両センターに所属しているE531系0番台・付属編成(5両)の全33編成の内、27編成(全体の約82%)が改造工事を終えています。
残る6編成の未改造車両(準備工事含む)についても全編成の施工が言及されています。



[表2]3000番台(5両)「ワンマン運転」対応改造工事施工状況(2023/4/20)
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  • (自)・・・自走で回送された車両(入出場)
  • (再度確認しておりますが、修正点等ございましたら、専用ホームにてお申し付けください。)

勝田車両センターに所属しているE531系3000番台・付属編成(5両)の全7編成の内、7編成(全体100%)が改造工事を終えています。

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