
小田急電鉄は5月13日、2025年度の設備投資計画の概要を発表しました。5000形10両×1編成新造、3000形リニューアルなどが触れられました。
【5000形新造へ】
今年度は新5000形について、10両×1編成が新造される見通しです。
5000形新造は、5064×10(5064F)以来となり、5065×10(5065F)が登場となる見通しです。
【3000形リニューアル】
2022年度から継続している「3000形」リニューアルについて、今年度は、6両2編成を対象にリニューアル工事が施工される見通しです。
【ホームドア設置駅】
今年度は以下の駅にホームドアが整備される計画です。
豪徳寺駅、千歳船橋駅、祖師ヶ谷大蔵駅、喜多見駅、狛江駅
この他、犯罪の抑止や事件の早期解決等を目的として、特急・通勤車両に防犯カメラの設置が推進されています。
今年度は通勤車両19編成※への搭載を予定しており、今年度の設置工事完了を目指す方針です。
(※前述の5000形1編成新造分・3000形2編成リニューアル予定分含む)
今年度の設備投資計画では、車両新造・リニューアル改造についても規模感が縮小傾向にありますが、2024年度に豪雨で盛土のり面が崩壊した東海大学前~秦野駅間の当該箇所では補強工事を含む、鉄道施設の耐震補強工事等で投資の規模が高まった可能性もありそうです。
効率的なメンテナンス手法(CBM)の推進に向け、一部の5000形に搭載したモニタリング装置のシステム構築を行うとともに、全線でのモニタリングを開始して測定状況を確認するなど、いよいよ本運用に向けた検証を実施する見通しで、クヤ31形を用いたクヤ検測もどう推移するのか気になります。
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