16日、JR西日本の城端線・氷見線再構築会議が開催され、令和10年度末頃(2028年度末頃)を目標に最新の蓄電池を搭載した「新型ハイブリッド気動車」の車両デザインが発表されました。

(城端線・氷見線の新型ハイブリッド気動車エクステリアデザイン@プレスリリース)
車両は3扉・2両固定編成で、デザインコンセプトとして『「伝統×未来、海×山、東西×南北、日常×観光」がデザインされた「KASANE」が採用されています。
車体は全体的に丸みを帯び、深緑と青色のグラデーションがアクセントとなっています。
新型ハイブリッド気動車のデザイナーの鈴木啓太氏については、『相模鉄道のデザインブランドアッププロジェクトをはじめ、インダ ストリアルデザインだけでなく豊富な実績を有している。 また、城端線・氷見線の再構築事業の趣旨を十分理解し、作業チームの様々な意見にも真摯に対応いただいた。更なる城端線・氷見線の価値向上、ブランド構築に 共に取り組むパートナーとしてふさわしく、また今後の活躍が期待できるデザイナーである。』と総評しています。
過去の会議において、新型車両のタイプについて当初は「電気式気動車」を推す意見が多数出たと明らかになっていましたが(→関連記事)、メーカーによる新型蓄電池の開発が進み、JR西日本は、城端線・氷見線の新型車両に実装できる目途が立ったとして、新たに「新型ハイブリッド気動車」の案を追加となった模様です。
『沿線の市長からは「新型ハイブリッド気動車」を導入した場合に、乗り心地や降雪時の走行に問題がないかなどの質問が出され、車両の発注を担当するJR西日本の担当者がいずれも問題はないと返答があった』と同記事で言及されました。ディーゼルエンジン・発電機に加え、新たに開発された蓄電池を搭載する模様です。

(城端線・氷見線の新型ハイブリッド気動車インテリアデザイン@プレスリリース)
座席はあいの風とやま鉄道で採用例のある「セミクロスシート」が採用される見通しです。
車内の電光掲示板は千鳥配置で、JR西日本標準電車の様な号車表示が確認できます。
内装については、更に『明るい室内空間に天井、床に木目を活用して温かみを演出、沿線の車窓 から望める豊かな緑を基調とした座席。内と外との一 感を創出している。』と言及されています。
なお、車両デザインは今年度中にも決定する方針ですが、今年12月18日開催された「第5回城端線・氷見線再構築検討会」の複数の関連資料によると、『車両前面にオリジナルデザインを取り入れるなど、デザインを工夫することにより、利用者が路線に愛着が持てる「乗りたくなる路線」を目指す。』『34両(現車両24両を新型車両に置き換え、車両前面オリジナルデザイン)』との記述が確認できます。
JR東海HC85系、JR四国などが導入を目指す新型ハイブリッド気動車などの丸みを帯びた車両と同種で、新たバリエーションが増えるとなると撮影に期待できそうです。

【鉄道情報】
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(城端線・氷見線の新型ハイブリッド気動車エクステリアデザイン@プレスリリース)
車両は3扉・2両固定編成で、デザインコンセプトとして『「伝統×未来、海×山、東西×南北、日常×観光」がデザインされた「KASANE」が採用されています。
車体は全体的に丸みを帯び、深緑と青色のグラデーションがアクセントとなっています。
新型ハイブリッド気動車のデザイナーの鈴木啓太氏については、『相模鉄道のデザインブランドアッププロジェクトをはじめ、インダ ストリアルデザインだけでなく豊富な実績を有している。 また、城端線・氷見線の再構築事業の趣旨を十分理解し、作業チームの様々な意見にも真摯に対応いただいた。更なる城端線・氷見線の価値向上、ブランド構築に 共に取り組むパートナーとしてふさわしく、また今後の活躍が期待できるデザイナーである。』と総評しています。
過去の会議において、新型車両のタイプについて当初は「電気式気動車」を推す意見が多数出たと明らかになっていましたが(→関連記事)、メーカーによる新型蓄電池の開発が進み、JR西日本は、城端線・氷見線の新型車両に実装できる目途が立ったとして、新たに「新型ハイブリッド気動車」の案を追加となった模様です。
『沿線の市長からは「新型ハイブリッド気動車」を導入した場合に、乗り心地や降雪時の走行に問題がないかなどの質問が出され、車両の発注を担当するJR西日本の担当者がいずれも問題はないと返答があった』と同記事で言及されました。ディーゼルエンジン・発電機に加え、新たに開発された蓄電池を搭載する模様です。

(城端線・氷見線の新型ハイブリッド気動車インテリアデザイン@プレスリリース)
座席はあいの風とやま鉄道で採用例のある「セミクロスシート」が採用される見通しです。
車内の電光掲示板は千鳥配置で、JR西日本標準電車の様な号車表示が確認できます。
内装については、更に『明るい室内空間に天井、床に木目を活用して温かみを演出、沿線の車窓 から望める豊かな緑を基調とした座席。内と外との一 感を創出している。』と言及されています。
なお、車両デザインは今年度中にも決定する方針ですが、今年12月18日開催された「第5回城端線・氷見線再構築検討会」の複数の関連資料によると、『車両前面にオリジナルデザインを取り入れるなど、デザインを工夫することにより、利用者が路線に愛着が持てる「乗りたくなる路線」を目指す。』『34両(現車両24両を新型車両に置き換え、車両前面オリジナルデザイン)』との記述が確認できます。
JR東海HC85系、JR四国などが導入を目指す新型ハイブリッド気動車などの丸みを帯びた車両と同種で、新たバリエーションが増えるとなると撮影に期待できそうです。

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