
日本経済新聞の記事によると、南海電鉄の代表取締役会長兼CEOへの取材で、大阪・なんばと関西国際空港を結ぶ、南海電鉄の特急ラピート(50000系)について、2031年を目途にも刷新を図る方針を明らかにしました。
車両については、JR西日本大阪駅(うめきたエリア)と、JR難波駅及び南海本線の新今宮駅をつなぐ新たな鉄道路線として開発を進めている、①「なにわ筋線」開業(2031年春頃)に合わせ導入、②『高級シートを設ける』などと言及されています。
また、『現在の車両は「鉄仮面」と呼ばれる先頭車両の形状で親しまれています。ただ、その形状が響いて2031年にJR西日本と開業を計画する「なにわ筋線」の一部区間を走行できないこともあり、刷新を決めました。』『車両の全面改良』と言及されており、現在の車両から新型車両への導入・代替などが示唆された形です。
現在、国土交通省が定めた鉄道に関する技術上の基準を定める省令(以下「技術基準省令」と略)の解釈基準に定める火災対策を施した車両の製造などが規定されています。
技術基準省令第七十五条 第二項によると、『施設の状況により非常時に側面から避難できない区間を走行する列車は、その最前部となる車両の前端及び最後部となる車両の後端(最前部が機関車である列車にあっては、車両の最後部となる後端)から確実に避難することができるものでなければならない』(技術基準省令 第七十五条 第二項・貫通口及び貫通路の構造の規定より引用・出典欄参照)としています。
地下鉄に直通する特急形車両として、首都圏エリアでは東京メトロに直通する小田急ロマンスカー60000系「MSE」や、成田空港~押上を結ぶ京成電鉄の次期特急車両などが挙げられます。
ところで、現行の50000系には、「レギュラーシート」「スーパーシート」車が設定されていますが、導入が検討されている「高級シート」がJRの「グリーン車」以上であるJR東日本の「プレミアムグリーン車」のような座席が設定されるか気になります。
現在のラピート車両である50000系は、1994年の関西国際空港の開港と共に旧東急車輛製造(現:総合車両製作所)で36両が製造されました。刷新が図られる見込みの2031年頃には初期に製造された車両については製造から37年を迎える見込みです。
昨年4月に公表された「NANKAIグループ中期経営計画 2025ー2027」では、2027年度末頃から「特急サザンを新型車両に更新」という記載がありました。
今回、ラピート車両についても今後新車導入の可能性が報じられてきており、従来車の処遇はどうなるのかなどは、まだ具体的には言及されていませんので、今後は続報に注目が集まりそうです。
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【出典・引用元など】
・記事出典
南海電鉄の特急ラピート、31年にも初の刷新 JR西と大阪駅―関空直通(日本経済新聞)
・関連法令の引用元
e-gov法令検索サイト「平成十三年国土交通省令第百五十一号鉄道に関する技術上の基準を定める省令」・https://laws.e-gov.go.jp/law/413M60000800151
(現行:鉄道に関する技術上の基準を定める省令の一部を改正する省令[令和七年国土交通省令第二十二号] 令和7年4月1日施行)より、2026年1月27日閲覧。
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